ホス狂の風俗嬢を救え! 本気でホストを卒業したい女性のために風俗スタッフが真面目に考えてみた。
夏は繁忙期のため、キャストの皆さんの中には寝る間も惜しんで出勤している人もいるかもしれません。
そんな中
ホス狂卒業したい(>_<)
と思っているキャストさん、いますよね?わかっちゃいるけどやめられない。風俗嬢の悪癖!依存症!ホストクラブ通い…本気で卒業したい女性のために風俗スタッフが真面目に考えてみました。
風俗嬢の稼ぎは「夏」で決まる!
風俗嬢の稼ぎは「夏」で決まると言って過言ではありません。夏のボーナス後からお盆休みにかけて、最大の繁忙期を迎えること。そして専業風俗嬢の毎日はどうしても、一般の昼職や学生に比べ、季節や曜日の感覚がなくなりやすいことから、この時期に
反省すべきところはして、目標を立てる
生活習慣を見直す
真面目にしっかり働く
ことが大切なんです。
ホスト通いを卒業したいホス狂多過ぎ
ホストクラブに行くお客さんの中でも、特に「頻繁に通う」「大金を使う」「借金(売り掛け含む)してまで飲む」「ホストに貢ぐために、風俗や援助交際(パパ活)をしている」「毎日、ホストからの連絡だけが楽しみ」「自分にかけるべきお金も飲み代に回している」という状態になっているのが、ホス狂と呼ばれる人達です。
ここまでいくと、
たまには気晴らし!ただの遊びだから!
なんて言い訳はできません。アルコール中毒やギャンブル中毒と同じ、立派な依存症です。
自分のお金で遊んで何が悪い!人の勝手だ!
という意見もあります。ごもっともです。ですがドツボにはまっているホス狂風俗嬢のかなりの割合が、少なからず風俗を卒業したい…ホスト通いを辞めたい…もう疲れた…やめなきゃいけないのに、やめられない…と悩みながらズルズル続けているんですよね。
これがアタシの生きる道☆ヒャッハー!ホス狂風俗嬢最高!このままずっと!死ぬまでハッピー♡
なんて吹っ切れている風俗嬢は、少数派ではないでしょうか。いや、これくらいぶっ飛んでるなら、それはそれでいいんじゃないかと思いますが(笑)、心の中で「やめたい…なのにやめられない」と苦しんでいるなら、その依存症は乗り越えるべき。
でないと、身を滅ぼしかねません。
なぜ、やめたいの?
行けば楽しい(多分)高揚感を味わえるホストクラブ。風俗嬢としてバリバリ働いていれば、時々1本2000円の淡麗やカロリ。を「普通に飲む」くらいのお金は稼げます。なのに、どうしてホス狂をやめたいのか、その理由を考えてみましょう。
仕事がつらくなった
風俗を卒業したい。または、もっとソフトサービスのお店で働きたい。こう思った時に、ホストクラブで大金を使い続けていては身動きが取れません。またホス狂風俗嬢の中には、より多くのお金を稼ぐため、NS・NNサービスやハードプレイのお店を選んでいる女性も多いです。
これらのお店は、やはり心身共に負担が大きく、短期集中でまとまったお金を稼ぐには適していても、長く働き続けるのは無理があります。
どんどん使う金額が増えていく
ホストは、自分のお客さんに高額を使わせてなんぼの仕事です。ホスト自身も金銭感覚が狂っているので、慣れてくると、100万円、200万円を「大したことない・足りない・もっと」と言い出すようになってきます。
普通に考えれば、飲み代に5万円でも大金なのですが、そんなマトモな金銭感覚が通用する世界ではありません。好きなホストの期待に応えるため、見栄のため、女性もつい無理してお金を使い、さらにその金額が当たり前になっていく…キリがありません。
通い始めた最初の頃のように、月に2回だけ、1回3万円程度のお会計でずっと楽しめるなら娯楽としてありなのかもしれませんが、そうはいかないのがホスト遊びです。因みに、経営者や政治家などお金持ちの男性が遊ぶクラブやキャバクラでは、一晩で30万円、40万円も使えば太客様様です。
女性ははまりやすいのか、自分を見失ってしまうのか、ホストに貢ぐ女性が使う金額のほうが、富裕層の男性がホステスやキャバ嬢に使う金額よりずっと多いのです。
貧乏に苦しむ
1日数万円を稼ぎ、鬼出勤。そんなホス狂風俗嬢は、月収でいえば昼職の何倍も稼いでいます。本来なら風俗で真面目に働けば、金銭的に余裕があり、貯金も増え、自分にお金もかけることができるものです。
なのに多くのホス狂風俗嬢は「貯金がない」「借金があ。」「いつも金欠」「家賃、光熱費、携帯代など支払いに困る。滞納する」「美容や服装にお金をかけられず、みすぼらしい」「数千円のマッサージ、岩盤浴、女子会などでさえ、高いと感じる」と【貧困女子】にしか見えません。
それもこれもホスト通いのせいです。全部吸い取られて、すっからかんのカサカサ。ふと我に返ると、虚しくなります。
報われない、先が無い
そこまでして頑張って貢いでも、多くの風俗嬢は好きなホストの一番の存在にはなれません。超高収入を稼ぎ続けられる一握りの風俗嬢なら、担当ホストのエース客として、売上面で一番になることはできるかもしれません。
がそれでも、本命の彼女や更には妻子がいたり、お金を使わなくても会える趣味カノやセフレがいたり…「大金を使う客」が客=金づる以上になれる確率は、ほぼないと思いましょう。この点では、男性であるホストのほうがシビアで、お客さんを好きになる風俗嬢やキャバ嬢の数より断然少ないです。
ほとんどのホス狂風俗嬢は本命どころか、LINEもなかなか返ってこない。アフターなど店外も滅多にしてもらえない。お店でも手抜き接客されているのが現実です。見返りがない。報われない状態でこのままホス狂を続けると?働けなくなったら?年をとったら?冷静に考えると、続ける理由は「依存」以外何もない…と気付きます。
なぜ、やめられないの?
そこまで分かっていて、なぜホスト通いがやめられないのか?
やめられない理由についても、考えてみましょう。
他に楽しいことがない
ホストクラブという華やかできらびやかな場所。女性として扱われる。豪勢にお金を使う。これらは全て、ここでは自分は特別という錯覚をもたらしてくれます。この心が浮き立つような気持ちを高揚感と言います。
実はこの高揚感は、人間を興奮させて幸せな気持ちにしてくれる一方で、依存症の一番の原因でもあります。特に普段から他にも色々と、楽しいこと、面白いこと、熱中すること、癒されること、ワクワクすること、があればいいのですが、そういうものが全然ない人の場合、一気に高揚感が高まることで、それ以外の時間がますます味気無く感じられます。
無駄だと分かっているけど、やめたほうがいいのはわかっているけど、これがなかったら、何も楽しみがない。何のために働いているのか、生きているのか分からない。そんな事言ってるホス狂の女性って、多いですよね。
構って欲しい、愛されたい
人って誰かと何かの形で関わらないと生きていけません。全く誰とも会いたくない、一切言葉を交わしたくないという日や、一時的に人づきあいが鬱陶しくなることはあります。でもそれが長期間続いて平気なのは、むしろメンタルが不健康。
多かれ少なかれ、人恋しくなるのが普通です。でも「家族と不仲」「彼氏も何年もいない」「友達もほぼ0」「仕事では、他の人とできるだけ関わらないようにしている」「毎日、仕事と家の往復」こういう人も少なからずいます。
特に専業風俗嬢は、風俗バレを心配したり金銭感覚の違いから、人づきあいが減る傾向があります。ホス狂風俗嬢の中には、LINEに登録しているのは、実家、店、地元の友達1人、あとはホストだけ。一番会話する量が多い相手が、担当ホストとヘルプホストという人もザラです。
またイケメンと恋愛したい気持ちが強いけれど自分の理想に現実がついていかず、年齢や容姿、モテ度に関係なく、疑似恋愛ができるホストクラブにはまってしまう女性もいます。
今まで使ったお金が執着に変わった
上記2つは、高揚感や幸福感を求めてホス狂がやめられないパターンですが、3つめのこれは少し違います。何ヶ月または何年も同じホストを指名し、高額のお金を使ってきた場合、今諦めたらこれまでの全てのお金と時間と労力が無駄になると思ってしまうケースです。
同じ依存でもこちらは執着ですよね。「プライドが高い」「負けず嫌い」「割り切れない性格」「なけなしの貯金をはたくなど、無理してお金を使い、損失が取り戻せそうにない(稼げそうにない)」「ホストのために昼職を辞め、風俗に転職した」「ホストの本営にはまり、彼氏や婚約者などと別れたといった女性は、こうなりやすいです。
まとめ
いかがでしたか?現在ホス狂だという自覚があるキャストは、当てはまることが多かったのではないでしょうか。
機会がありましたら、そんなホス狂風俗嬢でもきっと卒業に近付ける「断ホスの方法」を解説したいと思います。