元美容師のセカンドキャリア。風俗業界でなら目標が叶うかもしれません。
2023/08/18
ブラックな業界として有名な美容業界。その中でも美容師は深夜まで練習があったり、お給料が安い、有給が取れないなどの過酷な労働環境だけではなく、薬剤によるアレルギーなどで美容師を続けられなくなる方も多いです。
そこで今回は元・現役問わず美容師が風俗業界で働くための働き方について紹介する記事をお送りいたします。
美容師、まだ続けられますか?
美容師の労働環境は過酷
アイドル、アニメ業界の過酷さは近年やっと知られてきた印象ですが、昔から美容師の労働環境は過酷だと知られていました。それでもやりたい人が後を絶たないので、やはり魅力的な職業なのだとは思いますが、そこに甘えて環境改善しないのは問題ですね。
代表的な問題として次のようなものが挙げられます。
長時間拘束は当たり前、過酷な肉体労働
インセンティブがついてもさほど稼げない人が多い
アシスタント期間は深夜まで練習が当たり前。店に泊まることも多い
有給は取れない、友達の結婚式にもなかなか行けない
お昼休憩は取れることのほうが珍しい
独立するにもコンビニより多い美容室は1年ももたない場合がほぼ半数
さまざまな業界で『やりがい搾取』が近年明るみになってきていますが、美容師業界はそのはるか昔、『やりがい搾取』という言葉ができる前から『やりがい搾取』を前提として回っている業界でした。
美容師をやめざるを得ない理由
美容師はやりがいのある仕事ですが、それでも泣く泣く辞めざるを得ない人が多くいます。
代表的な理由としては次のようなものがあります。
結婚など環境の変化に伴い経済的な問題で辞める
薬剤などによるアレルギー発症によりドクターストップ
うつやパニック障害などの精神的な問題で退職
美容師を続けたいのに続けられない人も多い
どんなにやりがいがあったところで、薄給かつ激務だと、心か身体、もしくはその両方ともがいつか壊れてしまいます。
風俗業界でも技術を活かせる
風俗業界に置けるヘアメイクの需要は高い
風俗は『自分自身が商売道具』の商売なので、当然見た目が大切な仕事になってきます。そういった理由から、風俗業界ではよくヘアメイクを募集しております。
まず挙げられる理由としては次のようなものがあります。
撮影の際などにヘアメイクをサロンにお願いする子は多い
自社スタジオで撮影することも多く、常駐のヘアメイクを募集しているところも多い
通常の出勤でもヘアセットをしてくれるお店も出てきた
風俗業界でなら美容師、ヘアメイクの需要の高さの割には街のヘアサロンほど過酷な労働環境になることはまずないので、風俗業界でなら美容業を諦めなくても続けられますよ。
アレルギーなどがあっても美容師を続けられる
アレルギーなどが問題で泣く泣く辞めざるを得なかった美容師さんにとって働きやすいのが風俗業界でのヘアメイクアーティスト業です。
風俗業界のヘアメイクの場合は、薬剤を一切使わないのでアレルギーがあっても続けられる
シャンプーなどもないのでシャンプーによる手荒れの心配もなし
薬剤を使わず技術だけ求められるのでアレルギーの心配が無いのが良いですね。
トレンドを押さえたヘアセットができる
ヘアセットにこだわりのある女性はかなり多い
店舗や女の子によっていろんなタイプのヘアセットができる
学園系、人妻系、さまざまなバリエーションでヘアセットのやり方も変わってきます。新しい技術を試したいヘアメイクアーティストには風俗店はうってつけの職場です。
新しいスキルが見に就く場合も
お店によっては撮影後のレタッチまでヘアメイクさんがやる場合もある
Photoshopやillustratorなどのスキルを習得できる
どこの業界でもPCスキルは必須の時代です。
特にヘアメイクアーティストは美を売る商売ですので、自身の宣材とも言える画像のレタッチ技術は身につけておいて損はありません。
風俗業界のヘアメイクの働き方
風俗業界における美容師の働き方は、大きく分けて2つあります。
常駐型
店舗や自社スタジオに出勤し、常駐しているタイプ
雇用形態は正社員のところもあれば業務委託の場合もある
基本的には撮影は毎日ある
撮影がない時間は練習したり、出勤している女性のヘアセットをする場合も
非常駐型
入っている時間だけ出勤するフリーランスタイプ
雇用形態はアルバイトや業務委託の場合が多い
時間を有効的に使える
働けるのは風俗店だけじゃない
風俗店以外にも風俗関係の写真を扱うスタジオなどでスタイリストを募集していることも
普段はウエディングなどのヘアセットをやりつつ、スポットで風俗系の撮影に入るヘアメイクさんも多い
ロケハンや水を使う撮影なども多いので新しい経験などを得ることもできる
また、これらの他にもAV業界やキャバクラなどもよくヘアメイクさんを募集しているので、もちろん専属ヘアメイクとして面接に行くのも良いですが、実はもう一つ他にもやり方があります。
まず最初に、プロダクションのモデルやキャバクラのキャストとして面接に出向き、面接時に
「自分は美容師の資格を所持しているからヘアメイクができる」
ということをアピールして、自分も撮影現場や店内に入りつつ、兼業で他のモデルさんやキャストさんにヘアメイクをやり別途手当てを頂けるよう事務所やお店に交渉するという働き方もあります。
風俗業務やヘルスサービスに抵抗のない美容師さんは、モデルやキャストと兼業で働けば、より効率的に稼ぐことができるかと思われます。もし今すぐにまとまったお金が必要な美容師さんは、ひとつの働き方として参考にしてもらえると嬉しいです。
まとめ
『やりがい搾取』は日本のあらゆる業界内で大問題になっておりますが、美容業界は『やりがい搾取』という言葉が出てくるはるか前からブラックな環境で知られていました。
いくらやりがいがあったとしても、休みもなく安い給料で働いていれば、心か身体、もしくはその両方がいつか壊れてしまいますし、薄給も度が過ぎれば生活ごと壊れてしまいます。
風俗業界でのヘアメイクの仕事なら、身体に負担がかかるレベルの激務になることはまずありませんし、シャンプーや薬剤のアレルギーの心配もありません。
さまざまな理由で美容業界を諦めていた美容師さんは、風俗業界でのヘアメイクとして、再スタートを考えてみてはいかがでしょうか?