風俗客の臭いトラブルを未然に防ぐ!口臭・ワキガなどの対策と現場の本音
風俗店で働くスタッフにとって、お客さんの「臭い問題」は決して他人事ではありません。
口臭やワキガなどが原因で、女性キャストから「さっきのお客さん、臭かった」といった声があがることは珍しくなく、場合によっては接客NGにつながるリスクもあります。
臭いが原因で、せっかく来てくれたお客さんが接客を受けられないとしたら、それはとても残念なことです。
そこで今回は、体臭・口臭・ワキガといったよくある臭いの原因とその具体的な予防方法、現場スタッフとしてできる臭いへの配慮についてを解説します。
スタッフがきちんと介入・配慮することで、臭いトラブルは未然に防げます。

ぜひ参考にしてみてくださいね。
臭いお客さんってどんな人なの?
風俗を利用するお客さんは普通のサラリーマンや経営者など、社会的にもしっかりした男性が多く、一般的には清潔感のある人がほとんどです。
しかし、どんなに身なりに気をつかっていても、たまに「臭いが気になるお客さん」がやってくるのも事実です。

接客後の女性キャストから「今日のお客さん、ちょっと臭かった…」といった愚痴を耳にすることはありませんか?
臭いの種類は様々ですが、風俗では以下に当てはまるお客さんには注意が必要です。
汗臭いお客さん
ワキガなど体臭の強いお客さん
口臭
足が臭い
ここで、上記の臭いの原因とお客さんの特徴について、原因別に解説します。
汗臭いお客さん
夏場や気温の高い日など、誰でも汗をかく時期に多く見られるお客さんです。
外回りの営業マンなど、時間に縛られない業種の男性は、「仕事の合間にシャワーでサッパリしたい」「終業後に気持ちよく抜いて帰りたい」など、汗だくのまま、風俗に立ち寄ることがあります。
また、建設現場や工場などで身体を使う仕事の男性も、1日の仕事終わりにスッキリしたいと、汗やホコリでかなり「仕上がっている」状態で来店するケースもあります。
しかし、このタイプのお客さんはシャワーさえ浴びてもらえれば問題が解決することがほとんどです。
お客さんにしっかりと入浴を促せば、接客に支障をきたすことは少ないでしょう。
ワキガなど体臭の強いお客さん
お客さんの中には、ワキガなど体臭が強いお客さんもいらっしゃいます。
体臭自体は誰にでもあり感じ方にも個人差はありますが、お客さんの臭いが強すぎる場合、女性キャストにとっては限られた時間の中でも「苦行レベル」に感じることがあります。
さらに問題なのは、臭いが服や髪に移ってしまうことです。
とくにワキの臭いはアポクリン腺からの分泌が原因で、密着した接客中に髪や衣服に触れることで臭い移りが発生しやすいです。
もし、女性キャストがこういった悩みを抱えていたら、「ワキに髪や衣服が触れないようにする」などのアドバイスをしてあげましょう。

ほんの少しの気配りで、女性キャストのストレスが軽減されますよ。
口臭
風俗では、基本プレイにキスがある店舗がほとんどで、お客さんの中にもキスが好きな方は一定数います。
しかし、口臭があると女性キャストの不快感は大きく、SNSでも「下水みたいな口臭の客がいた」といった投稿を見かけるほどです。
口臭の原因は大きく分けて以下の3つです。
タバコやコーヒー、ニンニク・ネギなどの飲食物によるもの
歯周病や虫歯などの口内トラブル
胃腸の不調や病気による内臓由来のもの
この場合、マウスウォッシュやうがい薬の利用を促すことが効果的です。
お客さんだけに使わせるのではなく、女性キャストも一緒にうがいをする流れを作ると自然で、嫌な印象を与えません。
足が臭いお客さん
1日中、革靴や作業靴を履いて動き回っていると、どうしても足は蒸れて臭いやすくなります。

これは不潔というより、物理的・環境的な理由によるものなので仕方がない部分もありますよね。
とはいえ、靴を脱いだ瞬間にあの強烈な臭いが漂ってくると、女性キャストが不快に感じるのも当然です。
足が臭いお客さんも、汗臭いお客さん同様に入浴でしっかり足を洗ってもらうことでほとんど解決します。
女性キャストにも「足までしっかり洗ってね」とお客さんに声をかけるように伝えておくと良いでしょう。
臭いだけじゃNGは出来ない?
汗や足の臭いといった軽度な臭いであれば、多くの場合はお風呂に入ってもらうだけで解決できます。
しかし、シャワーでしっかり洗っても、どうしても臭いが残るお客さんも存在します。
実際、こうしたお客さんに当たった女性キャストの中には、
「このまま時間いっぱい我慢しなきゃいけないの?」
「臭いだけじゃNG出せないのかな…」など
上記のような不安や不満を抱えるケースも少なくありません。
では、「臭い」という理由だけで接客NGにすることは可能なのでしょうか?
原則「臭いだけではNG不可」だが例外もある
風俗の現場では、基本的に「臭いが気になる」というだけで、女性キャストがNGを出すことは原則として難しいとされています。
ただし、以下のようなプレイへの明確な支障や健康リスクがあると判断される場合には、例外的にNGが認められることがあります。
【NGが認められるケースの例】
不潔すぎる
明らかに入浴を拒否・衛生管理がされていないなど
感染症の疑いがある
患部の膿・ただれ・強い腐敗臭など
キャストの体調に悪影響が出る可能性がある
吐き気、頭痛など
異常な異臭がする
通常の体臭レベルを大きく超えている
こういった場合、店舗側としても「接客継続は難しい」と判断できるため、NG対応が可能になるケースがあります。
スタッフができる対応とキャストへの声かけ
女性キャストから「臭いがキツくて接客に支障が出そう」という声が上がった場合は、状況をしっかりヒアリングした上で、次の判断基準に従って対応することが大切です。
単なる主観的な不快感なのか
体調や次の接客に悪影響を及ぼす恐れがあるかどうか
客観的に他のキャストやスタッフが臭いを感じるレベルなのか
判断が難しいケースは、必ず店舗で共有しながら、最善の対応を選んでいきましょう。
臭いの問題は主観が絡むだけに線引きが難しいところですが、キャストの健康や安全、接客クオリティを守るためにも慎重かつ柔軟な対応が求められます。
女性キャストが「臭いだけじゃNGにできない…」と思い込み、誰にも相談できずに我慢を続けてしまうと、結果的に不満や離職につながる恐れもあります。

風俗スタッフとして、「困った時は遠慮せずに相談して大丈夫」というスタンスを常に示しておくことが大切ですね。
臭いお客さん、どう対策するべき?
風俗の現場では、臭いのトラブルは避けて通れない問題の1つです。
ここでは、風俗現場で実践できる臭い対策を5つご紹介します。
しっかり洗体で臭いカット
歯磨き・うがいはマスト
足指までしっかり洗う
添い寝や腕枕時はタオルが味方
本指名になると清潔感も変わる
正しい対応を知っておけば、多くのケースで臭いは軽減できるので、知識を深めておきましょう。
しっかり洗体で臭いカット
風俗は、多くの粘膜接触を伴うため、プレイ前後にシャワーやお風呂タイムが設けられており、女性キャストもお客さんと一緒にシャワーに入るスタイルが基本となっています。
これはお客さんのサービスというよりも、女性キャストを守るためのルールです。
その際、ただ流すだけではなく、除菌・消臭効果のあるボディソープやクリアレックスなどの石鹸水を使って、お客さんの身体をしっかり洗ってあげることがポイントです。
以下の部位は、とくに臭いがこもりやすく、雑菌が繁殖しやすいエリアなので、入念に洗いましょう。
耳、首、乳首、陰部、手指
ワキや足など汗をかきやすい部分

また、体臭が強めなお客さんには、体臭対策用のボディソープや、殺菌効果のあるミューズを混ぜるなどの工夫も有効ですよ。
歯磨き・うがいはマスト
口臭は、プレイへの影響が非常に大きい部分です。
しかし中には、歯磨きやイソジンうがいを嫌がるお客さんもいらっしゃいます。
そんな時は「お店のルールなので」や「これしないとチューできない♡」など、角が立たない言い方でしっかり誘導しましょう。
妥協してしまうと、女性キャストにとって不快な接客になり、リピートにもつながりにくくなります。
事前に、以下のアイテムを用意しておくのもおすすめです。
味付きの歯磨き粉
使い捨て歯ブラシ用に持っておくと便利です
殺菌力のあるマウスウォッシュ

特にマウスウォッシュはイソジンが苦手な人もいるため常備しておきましょう!
対策アイテムを準備しておくと、イレギュラーな対応もスムーズになるため、できるだけの環境を整えておきましょう。
足指までしっかり洗う
足の臭いが気になるお客さんとのお風呂では、椅子に腰かけてもらい、滑らないよう注意しながらしっかり洗浄しましょう。
基本お客さんの身体は手のひらで優しく洗いますが、足に限ってはスポンジやタオルでしっかり洗っても大丈夫です。
石鹸や消毒用石鹸水を使い、足指の間まで丁寧にこすり洗いしましょう。

ハンドサービスのみの店舗など、お客さんが1人でシャワーを浴びるパターンで、足が臭い人や水虫の疑いがある人には、ふくらはぎより下は触らないという判断もアリですよ。
添い寝や腕枕時はタオルが味方
ワキガのお客さんとのピロートークタイムでは、髪や服に臭いがつく可能性があるため、髪はしっかりまとめるのがマストです。
腕枕を希望された場合は「汗かきだからベタベタしちゃうかも」と言いつつ、さりげなくタオルを挟みましょう。
肌同士が直接触れ合わないだけでも、臭いの移り方はかなり変わります。
本指名になると清潔感も変わる
最初の接客で「ちょっと臭いかも」「不潔かも」と感じたお客さんが、本指名で来店するようになると、ぐっと清潔感が上がるといったケースも少なくありません。
服装がスッキリしたり、口臭がミント系に変わっていたり、髪型や爪が整っているなど、初回の時とは比べ物にならないほど、見違えるお客さんもいます。

本指名をするお客さんの気持ちは好きな女の子とデートする時の気持ちに近いので、初回で多少の臭いがあっても、丁寧な接客でリピーターになってもらうことで改善される可能性もあると、女性キャストに伝えておくのも1つの希望になりますよ。
まとめ|臭いトラブルを減らすために現場でできること
風俗の現場では、どんなに見た目が清潔そうなお客さんでも、汗や口臭、体臭などの臭いトラブルが発生することは珍しくありません。
風俗スタッフとしてできることは、「臭いが気になるお客さんをどう排除するか」ではなく、現場でどこまで対策ができるかを考えることです。
女性キャストが無理をしないためにも、次のような環境づくりが大切です。
足やワキなど、臭いやすい部位に対する洗い方・接し方のマニュアル化
歯磨きやうがいをお客さんに徹底させるための、自然な誘導トークを共有する
洗体タイムをただの形式で終わらせず、しっかり洗える流れを作る
臭いトラブルを完全にゼロにするのは難しいですが、「不快な接客」を「許容できる接客」に変える工夫と配慮は可能です。

女性キャストが快適に働けるようサポートしながら、店舗としてのクオリティを高めていきましょう。