風俗の店舗スタッフになるためには?面接の流れと必要な心構えをご紹介!
2024/11/01
風俗業界で働いてみたい、でも面接でなにを聞かれるかわからなくて不安、そんな人も多いでしょう。
逆に風俗の店舗スタッフの面接なんて楽勝、と考えている人もいるかもしれません。
しかし実際には、風俗業界の面接も、一般企業の面接とほとんど変わらないのが事実です。
具体的な面接の流れや、必要な心構え、採用に近づく受け答えなどをご紹介しますので、風俗業界に飛び込みたい人はぜひ参考にしてください。
風俗業界の面接は難しくない!
風俗業界で働こうと思ったら、風俗の店舗スタッフになるのが一番の近道と言えます。
そして風俗の店舗スタッフになるためには面接を受けなければならないのは、ほかのお仕事とまったく同じです。
しかし風俗の店舗スタッフとして採用されるのは難しいのではないか、と不安になる人もいるでしょう。
そこで実際に風俗業界の求人情報を見てみましょう。
「年齢不問」「未経験歓迎」「学歴・職歴不問」などの文言が並んでいる風俗店が、非常に多いと気付くはずです。
つまり風俗の店舗スタッフは、成人している18歳以上の若者から50代・60代の中高年まで、さらに風俗店での勤務経験がない他業種からの転職組も、門戸を広くして受け入れられていると言えます。
それではなぜ、風俗業界は年齢や経歴不問で、さまざまな人材を店舗スタッフとして受け入れているのでしょうか。
理由としては「風俗業界で働こうとする人間の母数が少ない」点と「人手不足」のふたつが考えられます。
まず風俗業界は、いまだに悪いイメージを持たれています。
「スタッフが怖くて厳しい」「労働環境が悪いブラックな業界」「反社とつながりがある」などのイメージですね。
これらのイメージから、実際に風俗業界で働こうとする人間の母数が少ないため、人材を確保するためには門戸を広くしなければならない事情があります。
そして風俗業界は、常に人手不足に悩まされている、と言っても過言ではありません。
ブラックとまでは言わなくても、風俗店のスタッフはかなり忙しいのは事実です。
接客やお店の清掃や備品の管理といった雑務だけでなく、予約管理や女の子の出勤管理などのパソコン仕事もあります。
さらに女の子の相談相手になったり、トラブルがあったら対応したりと、さまざまなジャンルの能力がスタッフには求められるのです。
そのため、いざ入社しても活躍しきれず、すぐに辞めてしまうケースが多くなり、人手不足が解消されません。
これらの事情から、風俗業界ではまず「来るものは拒まない」傾向があります。
やる気はもちろんですが、サービス業に求められる一般常識や、相手を不快にさせないようなコミュニケーション能力があれば、採用されやすいのです。
風俗業界の採用基準は、一般企業と比べるとそこまで高くない、と言えるでしょう。
とは言っても「風俗業界なら、誰でも採用される」と言えるほど、甘くはありません。
風俗業界で働きたいのであれば、しっかりと面接の流れを把握し、志望動機を考えるなど、しっかり準備をしておく必要がありますね。
風俗の店舗スタッフ面接の流れと必要な心構えとは?
風俗の店舗スタッフの面接を受ける際には、不安になる志望者も少なくありません。
「風俗業界の面接だから、特殊な質問をされるんじゃないだろうか」「面接官の態度が適当だったり、圧迫面接だったりしないだろうか」
こういった不安が、面接前に出てくるわけです。
しかしこのような不安は、抱く必要はありません。
実際のところ、風俗業界も「しっかり働いてくれる人材」の入社を求めていますし、組織としては一般企業となにひとつ変わる部分はないのです。
そのため面接も、一般企業との差はほとんどありません。
適当な面接や圧迫面接などをしてくる風俗店は、ほとんどないと考えて良いでしょう。
それでは実際に、風俗の店舗スタッフの面接がどのような流れでおこなわれるのか、ご紹介します。
挨拶・自己紹介
面接は、最初の挨拶・自己紹介の時点から始まっています。
まず面接官が来るまでは椅子に座って待ち、面接官が入室してきたら自分も立ち上がって挨拶をしましょう。
ときどき面接官が立っているのに、自分は座ったままで挨拶をしている人がいますが、これは社会人のマナーとしてNGですよ。
また挨拶後は、面接官に「おかけください」と言われるまでは、姿勢良く立っているようにしてください。
面接のスタートは、自己紹介からである場合がほとんどです。
自分の名前をフルネームで伝えるのは当然として、そのほかには「これまでの経歴」「前職でどのようなスキルを身に付けたか」などを話すのが、面接の自己紹介の王道でしょう。
またスキルのほかには「新しい環境に対応できる柔軟性がある」点をアピールするのがおすすめです。
とくに完全な異業種からの転職の場合は、風俗業界という新しい世界で働くわけですから、かなり重要なアピールになります。
面接官からの質問
挨拶・自己紹介が終わったら、まずは志望者に対して面接官からさまざまな質問がされます。
この面接官からの質問への受け答えが、一番緊張するという人も多いでしょう。
風俗業界の面接で聞かれることが多い質問としては「前職の入社理由・退職理由」があります。
実はこの質問には、不採用になりやすい落とし穴が存在しているのです。
それは「あまりにも正直に入社理由・退職理由を伝える」こと。
たとえば「友達に誘われた」「家から近かった」「なんとなく興味があった」ため入社した、との答えは、面接官に対して主体性のなさや、考え方の浅さを感じさせてしまいます。
退職理由として「上司と合わなかった」「給料が上がらなかった」「仕事がキツかった」などを挙げると、面接官は「入社してスタッフになっても、すぐに辞めてしまうのでは……」と思わせてしまうでしょう。
もちろんしっかりとした入社理由や退職理由があれば、そのまま伝えても問題はありません。
入社理由や退職理由がネガティブさを感じさせるものになってしまう場合は、前職の入社理由に関しては「自分を成長させるため」、退職理由は「もっと自分を評価してくれる場所で働きたかった」「新しい業界にチャレンジしてみたかった」など、ポジティブな理由に言い変えるようにすると良いでしょう。
志望動機
どのような面接でも、志望動機はほぼ間違いなく聞かれる項目のひとつです。
風俗などのナイトレジャー業界の場合、給料の高さに惹かれて面接を受ける人も多いですが、志望動機として正直に「お金のため」と答えることには、躊躇してしまう場合も多いでしょう。
ただし風俗業界への転職を希望する理由として、お金が大きな割合を占めるのは、面接官も承知しています。
そのため、正直に「お金を稼ぎたいため」と答えるのも、決してマイナスではありません。
とは言え、漠然と「お金がほしい」だけでなく、お金を稼ぎたい理由、目標や金額などがはっきりしていると、面接官により良い印象を与えられます。
「月に○○万円稼げるようになりたい」といったポジティブな目標は、やる気の表れと考えてもらえるでしょう。
また「将来○○をしたいので、○年後までに○○万円貯めたい」など、なぜお金を稼ぎたいのか、明確な理由を話せる志望者も、面接官の印象に残りやすくなります。
お金以外では「接客やマネジメントのスキルを身に付けたい」といった、自分の成長に関する向上心を感じさせる志望動機も好印象です。
風俗業界は完全実力主義の世界のため、向上心があるアピールはかなり高評価となります。
将来的な独立に関しては、風俗業界では面接のときに話しても、とくにイヤな顔はされません。
独立心や向上心は、実力主義の風俗業界では高評価の対象となるためです。
ただし、あくまでも独立は将来の話として、それまでは店舗スタッフとして真面目に働くことをアピールしておきましょう。
面接官からの説明
風俗業界の面接では、面接官が業種や業界ルールについて、面接時に説明してくれることが多いです。
採用された場合の勤務時間や仕事内容、労働条件などの説明もしてくれます。
ここで注意すべきなのが、求人ページに掲載されていた労働条件と実際の労働条件が違わないか、という点です。
求人ページでは「週休完全2日・実労働時間8時間・初任給45万円」と書かれているのに、実際は「実労働時間12時間の場合は初任給45万円・週休1日」「週休完全2日・実労働時間8時間の場合は、初任給25万円」など、募集条件とかけ離れた条件を出される場合もあるため、注意してください。
質疑応答
面接官からの説明が終わったら、質疑応答となります。
面接の最後に「なにか質問はありますか?」と聞かれるのは、一般企業でも風俗業界でも同じですね。
「聞いたら失礼ではないか」「怒られないか」といった理由でなかなか質問できない人もいますが、面接で「聞いてはいけない質問」などはありません。
疑問点や不安点があったら、積極的に質問しておくべきでしょう。ただし、あまりにも常識に外れた質問はNGです。
面接官は、志望者がどのような質問をするか、その内容から「常識外れの度合い」や「感覚のズレの度合い」を見ています。
常識外れの質問をするような人は「一緒に働けない人」と思われ、不採用になる可能性が高いでしょう。
風俗の店舗スタッフ面接の質疑応答ではどのような質問をするべき?
面接では、質疑応答の時間をうまく使えば、自分のやる気を面接官にアピールできます。
しかし実際には、質疑応答でなにを聞けば良いのかわからない人も多いでしょう。
たとえば「効率良い仕事のために私物を持ち込むとき、持ち込める物や持ち込めない物はなにか?」といった質問があります。
こういった自分のスキルと絡めた質問ができれば、面接官にスキルの裏付けやモチベーションの高さを感じさせられるでしょう。
またフージョブで推奨したい質問として、次のふたつがあります。
「業務歩合は役職関係なく支給されるのか」と「昇給査定の基準はどうなっているのか」です。
業務歩合については、お店によってはある程度の役職にならないと支給されないため、確認しておくと良いでしょう。
昇給査定については、風俗業界では毎月昇給査定をおこなっているお店が多いのですが、その基準があいまいでいつまで経っても昇給できない、なんて事態を避けるため、確認するべきです。
どんな業務ができるようになると昇給するのか、店長までの昇進・昇給の基準などを、面接の時点で確認しておきましょう。
具体的な転職後のビジョンが見えてくるとともに、面接官に対してやる気やモチベーションの高さを伝える効果もありますよ。
まとめ
風俗の店舗スタッフの面接と聞くと、不安になったり楽勝だと舐めて考えたりする人もいます。
しかし風俗業界の面接も、一般企業の面接と大きく変わる部分はありません。
しっかりと面接の準備をして、真剣に自分が風俗業界でどのように働きたいのか、どのような目標を持っているのかを伝えるべきです。
風俗業界の門戸は広く開かれているため、準備をしておけば合格はけっして難しくないでしょう。