AV業界で働くって、実際どうなの?
2023/10/13
AV業界というと、「女優さんと関わることができるかも!」「現場で生で見ることができる!」など夢とエロの詰まった仕事なので、興味がある人も少なくないと思います。
さらに、AV業界やアダルトな業界は「高収入」というイメージもあるので、楽しめて給料もいいならと応募してくる男性も多いようです。
しかし、実際AV業界ってどうなの?と思う人も少なくないはず。
そこで今回は、AV業界の仕事について紹介します!
AV業界で働きたい!
AV業界で働いてみたい!でも…どんな業界?
このようにAVを初めとしたアダルトコンテンツは身近なものでありながら、仕事としてはいまいちどのような業界なのか想像がつかない部分もあると思います。
まずは、AV業界がどんな業界なのか見ていきましょう。
日本を支えるアダルト業界
2016年の調査によると、日本のアダルト業界は46兆円の市場規模を誇る巨大産業です。
そしてAVは、ネット配信などを含めると年間3万5000本が制作されていると言われています。
人間の3大欲求のひとつを支える産業ですので、もはや生活に密着した産業のひとつであるとも言えますよね。
近年ではアダルト関連の会社で、アダルト以外の飲食店や風俗店、慈善事業を手がける会社も増えています。
今後ますます市場規模を拡大させ、成長企業が増える業界と言えるでしょう。
学歴や経歴より、やる気と結果
仕事を探す上でAVの業界にチラッとでも興味を持ったことのある人も多いのではないでしょうか?
アダルト業界は経験・学歴不問、高収入の求人も多く存在しているので、「AVの現場で働けて給料もいいなら」と応募してくる男性も実際にいるようです。
学歴不問、未経験歓迎の求人情報からも、AV業界で働く人材に必要とされているのは、学歴やこれまでの経験よりも「働く意欲」や「仕事の結果」、「忍耐強さ」であることが窺えますね。
では実際どんな仕事があるのか見ていきましょう。
AV業界ではどんな仕事がある?
AV業界に携わる会社は大きく分けて「プロダクション系」「メーカー系」「販売系」の3つです。
ひとつずつ見ていきましょう!
プロダクション系
女優さんが所属する事務所への就職です。
こちらはマネージャーの求人が主になります。
マネージメント職は、女優さんの売り込み営業や、スケジュール管理や現場同行、ギャラ交渉やメンタルケアまで、女優さんを総合的にサポートするお仕事です。
人気のある花形の仕事で、担当する女優さんが人気になることで自分が評価されるなど、やりがいの大きい仕事と言えます。
ただし撮影は朝早くに集合し、深夜まで続くことも少なくないそうなので、不規則で体力勝負な仕事です。
また、担当した女優さんのメンタルケアや売り込みなども行うので、人間としての地力が求められそうです。
マネージメント以外にも、事務やデザインなどの求人も行われています。
メーカー系
AV作品やアダルトグッズを手がけるのがメーカー。
主な求人は、制作スタッフと呼ばれる現場の第一線で活躍する監督やADなどです。
AVの監督はヒットメーカーになると年中が1000万を超える夢のある仕事だったりします・・・!
とはいえ初めのうちは撮影にかかる準備やかたづけあやロケハンなどの雑務から始まり、少しずつキャリアを積んでいく形になるでしょう。
そして小さいメーカーだと、監督自身が周辺業務を兼任することも少なくないです。
メーカーでの制作スタッフは、編集マンやカメラマン、デザイナーなどクリエイティブな仕事がたくさんあります。
プロダクションと同じく不規則で体力勝負で、特にメーカーは体育会系気質とも言われていますが、常に現場で活躍できるのが魅力の仕事ですね。
販売系
AVやアダルトグッズを販売する店舗やサイトの運営の求人もあります。
プロダクションやメーカーとは違い、女優さんや現場との関わりがほとんどない代わりに一般的な企業と同じような勤務形態でワークライフバランスが保たれることが特徴です。
近年ネット販売が主流になったことで店舗数は減少傾向にありますが、現場より少し離れたところでアダルト業界に携われる職種になります。
AV業界ってコワイ業界?
ここまでAVに携われる仕事を紹介してきました。
しかし、AVに限らずアダルト業界はコワい人が運営してるんじゃ…というイメージがありますよね。
では、実際はどうなのでしょうか?
普通のサラリーマンになれる
現在では多くの会社が一般企業と変わらない携帯で運営されています。
その為、きちんと社員と雇用契約を結び、休みもある、福利厚生もある、言わば「普通のサラリーマン」になることができるのです。
意外にも「如何にも」なコワい人は少なく、その点は安心して働ける業界になってきていると考えて良いでしょう。
アダルト産業に向いてる人って?
超有名企業ソフト・オン・デマンドは入社時に親の同意書を求められるという話があります。
またアダルト関連の会社の退職理由を見ると少なからず「親や家族に後ろめたい気持ちがあった」という意見も見られます。
自分の仕事に誇りを持ち、偏見の目や心配をかけたとしても胸を張れる人がAV業界への適性がある人なのかもしれません。
AV業界でキャリアを築く
AV業界でキャリアを築くなら、まずはプロダクション関係が良いのではないでしょうか?
現場に赴いて業界を知ることができ、マルチタスクをこなす訓練にもなります。
また、アダルト業界から離れる場合でも一般的な社会人として役立つスキルを十分身につけることができるでしょう。
とはいえ、制作関係のカメラマンや編集マンになりたければはじめからメーカーで経験を積むことが必要だと思います。
自分が何をやりたいのかを見定めたら、まずは業界に触れて、少しづつやりたいことやポジションをさぐっていくのが良さそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
もっと業界について知りたい!と思った方は、近年はAV業界の裏側を描いた漫画やコンテンツが沢山出ているので見てみると良いかもしれません♪