向いてないホストをまだ続けるのですか?風俗へ転職で人生変わる
2023/04/12
本日の記事は、ホストまたはナイト、ボーイズバーなど水商売を仕事にしている男性に向けたものです。「ホスト 辞めたい 転職」「ホスト 転職 求人」「元ホスト 転職 職種」…このようなキーワードでここへ行きついた人たちの殆どは、現在のホストまたは準ホストの仕事で十分に稼げていないと思われます。
転職先を探してるなら、風俗のスタッフがオススメです。「えー、風俗店のスタッフ?」と言わずに、まあ最後まで読んでみて下さい。
稼げないホスト 続ける意味は何?
ホストは稼げない人はまったく稼げません。
というよりTVで見るようなきらびやかで稼いでいるホストは一握り。有名ホストやホストクラブで売上ナンバーに入っているホストでさえ、実は、自腹、未収、店への借金などで負債まみれだったりしますね。それでは、稼いではいるかもしれませんが収入が多いとは言えません。
また、衣装やブランド物、同業との付き合いやギャンブルなど、支出の多い職種です。しかも浪費家が多い(笑)ので、貯金をしっかりできているホストは少ないです。稼いでいるはずの売れっ子ホストでもそうなんです。将来、不安ではないですか?
稼げないホストに至っては、月10万程度しか手取りがなく、食事はカップラーメン、そして売れているホストやお客さんに弄られ、酒を浴びるように飲んで吐いて飲んで吐いて体はボロボロ…。
一番最近の健康診断、肝機能の数値と尿酸値はどうでしたか?え?健康保険がなくて病院には行ってない?それで、歯の治療してないんですね、わかります。で、この先…、あなたの将来、大丈夫そうですか?
ホスト界は衰退産業 一流ホスト以外は生き残れない
現役のホストなら既に気付いていると思います。ホストクラブの売上が10年前、15年前とは比べ物にならない程落ち込んでいることを。女性客が使う金額の下がり方、太客と呼ばれるお金を沢山使うお客さんの数の少なさ、初回荒らしの多さ、未収で飲んで払いきれない客の多さなど、肌で感じている筈です。人間の三大欲求は、食欲、睡眠欲、性欲。ここに当てはまらない産業は、景気の煽りをまともに受けます。特に、水商売はその傾向が強いです。
そしてホストの年齢層が高くなっていることにも気づいているでしょう。これは何を指すのでしょう?ホストから足を洗えない男性だけがホストを続けているということだったら、恐ろしくないですか?
これからホストを取り巻く環境はますます厳しくなっていくでしょう。残念ながらアベノミクスのトリクルダウン理論もまやかしでした。パーッと景気がかつてのバブルのように盛り上がり、社会の末端までその恩恵が行き渡るほど、日本の経済には底力がありません。縮小していくホスト業界で生き残っていくのは、一握り、いえ、一つまみのトップクラスのホストだけです。
その集団に入っていないのなら、1日でも早く将来のことを考えて、人生が詰む前に行動を起こすべきではないでしょうか。もちろん、経営者側や先輩ホストは立場上、言うでしょう。「我慢すれば、いつか結果が出て俺のようにいい思いができる。」本当にそう思いますか?売れるか売れないか、稼げるか稼げないか、勝負がつくのは実は入店3か月から長くてせいぜい半年程度だという事実を知っていますか?
厳しい現実 ホストの転職は難しい
求人を探したり、転職を試みたことがあるホストの男性なら、「ホストの転職」がどれくらい難しいか肌で感じたと思います。ホストを4年した後に、一般企業でホワイトカラー、正社員を目指して求職活動をしたKさんは、30件の求人に応募しました。書類選考で不採用、または採用・不採用の連絡さえもらえなかったのが、28件。残り2件は、面接の結果、不採用でした。何とも気の毒な話ですが、ホスト以外の職歴がほぼなく、アピールできるスキルも持ち合わせていなかったKさんに突き付けられた現実です。
世間は水商売上がりの求職者に冷たいです。ホストとして働いた期間は、一般社会では無職かそれ以下の扱いを受けます。というより、なかなか履歴書にホストをしていたとは書き辛いと思います。女性のキャバ嬢や風俗嬢もそうなのですが、女性はいずれ結婚するという固定観念があるからなのか、女性の平均収入や地位が男性ほど高くないからなのか、ホストだった男性に比べると社会復帰がまだ容易です。
男性が水商売をするという事に対し、世間は決して良い評価をしません。ホストという仕事に対するイメージの悪さは、これ以上ないくらい悪いです。もちろんホストという職業は接客業に過ぎないのですが、そのように一般企業は見てくれません
あなたがまだ若く、ホスト生活で体を壊してもいなくて元々体力に自信があるマッチョ系なら、肉体労働系のバイトができますね。(路上でナンパという名のキャッチをしているホストさんを見ると、マッチョ率は低そうですが…)。但しこれも毎日安定して働けるバイトでも、この先何十年も続けていける職種でもありません。日雇い系ガテンバイトに至っては、最近は激減しています。
ブラックバイトなら絶えず求人を出しているので、前職がホストでも採用してもらえる職種もあるでしょう。ただしブラックワークです。そして給料は決して良いとは言えないでしょう。寂しいですね。きっとホストを始めた時は、大金を稼ごうと夢を抱いていたのではないでしょうか。
ホストから一般の仕事に転職するのはかなり難しいということです。
風俗スタッフは経歴不問の実力主義
なぜこのように詰んでしまうかというと、一般社会は経歴重視だからです。学歴、職歴(正確には勤務した会社名とそこで担当した業務)が、転職時の第一条件なのです。一度、ステージからはみ出して脱落するとそこには戻れない、それがセカンドチャンスのない国の「普通」です。
ところが風俗業界は経歴不問です。これが当たり前なんです。ホストから転職を考える人にとって、風俗求人に応募するのはかなりメリットが大きいといえます。
何故かというと、風俗業界は慢性的な人手不足なのです。風俗も水商売同様、世間から偏見の目で見られる業界です。ただホスト業界と異なるのは、この産業は成長が著しくこれからも衰退してしまうことはないということです。性産業は世界でも最古のビジネスのひとつなのです。
給料面での待遇という点では、風俗業界への転職は他の業界への転職よりずっといい条件になります。都内や大都市の風俗店であれば、業界未経験で入社しても25万円~30万円のスタートです。そして昇給・昇格のスピードがこれほど速い業界はなかなかありません。役職者になり月給50万円を貰うことが特別でも何でもないのです。
また、ホストとしての経験は、風俗の店舗スタッフの仕事に活かすことができます。風俗スタッフのメインワークのうち2つは、お客様に対する接客(対人スキル)と在籍風俗嬢である女性マネジメント(対人スキル)です。初対面のお客さんと会話する、先輩ホストの気難しいお客さんと会話する、どちらも経験あるはずです。中にはいるいわゆる『痛い子』も含め、女の子の悩みを聞いたり気分を盛り上げたり、まさにホストの仕事で培ったスキルを活かすことができるのではないでしょうか。
女性マネジメントのできない風俗スタッフは、事務作業が苦手な風俗スタッフよりダメです。この点でホスト経験のある男性は、他の職種から転職してくる男性より、スタートから有利だといえます。
最後に
いかがでしたか?もしあなたがホストになったことに後悔を感じているのなら、自分のキャリアをやり直せたらという気持ちがあるのなら、最も簡単で最も好条件の選択肢がここにあります。
ホストの仕事と風俗スタッフの仕事は違います。自分の強みを活かしつつも、ホストであったことを引きずらず一から新しい気持ちで、高収入を稼ぎ、人生を逆転させたいと思うガッツのある男性には、大きな可能性が待っています。