キャバクラの黒服の業務とは?どんな仕事内容なのか
2022/05/14
キャバクラには黒服と呼ばれる職種があります。
ナイト業界に詳しくない人は、黒服と聞いても
- どの従業員を指すのか
- 仕事内容は何なのか
ピンとこないかもしれませんね。
そのような求人を見ても、給与条件が良いため逆に
業務がよほど辛いのではないか?こんなに稼げるのは怪しい
と警戒してしまう人もいるでしょう。
実はキャバクラの黒服は、高収入が稼げる上にメリットが多い仕事です。
詳しく説明すると同時に、気になる給料についてもご紹介します。
黒服の定義
そもそも「黒服」というのはどの職種・ポジションを指すのでしょう?
黒服とは、ボーイと呼ばれるスタッフのことです。
これに、マネージャー、店長を加え、キャバ嬢以外のスタッフはほぼ全て黒服になりますね。
キャバクラの主役は、お客様を直接接待するキャバ嬢(キャスト)です。
ですが、脇役として黒服がいるからこそ、キャバクラは営業できます。
黒服の仕事内容は?
キャバクラの黒服は大きく分けると
- ウエイター(ボーイとも呼ばれる)
- マネージャー
- 店長
に分けることができるでしょう。
それぞれの仕事内容を説明します。
ウェイター
入店した一般スタッフはまずこの業務から始めます。
仕事内容は
・買い出し
・店内外の掃除
・開店準備
・ホール業務(正にウエイター業務ですね)
・キッチンの手伝い
が主なものです。
ボーイの仕事内容で辛いと言われるのは、酔っ払ったお客様への対応や、暑い日や寒い日に店頭に立つことでしょうか。
マネージャー
マネージャーに昇格すると、ウエイターの業務とは異なり、キャストと呼ばれるキャバ嬢のマネジメントが仕事内容のメインとなります。
新しく入店してきた女性に研修を行ったり、キャスト女性達が指名を取れるようアドバイスしたりするのもマネージャーの仕事内容です。
もちろん営業中は、ボーイ同様に、ホール業務もします。
マネージャーの仕事で辛いと言われるのは、キャストの中にいる気の強い女性や癖のある女性の管理、お客様からのクレーム対応でしょう。
そのため、マネージャーになる黒服は、ある程度この業界の経験があり対人能力が高いことが求められます。
店長
店長はお店の責任者となり、キャスト女性や黒服をまとめる立場です。
最も大切な業務は、売上を上げることです。
企画したり、店全体の方針を決めたりするのは店長で、店長の指示を受けたマネージャーがボーイやキャストに業務連絡します。
店長の仕事内容で辛いことと言えば、やはり売上が上がらなかったり、大量にキャストやボーイが辞めた場合でしょう。
全ての責任を負う立場なので、成功した時のメリットも大きい反面、プレッシャーがあります。
黒服はやりがいと高収入と実力主義が特徴
ここまで読んで、キャバクラの黒服の仕事内容と昇進が何となくイメージできたのではないでしょうか。
黒服は、夜だしなまじ高収入だし辛いというイメージで語られがちですが、実は非常にメリットが多い職業なのです。
黒服はやりがいがある仕事
キャバクラといえば華やかなキャバ嬢ばかりがクローズアップされがちですが、キャバ嬢が実力を発揮できるかどうかは、黒服にかかっています。
繁盛しているキャバクラの黒服がダメダメ揃いということは、まずありません。
また普段会えないような地位のお客様と接することも多く、色々な人間模様を見ることができます。
キャバクラなどのナイト産業は、究極のサービス業で、人間の本質が見え、大きなお金が動くので、非常に勉強になります。
キャバクラの黒服として本気で働く3年間は、一般社会の5年、7年、10年にも匹敵する経験値を与えてくれるでしょう。
仕事をするならやりがいのある仕事がしたいと考えている人には、ぴったりなのです。
収入もいい
もうこれは皆が知っていることだと思いますが、水商売にしろ、風俗にしろ、やはりナイトワークは給料が高いです。
働く一番の理由は収入を得ることですから、やはり給料が高いことは魅力です。
高収入が得られれば、それもやりがいに繋がります。
若くても実力次第で上がっていける仕事
またキャバクラの黒服は、一般企業のように
- 大卒でないと管理職になれない
- 学歴で給料が異なる
- 年功序列
- 派閥
といった、本来の実力と関係ないフィルターがありません。
採用に関しても、昇進に関しても、見られるのは仕事内容=実力のみです。
そのため、若くても、高校中退(中卒)でも、前職が何であろうと関係なく、先に働いていた先輩すらどんどん追い越してのし上がっていくことが可能です。
今の日本
長い順番待ち
昇進・昇給自体がほぼない
そんな仕事が増えています。
これでは最初から先が見えているのですから、希望もモチベーションも持てません。
そんな憂鬱な毎日を仕事にしたいですか?
黒服の給料設定
キャバクラの黒服は給料が高いと先ほどから言っていますが、具体的にいくら稼げるのかが知りたいですよね。
もちろん
- お店
- 役職
- 雇用形態
などによって、幅があります。
ですが相場をお話するなら、次のようになります。
①アルバイトのボーイ
1200円前後~
ウエイターのように一般ボーイであれば、アルバイトとして勤務することが可能です。
中には他の仕事と掛け持ちしたり、スクールに通いながら夜はキャバクラで黒服として働いている男性もいます。
②正社員店舗スタッフ
月給30万円~
同じボーイでも、正社員として働く場合は、月給が30万円前後の場合が多いです。
今のご時世、月給30万円以上というのは、決して悪くない待遇です。
③幹部・店長候補
35~50万円
15万円も差があるの?
と驚いた人もいるかもしれませんが、幹部・店長候補の場合、基本給+歩合が給料になります。
そしてこの歩合の%率や元になる売上額で、大きく給料が変わってくることになるのです。
この歩合ルールはお店によって異なります。
担当キャバ嬢の売上の30%もあれば、お店の売上の10%、エリア相場など、様々ですが一つはっきりしているのは
繁盛している店なら、自然にこの歩合額が大きくなる
ということです。
当たり前ですよね。
だからとにかく繁盛店を選ぶことが大事です。
まとめ
男性向け高収入求人の1つであるキャバクラの黒服
つまり男性スタッフのことですが、未経験者はまずウエイターまたはボーイと呼ばれる仕事内容から始めることになります。
辛いという印象があるかもしれませんが、実際には
- やりがいがある
- 高収入が望める
- 実力主義である
ことから、メリットの多い仕事としておすすめです。
それらのメリットを最大限に享受するためには、繁盛している将来性あるお店を選ぶようにしましょう。