同じ風俗店でも高級店と激安店ではスタッフの給料は違うのか?
2022/04/20
風俗店でスタッフとして働こうと考えている男性のこだわりポイントは、やはり給料でしょう。
給料が安ければ、わざわざ風俗店で働きたくないというのが本音ではないでしょうか。
最初は、一般の昼職より少し高いくらいからスタートし、スピード昇格・昇給で高収入を実現できる。
これが風俗の給料です。
しかし当然、店によって格差があります。
繁盛している風俗店なら、給料も高いだろうし、成長しているデリヘルグループならどんどん出店して、その分店長など役職のポジションも豊富にあるでしょう。
そこで1つ疑問が浮かびます。
風俗には上は総額6万円、8万円、10万円を支払わないと遊べないような高級店から、下は1万円以下の激安店まで存在します。
風俗店を客として利用した経験が少しでもあれば、3900円だの、ホテル代込み1万円だの、びっくりするような激安店の話を知っているでしょう。
薄利多売を目指していることはわかりますが、女性の取り分、店の経費、広告費を引いて、一体いくら残ることやら...
果たしてその残りから、スタッフの給料がどれくらい出るのか?
考えると、心配になりますよね。
一方高級店は、求められる仕事のレベルが高そうですし、競争が激しいのではないかとも思えます。
高級店と激安店、どちらで社員として働いた方がより高収入を得られるか、どちらで働くほうが良いか。
この問題について考えてみましょう。
高級店と激安店のサービス内容の違い
まず高級店と激安店は何が違うのか。
女性キャストの容姿レベルが違う!
一理あります。
ですが、実は昨今の風俗業界では、これは必ずしも当てはまりません。
めちゃくちゃ可愛い女の子が格安店で働いていたり、反対に高級店で体型・容姿ともにそれほど優れていない若くない女性に出くわすこともあります。
ではサービス内容が違うのではないかという話になるのですが
ソープ(ソープランド)の場合、高級店では
即即
入浴前に、即フェラ、即ベッドのサービスを受けられる
NS・NN
ノースキン(コンドームなし)の略
が基本プレイになっていることが多いです。
高級な分、女性にとってはハードでリスクの高いサービスを受けられるわけです。
ではデリヘルやエステなど他業種でどうかというと、高級店と一般店でプレイ内容に差はほぼありません。
同じプレイをします。
では何がその値段の差なのかというと、女性の平均的なクオリティの差の場合もあれば、テクニックや接客がしっかりしているという場合もあります。
テクニックはわかるが、接客の差ってどんなだろう?
と疑問に思う人は、五つ星ホテルとエコノミービジネスホテルや、高級料亭・レストランと庶民的な飲食店を比べてみてください。
決して味やハード面だけでなく、全スタッフを含めてのソフト面での「高級さ」「高価な値段に見合うハイレベルさ」がありますよね。
スタッフの仕事内容の違い
となると、キャストの女性だけでなく、男性スタッフに求められる仕事内容も違ってくると考えられます。
特にデリヘルのように電話対応だけで済む風俗店と違い、ソープのような店舗型風俗店で高級店であれば、ホテルマンのようなスマートさが求められます。
お客様に対しての
- 身だしなみ
- 言葉遣い
- 気遣い
キャスト女性に対しての
- 言葉遣い
- 態度
- 教育
がやはり高級店と激安店では大きく異なります。
高級店であれば、ミスなくそつなくできて当たり前。
女性も一定水準以上の容姿とプレイ・接客ができて当たり前。
そこまで女性を「仕上げて」から、お店に出すのがスタッフの仕事でもあります。
高級店は風俗嬢と同じように、男性スタッフも採用基準は厳しい?
高級店がキャスト女性を採用する時には、大衆的なお店よりずっと厳しい基準で
- ルックス
- 体型
- 体の傷など
- 雰囲気
- 立ち居振る舞いや言葉遣い
- 人柄
- やる気
などを審査します。
では男性スタッフを採用する時も、それは同じなのでしょうか?
女性キャストほどではないにしても、男性スタッフにもやはり
- 清潔感
- 好感度
- 言葉遣いや話し方
- 礼儀
- 常識
- 立ち居振る舞い
- やる気
- 頭の回転の良さ
などを求めることは事実です。
極端な話、激安店であれば
- 金髪
- ピアス
- 入れ墨やタトゥー
- 歯のケアがきちんとできていない
- 見るからに安っぽい服装
- 話し方や仕草に癖がある
- ちょっと変わっている
- コミュニケーション能力が微妙
であっても、採用されることがあります。
人手が足りなければぜいたくは言ってられませんし、実際に働いていく中でいい意味で化けることもあるからです。
この「とりあえず雇ってみるか」という精神は、高級店ではあまり見られません。
高級店で働くメリットとデメリット
高級店でスタッフとして働くメリットとデメリットは何か考えてみましょう。
まずメリットですが
〇社会的地位の高いお客様への接客を学ぶことで、自分を高めることができる。
〇仮に、風俗業界以外の接客業に転職しても、十分通用する。
〇不真面目、非常識な同僚が少ないため、真面目な人にとっては要らぬストレスが少ない。
〇女性とも適切な距離感があり、また女性も礼儀正しい。
〇自己満足。
が挙げられます。
反対にデメリットは
×絶えず高い意識を求められる。
×羽振りのいいお客様が必ずしも「いい人」とは限らず、クレームなどになった時には大変。
×1本のお仕事を自分のミスで逃した時のプレッシャーが大きい。
×ルールやペナルティが厳しい。
×女性の給料があまりに高額なので、中には不満を感じる男性スタッフもいる。
といったことが挙げられます。
激安店で働くメリットとデメリット
一方、激安店で働くメリットとデメリットはどうでしょう?
まずメリットに関して言えば
〇採用基準が比較的緩いので、社会人経験が少ない、無職期間が長いなど、就職・転職に不安のある人でも、一歩が踏み出しやすい。
〇服装など見た目も比較的自由な店が多い。
〇お客様も気さく、従業員も気さく、女性も気さくなことが多い。
〇女性の取り分を見ると、体を張ってこのお給料なのかと感じるため、自分の待遇に不満やストレスが生まれない。
といえるでしょう。
デメリットは
×時々、どうしようもないお客様に遭遇する...
×たまに、どうしようもない風俗嬢に遭遇する...
×上記が重なると、自分のプライドが落ちる。
×激安店なので、回転の良い繁盛店を選ばないと、売上を見て先行きが心配になる。
などが挙げられます。
結局のところ高級店と激安店、店舗スタッフとして働くならどっちの方がいい?
ここまで読んで
あれ?給料の格差は?
と疑問を感じている人がいることと思います。
実はスタッフの給料の差は、店が高級店か激安店かよりも、その店が繁盛しているかどうかで左右されます。
風俗嬢の場合は
高級ソープや高級デリヘルであれば、1日10万円~20万円、中にはそれ以上を持って帰る女性がざらです。
激安店では単価が低いので、頑張ったところで、4-5万円稼げれば御の字でしょう。
それ以上を稼ぐ接客数をこなすのは、時間的にも体力的にも無理があります。
実際には激安店の場合、2-3万円が平均的な日給だったりします。
ところがスタッフの場合は、店が繁盛店で、多数の集客数と出勤数を確保できれば、店売上から給料が出るので、料金の格差があまり関係ありません。
ここが風俗嬢とスタッフの違いです。
もちろん、高級店でしかも繁盛店であれば、基本給以外に手当と呼ばれるインセンティブが大きなウエイトを占めます。
そうすれば、昇格するに従い、高収入を得ることができるでしょう。
結局、大切なことは
- 繁盛しており、将来性のある店を選ぶ。
- 自分に合っている方を選ぶ。
ことです。
堅苦しいことが苦手なのに、高級店を選んでも疲れるでしょう。
細かなことが気になるタイプだったり「名前」や「ランク」が気になるタイプなのに激安店だと、何かにつけて気になるかもしれません。
風俗店スタッフの平均的な給料は
- ソープで25-35万円
- デリヘルで25-30万円
- エステで20-30万円
となっています。
またエリアによっても給料格差があり、都心や有名なソープ街では高く、郊外・地方では低くなる傾向もあります。
まとめ
同じ業種の風俗店でも、高級店と激安店では女性、客層に大きな違いがあります。
単価に大きな格差があるので、高級店のほうが激安店より提示しているスタッフ給料が高い傾向はあります。
ですが、スタッフの給料は基本給だけでなく
昇格のスピード
手当やインセンティブ
に大きく左右されますので、自分の適性をよく見極めて転職先を選ぶことが大切です。