週休2日?有休?風俗の店舗スタッフはちゃんと休みが取れるのか解説します!

   

週休2日?有休?風俗の店舗スタッフはちゃんと休みが取れるのか解説します!高収入といわれている風俗業界。しかし、高収入である反面、ブラックで休みなんか取れないんじゃ?と不安に思う方、いませんか?

一般企業から風俗業界に転職する場合、それまで当たり前にあった「有給休暇」が風俗業界にもあるのか?と気になっている新人スタッフや求職者も多いでしょう。

だいぶクリーンでホワイトな業界になってきた風俗業界。一般企業にはあって当たり前な「完全週休2日制」や「有給休暇」などがきちんと整備されているのか、解説していきたいと思います。

風俗の店舗スタッフってちゃんと休める?

風俗の店舗スタッフってちゃんと休める?

風俗業界は採用の幅が広く、高採用率・高収入のイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。そして、それと同じくらい「ブラックな業界」というイメージもまだまだ強く残っています。

たとえ高収入でも【残業が多く長時間労働になりがち・公休が取れない・有給休暇もない】という状態では、稼いだお金を使う暇さえありません。

 

「友達とワイワイ出かけたり、飲みに行ったりして、次の日はゆっくり身体を休めたい」なんて考えている男性にとって、しっかり休めないのは大問題ですね。

また、働き始めたものの、いったい有給はいつどうやって取ればいいのかわからないという新入スタッフも多く、くわえて新人スタッフの間はなかなか有給や休みについて言い出せないものです。

役職によってシフトって変わるの?

役職によってシフトって変わるの?

1年365日、夜や深夜にも営業しているお店が多い風俗店では、スタッフの出勤はシフト制になっている場合がほとんど。

基本的に店舗スタッフは、お店の営業時間に合わせたシフト出勤になることが多いですが、お店によっては開店準備や締め作業などが入る場合もあります。

役職によって勤務シフトが異なるのかと疑問に思う人も少なくありませんが、同じ職種なのに役職で勤務シフトが変わるということは基本的にはないお店が多いです。

ただし、役職が上がっていくと、その分経験も責任も上がっていくため、【忙しい時間帯(自然とトラブルも増える)・他のスタッフが何らかの理由で出勤できないとき】は当たり前にシフトを役職が上の人間が埋めることになってしまいます。

週休2日制と完全週休2日制ってどう違うの?

「週休二日制」と「完全週休2日制」、この似ているようで全く違う、この2つの違いは求人を見る際に気をつけなければならないポイントです。

多くの人が「週休2日」と聞いてイメージするのは、実際には【完全週休2日制】の方です。毎週必ず休日が2日あることを指します。これが、【週休2日制】と記載されている場合は「週休2日の週もある」という意味になるため、今週は1日休みで来週は2日休みという場合でも【週休2日】という記載になります。

 

ここをきちんと確認しておかないと、働き出してから「騙された!」「話と違う!」なんてことになってしまいますよ。

風俗業界でも、完全週休2日制のお店や、週休1日もしくは完全週休2日を選べるお店も増えてきています。

しかし、1年など長いスパンで見れば、月に8〜9日休むことができていて、繁忙期や人手不足な時期はなかなか休みが取れないということもめずらしくないため、週休2日制のお店が多くなっています。

有休ってとれる?

有休ってとれる?

有休は労働者の権利ですので、風俗業界にももちろん有給休暇制度はあります。

ただ一部例外もあり、雇用形態が「社員」ではなく、「個人事業主への委託」いわゆる業務委託という形になっている場合は、会社からの有休は与えられません。

また、有給休暇制度を取り入れている風俗会社でも、入店から半年は有休が発生せず、半年が経過後、年次に応じた日数の有休が発生するという場合もあります。

勤怠の良さも条件となっていることが多く、一般企業では勤務予定日のうち最低80%以上の出勤が条件となっている会社も多いです。風俗での有給日数は、少ない場合は3日、多ければ10日というのがよくあるパターンです。

イマドキの風俗店は、当たり前ですが法律を守って経営されているので、下手なブラック企業よりよほど働きやすくなっていますが、やはりサービス業・接客業の常として、有給取得には多少の制限があることもあります

大体の風俗店はギリギリの人数のスタッフしかいないことが多く、1人以上の有休同時取得は難しく、誰かが有休を取る場合、他のスタッフが早出したりして人手不足の穴を調整することもめずらしくありません。そのため、事前申請は必須で、忙しいと分かりきっている時期などの有休は受理されないというケースも多く、何日も連続で有休を取得することは、あまり歓迎されないということもあります。

 

とはいえ実際の現場では、年始やお盆の後くらいに、交代で3日程度の有休を取り、家族サービスや規制をしたり、旅行を楽しんでいる風俗社員も多数おり、お互いのすり合わせさえできれば、持ちつ持たれつということも多いですね。

有休の取り方自体は、店長などに前もって口頭で希望を伝えるだけだったり、有給休暇申請書のような書類がある場合は記入して提出するだけと簡単なことがほとんど。有休がなかったり、短いという場合でも、冬季休暇や夏季休暇を交代で取ったり、慶弔時には慶弔休暇などは取得できます

業務が忙しく有休が取れなかった場合、一般企業では翌年に持ち越すことができる会社もあるようですが、風俗業界はまだ有休自体が完全に浸透していないため、確実に繰り越すことは難しいと言わざるを得ません。

有給休暇を用意しているような大手優良店であれば、スタッフの数も多いので交代で休める事が多く、反対に小規模なお店では休みにくい環境である反面融通が効くので、制度がなくても臨機応変な対応を受けられるケースも少なくありません。

風俗業界は、一般企業に比べても、年功序列や過度な上下関係がなく、「言いたいことを言える」職場環境だと言えます。有休や休暇を取りたいときは、遠慮なく店の責任者(店長など)に声をかけるのがおすすめです。

日々忙しく働く中で、有給取得を勧めたり、取得方法を説明する時間がなかっただけで、使用を咎められるようなことはまずありません。仮に有給制度があるにも関わらず、消化率・取得率が0に等しいなど、無言の圧力があるようなお店なら、転職を考えたほうが良いでしょう。

風通しが良いことは、年次にとらわれずどんどん昇進・昇給していくために大切なことです。

病欠したときはどうなるの?

病欠したときはどうなるの?

病欠については、有休がある場合には有休にしてくれる風俗店も多いですが、あまりに勤怠管理が悪くしょっちゅう欠勤していたりすれば話は別です。

お店によっては、経営者や管理職の考えで、前もって申請した有休以外は有休と認めないという場合も珍しくありません。

しょっちゅう休む、遅刻するなど、勤怠に問題があるわけでもないのにペナルティがあるような風俗店は、いわゆるブラックなお店であることも多いです。

残念ながらごく一部、そのような悪質店もあるようなので、転職時にはしっかり情報収集をし、確認することが大事です。

まとめ

かなりクリーンでホワイトになってきた風俗業界。どんどん働きやすい環境になっていっていることは間違いありません。今回は風俗業界への就職を考えている方にとっては、かなり気になる「休み」について解説させていただきました。

深夜や早朝、お店によっては24時間営業など、サービス業である風俗業界はシフト制勤務のことが多く【完全週休2日制】をとっているお店はまだまだ少数派かもしれません。しかし、様々な年齢や経歴、バックグラウンドの人が集まる風俗業界では、年功序列という概念はあまりありません。

そのため意外とお休みなども融通を効かせてもらいやすいというメリットもあります。

お店選びの際には、そういったことも踏まえて、自分に合うお店を選んでみてください。

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この記事を書いた人

しらたま
しらたま
キャストやスタッフとして約10年ほど風俗業界で様々な業種を経験し、引退後も趣味で色んな風俗業界について勉強中!最近では麻雀(勉強中)とコーヒーが欠かせない。