スカウトマンとしてコレはご法度!破ればスカウト狩り?!
2021/06/24
誰でもやる気があれば月収100万円以上を稼げてしまうのがスカウトマンの魅力です。
しかしお仕事である以上ルールというものがあります。
それは路上での動き方、またはお店、AVプロダクションなど取引をさせてもらう上で非常に重要なルールになります。
僕のようにスカウト業やこの業界のお仕事を全く知らない人がスカウトマンを始めると最初は何もかも新鮮な気持ちで取り組めます。
しかし、何年も経過してお仕事に慣れてくると基本ルールを守ることが出来ない、というスカウトマンは数多くいます。
ズル賢くなりお金に欲が出てしまうと間違った道へ走ってしまうと稼ぐどころかしっぺ返しを受けることになります。
僕がスカウトマンとして成功出来たのはしっかりルールを守り、毎日淡々と向上心を持って取り組んできたからだと思っています。
ここではスカウトマンとしてやって良いこと、悪いことを僕の見て来たスカウトマンの例を交えてお話して行こうと思います。
スカウトマンとして信用を失う違法行為とは?
スカウトマンは感謝の気持ちと初心を忘れるべからず。
スカウトした女の子は風俗、AVプロダクションなどに紹介して紹介料、ギャラをいただいて稼ぐお仕事です。
ですがただ紹介するだけではお金は入って来ません。
お仕事をしてくれない限り1円も稼げないわけです。
女の子のテンションが落ちないように、気持ちよくお仕事が出来るように管理してくれているのがお店やプロダクションのスタッフさんなのです。
紹介した子が稼ぐ=お店側も儲かる=スカウトも稼げる、ということです。
このWINWINの関係を築くために全力で動いてくれてる訳ですね。
ずる賢いスカウトマンはプロダクションと契約している女の子を別のプロダクションに紹介して儲けるというような引き抜き行為をしている者もいます。
スカウトマンは結構な頻度でAV女優をやってる子に声を掛けてしまうことがあるので、そういった子に会社環境やギャラの不満などを聞きだし勧誘する手口ですね。
規約では同時に二つの会社で契約することは不可能なのですが、うちの紹介している会社のほうがもっとギャラ出せるからおいでよ、みたいな言い回しをします。
その話に乗せられた子は今のプロダクションに何らかの理由で契約解除を申請させるという悪質な手口です。
このような手口でスカウトをしたとしても業界は一つのパイプで繋がっている訳ですから、いずれはバレて来ます。
これは僕が被害にあった事例ですが、こういったことをやっていると会社ぐるみの大きなトラブルになってきます。
最悪裁判になったり制裁金なども発生する可能性があります。
会社スタッフさんからも信頼を無くすことになりますので完全にNGです。
同様に風俗店からの引き抜き行為もNG、リスクを追って逆に多額のお金を支払うことになっては何のために仕事をしているのかわかりません。
真面目にコツコツ紹介して信頼を得られればお店やプロダクションの方からも信頼され、紹介した女の子を優先的に稼がせてあげれるように頑張ってくれます。
破ればスカウト狩り?
ニュースで、歌舞伎町でスカウト狩り!というニュースを見て、不安に思っている方がいるかと思いますので、ご説明します。
結論からすると、普通にスカウト活動していれば、狩られることなどありません。
確率はほぼゼロに近いと思っていただいて構いません。
今は暴対法で、そんなことはありませんが、昔々、路上で目立ちすぎると、暴〇団に目を付けらることがありました。
僕は、見た目がスカウトマンっぽくなく、どちらかといえば地味なのですが、昔一度だけありました。
こちらは後ほど、お話いたしますね。
今は、暴〇団に目を付けられることも絶対ありませんが、
ギラギラした物を身に着けていたり、派手な衣装を身に着けている職務質問(客引きと勘違いされる)の確率は増えかもしれません。
職質も時間の無駄になりますので、
僕のモットーは『スカウトマンは常に忍者であれ』です。
僕が10年間徹底してきた「目立たない」方法は、1日毎に街を変えるということです。
週5出勤なら、新宿→池袋→渋谷→新宿→池袋→休日→休日
このサイクルにすることで一週間のうちに同じ街に2回、または1回の出没率です。
無駄なトラブルは避けよう!
無駄なトラブルはできるだけ避けたいものです。
ここで意味するトラブルとは、一般人とです。決して暴〇団ではありません。
酔っ払い(キャバクラのキャッチと勘違いされる)や、ちょっとヤンチャ系(理不尽な因縁)の方々・・・。
特に難しいことはありません。
とにかく良く歩いて範囲を広く持つことです。
新宿で言えば東口付近、特に歌舞伎町は、スカウトマンたちでなくても、一般の方々にとってもトラブルが起りそうなイメージがありますよね?
僕は、歌舞伎町近辺では絶対にやらないようにしています。
新宿は広いので、歌舞伎町ではなくてももっと落ち着いてやりやすい場所はたくさんあります。
そして、一番の理由として、業界未経験で普通のスレていない女の子が頻繁に歌舞伎町へ出入りするということはほとんどないからです!
普通の女の子は歌舞伎町=怖いというイメージを持っていますからね。
【番外編】怖い人って見分けられるようになる?
まず難しいと思います。
人は外見によらずです、昔のようにTHEチ〇ピラのような服装をしている危ない人はいなくなりました。
普通のスーツ姿で一般人に紛れていることもあります。
もしヤバイ人に声を掛けられたらどうする?
昔の話しで恐縮ですが、1度だけあるんです。
先述したように、今は暴対法でそれっぽい人に声をかけられることはまずありませんので「へぇー昔は大変だったんだね!」ぐらいの気持ちで読んでいただけたら幸いです。
スカウトを初めて間もない頃は渋谷の同じエリアでずっとやっていました。
その時にそれっぽい二人組に声を掛けられてヒヤリとしたことがあります。
どうやって逃げ切ったのか?
まず、絶対にその場からダッシュで逃げるということはやってはいけません。
熊が現れたら、逃げずにじっとしていろ!と同じです。
今では笑い話ですが、僕が「白い粉の売人」だと思ったらしいです!
あれこれ説明し、上司にも助けを求め、なんとか僕が売人ではないことを理解してくれました。
『ごめんね、邪魔して!頑張って!』こう声を掛けられて去って行きました。
まあ、スカウトやっていると色々あります(苦笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
スカウトマンをやっている以上、ごく稀に、酔っ払いや職質、または白い粉の売人扱いされることもあるかもしれません。
長くやっていれば一度はトラブルが訪れるかもしれません。
その時に慌てずに冷静に対処できるかどうかが大事になってきます。
何度も言いますが『ピンチの時には絶対に逃げるという行動は取らないことです』
逃げたら逆に、「やましいことをしている」と思われてしまいます。
これからスカウトを始めたいと思った方は個人でやらずにちゃんとスカウト会社として活動しているところに応募しましょう。
何かあったときに安心です。
そして紳士なスカウトマンである以上、お取引をさせてもらっている会社には常に感謝の気持ちをもって接していきましょう。
ちゃんとルールを守って真面目に活動して行けば制裁はまずありません。
信用、信頼、され続けてこそ立派なスカウトマンなのです。
ライタープロフィール
おっちん
資産10万の貧乏生活からたった一つの希望と好奇心で始めた元スカウトマン。
4年で5千万達成。7年で1億を稼ぎ出す。若手の指導やスカウトマンで成功するためのノウハウを配信中。
休日は当てもなくふらりと散歩をする、立ち寄ったデザートのお店で美味しいパフェを食べる!う〜ん最高!
スカウトマンだった頃のポリシーは「常にポジティブ思考で突き進め」