風俗の店舗スタッフの待遇とは?気になる労働環境や福利厚生をご紹介
2024/11/15
風俗の店舗スタッフは、高収入かつ実力次第で出世もできる、狙い目の就職・転職先です。
とくに現在の日本のように「頑張っても給料が上がらない」「生活費の捻出で精一杯で、貯金などができない」といった場合は、狙い目の業界と言えるでしょう。
しかし風俗業界に対して、悪いイメージがあるために就職や転職ができない、なんて人も数多くいるのは確かです。
そんな風俗業界に興味はあるけれど、なかなか最初の一歩が踏み出せない人のために、風俗の店舗スタッフの労働環境や福利厚生などの待遇面について、ご紹介します。
風俗の店舗スタッフの待遇には悪いイメージを持っている人が多い
風俗業界に対しては、働いている店舗スタッフについて「重労働で大変そう」「福利厚生なんて無視されていそう」といったイメージを持っている人も少なくありません。
これは「風俗=裏の世界」といったイメージがどうしても残っており、風俗業界はブラック企業に違いない、と考えてしまう人が多いためです。こういったイメージがあるため、風俗の店舗スタッフが高収入であっても、多くの人は実際に就職・転職するのに戸惑ってしまいます。
正社員として就職する・転職するならば、わざわざ労働環境が悪い職場や、福利厚生が充実していない職場を選びたくない、そう考えるのは当然のこと、と言えるでしょう。
そうなると「労働環境が悪そう」「福利厚生がなさそう」といったブラック・アングラなイメージがある風俗業界は、最初から選択肢にも入らない、となってしまうわけですね。
しかし風俗業界は、若くても高収入を得られますし、頑張れば頑張っただけ出世の道も開ける業界です。 実際の店舗スタッフの待遇、労働環境やどのような福利厚生があるのかを知らず、イメージだけで就職・転職の選択肢から外してしまうのは、あまりにももったいないとしか言えません。
現在の風俗業界では店舗スタッフの待遇は一般企業とほぼ変わらない!
実際に風俗業界で働いていた人から「風俗店の労働環境は最悪」という話を聞いた、なんて人もいるでしょう。
たしかにかつての風俗業界では、けっして労働環境が整えられていた、とは言えません。 違法な営業をする風俗店も存在していましたし、従業員にとってはブラック企業的な面があったのは間違いないでしょう。
しかし現在では風俗店に対する規制も厳しくなり、違法な営業や従業員に対するブラックな待遇をおこなえば、すぐに通報されて営業自体ができなくなってしまいます。
そのため風俗業界の健全化はハイスピードでおこなわれ、当然店舗スタッフの待遇も劇的に改善しています。
労働環境や福利厚生に関しては一般企業と同等レベル、むしろ下手な一般企業よりもホワイトな労働環境となってきている点を知っておきましょう。
「完全週休二日制」「夏季・冬季休暇アリ」「有給休暇アリ」……この程度の待遇は、風俗店にとってはもはや標準となっているのです。
風俗の店舗スタッフの待遇が改善されたのは優秀な人材を確保するため
風俗店の店舗スタッフの待遇が改善されたのは、規制が厳しくなったためだけではありません。 単純に、風俗店が「優秀な店舗スタッフを必要とするようになった」のも、待遇が改善された大きな理由です。
風俗店同士の競争が激しくなった結果、優秀な店舗スタッフをそろえて、競争に勝ち抜こうと考えているわけですね。
具体的に言えば、お客さんに対する店舗スタッフの対応が悪かったり、スタッフによる営業がしっかりできなかったりすると高単価のお客さんを逃してしまいます。
突発的なトラブルが起こったときに問題を大きくせずに解決する能力なども必要です。
つまり風俗業界でも、現在では店舗スタッフには一般企業のお仕事と大差ないレベルの能力が求められるようになっています。
そんな優秀な人材を招き入れるためには、高収入だけでなく労働環境や福利厚生も一般企業レベル以上のものを整えておく必要がある、と風俗店を運営する企業も気付いたのです。
とくに福利厚生に関して言えば、風俗店を何店舗も経営しているような大手グループ企業になると、健康保険、介護保険、厚生年金、雇用保険、労災保険などの社会保険料を会社が一部、もしくは全額支払ってくれるケースも多くなります。 さらに通勤交通費、住宅手当の支給や、社宅や持ち家援助、健康診断、育児・介護支援制度、慶弔見舞金、レクリエーション、自己啓発、能力開発などの費用を支給してくれる会社も。
一方、個人店などの規模の大きくない風俗店の場合、経営者が個人事業主として運営しているケースもあります。 この場合、店舗スタッフは社員ではなく、個人事業主であるオーナーと業務請負契約を結んでいる請負人の立場であることも少なくありません。
とは言え、個人店や小規模の企業でも、社会保険料の負担はしっかりしてくれるところが多いため、待遇面についてはそれほど心配する必要はないでしょう。
もし社会保険完備の会社で働きたいと考えているのであれば、デリヘルなどひとつの業種だけでなく、飲食・美容・ITなどの他業種も含めて事業展開している企業を選ぶことをおすすめします。
風俗店で働いているのが保険証などからバレる可能性は少ない
風俗業界で働くのを躊躇してしまう理由として、周囲に風俗店で働いていることを知られたくないため、もあります。 とくに心配されるのが「保険証などに風俗店名が書かれていて、それが原因でバレるのではないか」といった例です。
しかし実際には、保険証を使って風俗店で働いているのがバレるなんて心配はまずする必要がありません。 保険証に書かれるのは、実際に働いている店舗名やグループ名などではなく、あくまでも「事業者名」です。
事業者名とは、店舗名やグループ名ではなく、それらの店舗を運営している会社名のこと。そのため保険証には「株式会社○○」などの会社名が入るわけです。
風俗店を経営している会社の場合、お店の名前はちょっとエッチな感じでも、会社組織としての名前は真面目な感じで無難なものを使用しているケースがほとんど。 保険証などから、風俗店で働いているのがバレる可能性はまずないと言えるでしょう。
風俗業界ならではの店舗スタッフへの待遇にはどのようなものがある?
風俗業界の企業では、店舗スタッフへの待遇として具体的にどのような福利厚生を受けられるのでしょうか。 代表的なものをご紹介していきます。
通勤費
自宅から会社まで、バスや電車を使用して通勤した場合の交通費を、会社が負担してくれます。 ただし全額ではなく、上限が決まっている場合もありますので、確認しましょう。
風俗業界の場合、デリヘルなど職種によっては営業が深夜にまで及ぶため、公共交通機関が動いている時間には帰宅できず、自家用車で通勤するケースも多くなります。 またデリヘルでは女の子の送迎車が足りない場合、スタッフの車で女の子を送迎することも。
こういった場合、ガソリン代がもらえるケースもありますが、お店によっては制度化されているわけではなく、店長などのポケットマネーから出ていたり、経費として処理されていたりします。
車で通勤する場合は、ガソリン代については確認しておけば安心ですよ。
住宅手当、社宅、持ち家補助
家賃の補助や、店舗スタッフが住める寮、持ち家の住宅ローンの一部を会社が負担してくれる制度です。 住宅補助や持ち家補助は一般企業とほとんど変わりませんが、風俗店を経営している会社の場合、社宅が用意されている場合が多いのが特徴と言えます。
社宅は家具家電付きだったり、お店への通勤が楽だったりと、風俗店のスタッフにとってはかなり利用しやすい施設です。 もし社宅に空き部屋がない場合でも、会社がナイトワーカーの賃貸に強い不動産業者を紹介してくれるのも心強い点です。
健康診断
風俗業界でも、社員の健康維持のため、年に1、2回の定期健康診断をおこなっている会社がほとんどです。
会社の提携クリニックで、健康診断を割引価格で受けられるケースもありますよ。
育児・介護支援制度
風俗業界でも、育児・介護支援制度がしっかりと完備されている会社は、一般企業と同様にまだ少ない、と言わざるを得ません。
しかし風俗業界は、さまざまな事情を持つ人間を受け入れる土壌を持つ業界でもあるため、ひとりひとりの事情に対して理解がある会社が多いのは事実です。
一時的な休職や退職、フルタイム勤務からパート勤務への変更など、相談すれば対応してくれる企業は多いでしょう。
自己啓発・能力開発
風俗店の運営に役立つスキルや資格の取得には、協力的な会社が増えています。
講師を会社に招いたり、通信・オンラインスクールでの受講を支援してくれたりします。
風俗店の会社内はどのような雰囲気?一般企業とはやっぱり違う?
風俗店を運営している会社と言っても、実際の会社内や事務所は、一般企業とほとんど変わらないことが多いです。 室内にはデスクが並んでいて、その上には電話やパソコン、ほかにはキャビネットやプリンターが設置されているなど、会社としてはごく一般的な風景と言えます。
一般企業と違う点としては、女の子の待機所や面接スペースが事務所内に設置されているケースです。 ただしこれらのスペースはパーテーションで区切られている場合が多いため、見た目としてはほとんど気になるレベルではありません。
あくまでも、風俗店はお客さんに女の子のサービスを提供するのが主な業務です。 そのため会社内にアダルトグッズが大量に置かれていたり、コスプレ衣裳が干されていたり、といった点は、一般企業とは異なる点と言えるでしょう。
また入墨が入っている社員や、強面の社員がいるなど、慣れないうちは怖い雰囲気を感じる場合もあります。 怖そうに思えても、実際は紳士的な人も多いため、それほど心配する必要はないでしょう。
注意点としては、店舗やグループによっては体育会の雰囲気が残っていたり、自己啓発的な理念が強かったりなどの特徴があります。 個性的と言えば個性的ですが、人によってはその会社特有のノリに合わない場合もあるでしょう。
どういった雰囲気の会社なのか、自分に合うか合わないかを見極めるのは、非常に重要ですよ。
まとめ
風俗の店舗スタッフと言えば、労働環境や福利厚生などの待遇が悪いと考えられがちなお仕事です。 しかし実際には、風俗業界の健全化が進んだこともあり、社員への待遇が一般企業以上に充実している会社も少なくありません。
高収入で福利厚生もしっかりしている、風俗業界は現在の日本では、かなり働きやすい職場となっているわけですね。 ただし会社によっては、かなり独自な雰囲気を持っているケースもあるため、その雰囲気に合うか合わないかは大切なチェックポイントです。
ぜひ自分に合った会社を見つけて、風俗業界で活躍してください。