ひたすら楽で稼げる仕事を探し続けたらここに来た僕の体験記

      2017/09/22

フーワーク体験記1

皆さんは、明日宝くじが当たるか親戚から多額の遺産が入っても働きますか?僕は働きません、多分。理想を言えば仕事をしなくてもお金がたくさんあって、毎日楽しくのんびりやれればいいなと思います。現実はそうはいかないんですけれどね。楽することは大好きですが、家族や他人に迷惑をかけるのは嫌なので働かないといけません。

そんな僕は、大学を落第し、中途半端な時期に就活。就活がうまくいかず半年近いニート生活の末、「ああ、働きたくない!楽で稼げる仕事を探したい。」と本気で思ったダメな奴です。

そんな僕ですが現在は、念願の「楽で稼げる仕事」をして、日本人の平均年収と言われる420万円をはるかに上回る収入を得ています。そんな僕の「楽で稼げる仕事探し」の旅について書きたいと思います。

理想の仕事の条件

フーワーク体験記2

仕事=労働

労働の対価=収入

仕事は肉体的にも精神的にも疲れるから、代わりにお金がもらえる。いわばストレスの代償が収入。

これが当時の僕の仕事に対する考え方でした。

一番いいのは身体も気持ちも楽で稼げる仕事です。超高収入なら多少ストレスが大きくても我慢できそうな気はしました。逆に収入が低めでも、ストレスフリーならそれも悪くはないかと思ったのですが、僕は結構浪費してしまうタイプなのでやはりお金は欲しいです。

あれこれ並べましたがまとめると

・肉体的にキツ過ぎない

・精神的プレッシャーやストレスが多くない(仕事の難易度、周りからのストレス)

・その割には高収入

・うん、やっぱり高収入

こんな感じです。

僕の仕事遍歴

フーワーク体験記3

以下が、僕が「楽で稼げる」と思ってやってみた仕事とその感想です。かなり色々やりました。

倉庫作業

アルバイトサイトやアルバイト情報誌にもよく掲載されている、倉庫作業の仕事です。屋内軽作業で高時給。特に技能も必要なしこれだ!と思い応募しました。

【結果】

10kgではきかない段ボール・ケースを延々、延々と運ぶ。早朝6時までが時給1200円で、あとは1000円ってどこが高時給?

足に豆ができた。汗だく。トイレにも行けず。喉乾いた。手足痺れた、体の節々が痛い。騙されました。早々に退散。

治験バイト

「楽で稼げる仕事」をネットで検索するとよく目にするのが、治験ボランティアです。高額アルバイトの代名詞にまでなっていますよね。実験台?危なくないのか?そんな不安を抱きながら調べてみたところ、治験に至るまでに組織培養試験や動物実験を繰り返されているため、危険性は低いとのこと。

特に、入院型の治験バイトでは、自分では何もせずただ大人しく薬を投与されて、マンガを読んだりゲームをして過ごせば1日2万円以上。交通費も支給。データを取られたりなんて1日に1時間程度だとのこと。「なんだ、この楽な稼げる仕事は?」そう思いました。これなら治験バイトを次々やれば、いいだけのこと…!?

【結果】

確かに楽。煙草が吸えない以外問題なし。8日で16万円+交通費。応募しても健康診断や面接があり、採用されないケースも多々あります。また1回の治験モニターを終えると次の応募までは1~3ヵ月間を空ける必要もあります。学生などのアルバイトとしては、タイミングや条件が合えば良いですが、これを仕事にするのは難しい。

空き住宅の警備のはずが

空き住宅の警備。調べたところ、長期留守にする家に警備のため滞在する仕事と紹介されていました。お留守番です。期間中は外出禁止。

そう思って応募した僕は、大変な恐怖体験をすることになったのです。

【結果】

仕事内容は楽だが、事故物件の1日居住だった。報酬求人通り。毎日ある仕事ではないので収入が安定しない。精神的ストレスが半端なかったのでもうやりたくない。

ホスト

重労働でない

一攫千金

賑やかな仕事

といえば、ホストです!きっかけは、道でスカウトされたからです。多くのホストクラブは従業員を常時募集していて、繁華街などでスカウトしています。僕も友人と会うために繁華街に出かけた時にキャッチされました。どう考えても、ガテン系ワークのような肉体労働や難しい資格取得に挑戦するより効率良く稼げるはず!そう思いました。

【結果】

指名客がいない新人期間は貧困生活。売上が上がれば普通の仕事では考えられない給料をもらうことができますが、掛けを飛ばれれば一気に借金まみれです。飲みまくるのも二日酔いも辛いですが何より辛いのが、痛いお客さんやメンヘラのお客さんによる精神的なストレス。

報酬は

1か月目10万円

3か月目30万円

6か月目~50万円~だが売り掛けを飛ばれたことと罰金により、実質は25万円程度

最高100万円

と、こんな感じです。

酒浸りで肉体的にボロボロ。痛いお客さんと病んでるお客さんの相手で精神的ストレスが半端ない。昼の日光が恋しい。

営業の仕事を探すものの

やはり、普通の仕事がしたいと思いホストを上がることにしました。ホストの仕事で培った対人スキルが活かせるのではないかと思い、営業職を中心に仕事を探しましたが、ここで問題が。職歴です。ホストをしていたことは言いづらいし、言わないと1年半もの間無職だったということになってしまいます。

適当に飲食店(バー)勤務などと言おうかとも思うが、それで通用しそうな営業はふとんや浄水器の飛び込み販売などグレーな業種か、ノルマのキツイ不動産営業くらいでした。訪問販売の営業は一旦採用されたものの、研修用マニュアルを見てそのエグさに引きました。ホスト以上に精神的な図太さが必要だと感じました。

僕はブラックな研修中にドロップアウトしましたが、そこで仲良くなった元同期に訊くと、売上をあげる一部の人間だけは毎月がボーナス状態。後はノルマが達成できず、給料も最低賃金程度で、いつの間にか辞めていくそうです。

最終的に僕はデリヘルスタッフに

フーワーク体験記4

楽な稼げる仕事を探せば探すほど、そんな仕事はなかなかないし、あっても一長一短であることを実感しました。

・肉体的にキツ過ぎない

・精神的プレッシャーやストレスが多くない(仕事の難易度、周りからのストレス)

・その割には高収入

それに加えて、安定も必要です。楽で稼げる仕事であっても来月からは収入がないのでは困るわけです。

仕事を探しながら、もしかしてこんなうまい条件の仕事ないのか?と悩む日々が続きました。

 

しかしある時、ちょっとしたきっかけで、僕はデリヘルで働き始めました。

働き始めてわかったのですが、デリヘルスタッフの仕事は、

・高収入です(スタート30万円。現在僕は副店長でインセンティブも含め月収入50万円です。)

・高収入ですが仕事は難しくありません(電話受付、簡単な事務作業、働く女性の話し相手など誰にでもできる仕事です。)

・肉体労働もありません(デリヘルはデスクワークです。むしろ運動不足で少し太りました。)

・精神的ストレスも低いです(「遊びたい」「予約したい」と思って電話をかけてくる男性に、丁寧に女の子を紹介するだけです。トラブルはまずないし、あってもマニュアルがあるので問題ありません。)

 

まさに、僕が探し続けていた仕事そのものだったんです!

 

まとめ

楽で稼げると言われている仕事には他にも、タクシー運転手、スカウト、パチンコ店員、キャバのボーイなどがありますが、それらの仕事を経験した上でデリヘルに転職してくる男性は多いです。

数々の仕事をしてみて実感したのは、肉体的な疲れより精神的な重圧やストレス、不安定さの方が、より大変だということです。あの頃の僕に「なんで最初にデリヘル求人を思いつかなかったかな?」と言いたい気もしますが、色々な経験をしたからこそ、デリヘルがどれだけ楽で稼げる、効率の良い仕事かに気付けたのかもしれません。

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