高卒の男ができる仕事は何があるか!条件や給料を徹底比較
2021/02/06
大卒という学歴があれば安定した起業に就職してほぼ終身雇用という時代ではなくなりましたが、それでも転職・求職の際に学歴を訊かれない仕事はほとんどありません。学歴、職歴などの経歴は必ず訊かれますし、未経験、高卒=大学中退(あるいは高校中退=中卒)はハンディにはなってもアドバンテージになることはありません。
高卒で出来る仕事
高卒でも高収入な仕事
高卒でも良い条件の仕事
について解説したいと思います。
高卒で給料が良い仕事
高卒だろうが大卒だろうが生活や人生にかかるお金は同じですから(高卒割引とかありませんからね)、給料は高いに越したことはありません。ですが、高卒と大卒では給料に大きな格差があります。同じ職種や企業で新卒の給料を比較すると、平均して大卒男性と高卒男性にはスタート地点から3~4万円の給与格差があります。そして、給料というのは昇進に伴う役職の推移によって大きく変わるので、この格差は年々開いていく傾向にあります。
高卒でもそこそこ良い給料が貰える正社員の仕事というのはあるのでしょうか。
高卒でも給料が高い一般的な職業
①ガテン系(とび職、大工)
学歴がなくても給料が高い仕事と聞いて、まず思い浮かぶのがこのガテン系ワークではないでしょうか。これらの仕事の給料の多くは、固定給ではありません。日給月給制といい、働いた日数分の給料が払われます。
日給は、見習いでは7000円~10000円程度、普通の職人で10000円~14000円程度です。年収ベースでは300万円~400万円。
ガテン系ワークは、正社員ではなく請負契約になっている場合が多いでしょう。ボーナスなし、社会保険は自前というところが多いので、ハードな肉体労働であることも合わせると、実質的に給料が高いと言えるかどうかは微妙です。また最近では仕事は減少傾向にあります。
電気工事士の仕事は資格を取得する必要があります。資格は第二種・第一種と二種類あり、持っている資格と働き方(見習い、一般工事士、現場監督、独立自営)によって大きく給料が変わります。また電気工事士と一口に言ってもその仕事内容は、エアコン取付工事、屋内・外線配線工事、ビル管理に分かれます。
最も人数が多い年収は300万円~400万円です。
電気工事士で高収入を実現するには、資格取得の勉強、昇進、貯金、独立といった長い道のりが必要です。
③配管工
配管工の平均年収は400万円前後。資格、経験年数、技能のレベルによって給料は変わりますが、学歴・資格不問でできる仕事の割には良い方だと言えるでしょう。
ただし配管工の仕事は、建築業界の景気や公共事業の量に左右されます。また、配管工からステップアップして難関資格である建築設備士などを取得すれば、飛躍的に給料はアップしますが、配管工自体の昇給は緩やかです。
④トラック運転手
運転免許証があれば誰でもできる仕事として有名なトラック運転手。
平均月給は33万円です。長距離ドライバー(深夜)の場合月給50万円を超えることも多いです。
いずれにせよ、長時間残業(基本サービス残業)、足腰を傷める可能性が高い長時間の運転と重労働です。ブラックワークであることは最近の某【黒い猫さん】社の問題でも明らかですね。これまでに出てきたガテン系ワークもそうですが、年をとっても続けられるのかについては悩ましいところですね。
⑤営業系(住宅、不動産、通信など)
これらの営業の仕事は常時募集されている印象がありますよね。
歩合制の営業職になるので、契約を取れる取れないで給料は大幅に変わります。飛び込み営業に近いものがあるので向き不向きもあります。契約が取れない人は最低水準の給料な上に、ノルマがあったり上から注意されたりで大抵辞めてしまいます。
向いている一部の人は、年収ベースで800万円~1000万円を叩きだすことも十分可能です。
⑥漁師
漁師の仕事も、漁業の種類や獲る魚の種類で大きく給料が異なります。
マグロ漁師で知られる遠洋漁業の場合、平均月給は40万円。初任給は30万円だそうです。漁師(乗組員)には階級があるので、それに応じて給料も変わります。5年、10年と経験を積み、一般の乗組員から航海士、船長と昇進していくことができれば、年収600万円、1000万円と昇給していきます。学歴や年齢は関係のない、完全実力社会です。ですが、仕事内容のハードさや危険性もさることながら、縦社会の人間関係、また長期の緊迫した海での生活など、想像を絶する大変さがあるのも事実です。
高卒でも取得できる資格
大卒が要件になっておらず、高卒でも資格を取得し、高い給料を目指すことのできる職業もあります。
有名どころではFP技能士、社会保険労務士、中小企業診断士などがあります。
ただし、どれも資格を取得するにはそれなりの勉強が必要ですし、取得したからといって即収入に結びつくものではありません。
高卒でできる仕事は一長一短
よく、高卒だと仕事がないという話を聞きます。でもそれは正確ではありません。高卒で出来る仕事は複数ありますが、高卒でも高収入または良い条件の仕事がないのです。もっと噛み砕いて言えば、「長く続けられる、給料と労働条件の良い、やりたいと思う仕事」がないという事なのだと思います。ですからあなたも今、転職先・就職先のヒントを求めてこの記事を読んだのでしょう。
給料
労働のハードさ
将来性(続けられるか、昇給・昇進の可能性、安定)
この3つの角度から比較すると、上記に挙げた職業はどれも一長一短あり。メリットとデメリットを比較した時に「やりたい!」と思えないのではないでしょうか。
デスクワークと電話で月収50万円の仕事
単純に
給料
労働が過酷でないこと
将来性
を条件にするならば、もっといい仕事はあります。
デスクワーク+電話受付の仕事で月収50万円が現実的に目指せる仕事
こう聞いてどう思いますか?「そんないい仕事があるならやりたいけれど、話がうますぎて何か落とし穴があるのでは?」と思う男性が多いかもしれませんね。しかし、これがごく普通の業界があるのです。それが風俗業界のデリヘルスタッフの仕事です。
デリヘル店舗での内勤スタッフの仕事は、基本的にデスクワーク。デリヘルはソープランドやファッションヘルスのような店舗型ではないので、フィジカルワークになる雑用がありません。デスクでお客様からかかってきた電話を受付するのが、メインの仕事です。
はっきり言って体力的には楽です。こちらから発信してセールスするようなテレアポの仕事ではありません。遊びたいと思って電話してきたお客様の予約を受け付けるだけです。押し売り、セールス、一切ありません。
そしてデリヘル内勤スタッフの給料は、基本的に月給30万円~スタート。店長クラスに昇進すれば、月の給料が50万円は普通です。風俗業界は学歴・経歴一切不問の実力主義ですので、他業種から未経験で転職し半年~1年で店長に昇進する正社員スタッフもいます。
最後に
転職活動をする時に大切なのは、条件を絞ること。実際大切なのは給料、仕事内容、労働条件、そして職場環境くらいではないかと思います。イメージや見栄など曖昧なものに左右されると、本当のいい仕事は見つかりません。自分が何のために仕事をするのか、将来はどのような人生を送りたいのか、それに一番無理のない近道はどれかじっくり考えてみるのがお勧めです。
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