正社員なのに審査落ち!?風俗の店舗スタッフはローンが組めないという噂の真実
風俗業界に転職を考えた際、「風俗店で働くとローンが組めない」という噂を耳にすることも。ローンが組めないのは困るし、やめておこうかなと二の足を踏んでいる人も多いのではないでしょうか。
そもそも、風俗業界もかなりクリーンになり、福利厚生などが充実したホワイト企業が増えてきているはずなのに、正社員で税金も払っているのにもかかわらず、ローンが組めないっておかしくない?と思う方もいるはず。
そこで今回は、「風俗=ローンが組めない」の実態がどういうものなのか、深堀りしていこうと思います。
風俗店で働くと審査が通らないってホント?
「風俗店勤務だと住宅ローンや車のローンが組めない」という話を聞いたことがありますか?
中には家や車どころか、もっと少額のスマホなどを購入する際の割賦ローンなども組めないという話を耳にすることもめずらしくなく、スマホから車まで、何を買うときも現金一括払いしかできないというのは、正直おサイフに痛いし、不便な話です。
そもそもスマホのような少額のローンも通らないとなると、クレジットカードすら持てない可能性が高いです。
風俗店といっても、今どきはどこもきちんとした企業で、お給料も安定していて、しかも他業種に比べ高額です。そしてもちろん税金も納めているのにもかかわらず、なぜ審査に通らないのか不思議に思う人も多いのではないでしょうか。
「風俗店勤務ではローン審査に通らない」という噂が本当かどうかについては、ケースバイケースといえます。
ローン審査では【借り先・年収・勤続年数・収入に関する証明書類が用意されているか・未納の税金や年金の有無・借金の有無・過去の借金滞納】などが総合的に審査されます。
風俗業界では近年福利厚生が整っている店舗や会社も増えてきており、特に大手グループなどは風俗の店舗名とは別の名前などで法人化していることも多く、社名だけでは風俗店かどうかはわからないようになっています。
つまり、ローン審査においては、「風俗業界勤務かどうか」は関係なく、他の業種の会社に勤務していても審査される項目自体は同じです。
風俗業界で働いて審査に落ちる人はどんな人?
「風俗業界で勤務していると示唆に落ちる」という説が一体どこから来たのか不思議に思いますが、実はそれには3つの側面があると言われています。
① 風俗の女性キャストや水商売のキャスト
まず、1つ目は「風俗業界」という大きい括りではなく、「風俗で働く女性キャスト」「ホストやキャバ嬢などの水商売で働く人」の場合は審査に落ちる可能性が高いです。
しかしこれは「ナイトワークだから審査落ちする」というわけではなく、主な要因は不安定な収入です。
風俗でも水商売でも、基本的にキャストの給料は固定給ではなく、完全歩合性があることがほとんど。どうしても収入には波があり、今と同じ金額を半年後、1年後、数年後も、変わらず稼ぎ続けられるかどうか保証はありません。
そのため、長い期間返済していくローンとの相性はあまりよくありません。
② 金融ブラック
2つ目は、風俗勤務云々の前にそもそも金融ブラックだったという場合です。
実は風俗業界に転職してくる人には、過去に滞納や金融ブラックになったことのある人の割合が比較的高いということがあります。
携帯料金の支払い遅れや、お金の入れ忘れなど、それほど問題でないと思っていることも、すべて信用情報履歴に残ります。
金融ブラックというと多重債務で借金まみれになり、債務整理をしたような人を思い描くかもしれませんが、実際はそういうわけでもない場合も多いんですよ。
③ 審査自体が厳しい
3つ目は、風俗業界だからローンが組めないということではなく、借りる先によっては審査が厳しく通りにくいという傾向があります。
例えば銀行の中でも、都銀のような大手、地銀、信用金庫、比較的新しくおまとめローンなどを宣伝してる銀行では、同じ金融機関というくくりでも、融資の審査基準が異なります。実際、都銀は無理でも、審査がゆるめな銀行だと借りることができたというケースは珍しくありません。
クレジットカードの審査も同様で、AMEXやダイナースクラブのゴールドやプラチナだと非常に審査が厳しいという話は有名ですが、中には楽天カードのように審査がゆるいことで有名な会社もあります。
店舗スタッフでもマイホームを買える!
ローンが組めないとなると一番の懸念は「この先、風俗業界で働く限りマイホームを買うことはできないのか」ということです。
しかしご安心を。店舗スタッフでもローンを組むことは可能です。
しかし結論としてローンを組むことはできますが、どこでも審査に通るとは限りません。どこで借りるか・勤続年数・収入・過去の金融信用履歴など、いろいろな要素が合わさり運次第といえる部分があります。
銀行は世間体を気にするお堅い企業というのもありますが、審査段階で勤め先が風俗企業というのはおそらく分かってしまいます。しかし、ローンを組む際に自分から聞かれてもいないのに「風俗店で働いています!」と伝える必要はありません。
普通の一般的な業界の会社と同じように、社名など必要な情報を記入し申請するだけです。
ちなみに住宅ローンの場合、借入金額を最初に見られることが多いですが、一般企業勤務で平均的な年収の場合、3000万前後が借り入れの限界値と言われています。借入金額の基準は年収の5倍ほどと言われ、返済額は年収の20%前後に設定されているようです。
そのため、5000万円の借り入れをする場合、大手企業の部長クラス以上でないと難しいというのが通説ですね。
年収の5倍ということは、風俗店でも店長クラス(年収1000万円)なら、5000万円の借り入れができる計算になります。実際に風俗業界でも、関東で4000万円ほど借り入れをして優良マンションを購入したというケースもめずらしくありません。
特に収入や金融信用情報に問題がなければ審査に通るケースも多いですが、本当に住宅ローンやマイカーローンなどを組みたいのなら、複数の銀行に審査を申し込みするのがベストです。ちなみに一番いい条件で貸してくれるのは、毎月の給料が振り込まれている銀行が取引実績が考慮されやすいと言われています。
まとめ
「風俗ではローンは無理」というのは、あちらこちらから聞かれる話ですが、実際にはローン審査に落ちるのは「風俗店勤務」が原因でない場合がほとんど。
風俗店勤務でも、まじめにコツコツと働き、誠実に日々のお金と向き合っていれば、住宅ローンなど、大きい融資を受けることも可能ですよ。