風俗店舗スタッフなら知っておこう!風俗嬢ならではの職業病!
2022/07/09
本日のテーマは
風俗店舗スタッフなら知っておこう!風俗嬢ならではの職業病!
真面目なお話です。
どうしてこのようなお話をするかと言いますと
未だに風俗嬢に対し
- エッチするだけで、高い金が貰える楽な仕事!
- 借金まみれのだらしない女性達!
- 一般社会で働けないはみ出し者
こんなイメージを持つ、どうしようもない人達がいるからです。
酷いですよね。
風俗店スタッフとして、彼女達を毎日見ていたら、とてもそんな風には思えません!
思えないはずです!
でもそういう無理解な人は一定数いるんですよ。
そこで、風俗嬢が如何に大変なお仕事であるかをよく知って貰おうと思います。
彼女達にリスペクトを払ってください。
それがスタッフに求められる資質です。
風俗で働く女性たち「過去と現在」
風俗嬢と風俗の内情は、数十年で大きく変わりました。
過去と現在
分かりやすく言えば
昭和と令和
比較してみればわかります。
いつまでも過去のイメージを引きずる謎な人達
昭和の時代
風俗嬢=借金まみれ、または一般社会からはみ出した不良が行きつく仕事
ちょっと言い方は失礼ですが...
イメージしやすく言うと
家庭環境最悪で育った中卒で、アルバイトさえも受からない底辺の女性。
こんな風に思われていました。
実際、あの頃の風俗店には、そういう女性が少なからずいました。
ですが昭和は終わり、平成も終わりました。
なのに残念ながら、令和の時代でも、未だに昭和の古臭いカビが生えたようなイメージを引きずっている男性がいます。
困ったもんです。
令和の風俗嬢の実態
イマドキの風俗嬢は全然違います。
有名大卒で、一般企業に務めている女性
高学歴のバリキャリだっています。
学歴や本業を聞いたら、魂消ることだってよくあります。
何故そんな優秀でハイレベルな女性が風俗嬢に?
私も最初は不思議でした。
でも次から次へそういう女性を見るので、理解しました。
風俗という仕事は、女性が女性らしくいれて、しかも最も効率よく稼げます。
女性らしくしたからって、「チャラチャラしてる」と批判されたりしません。
オシャレに美しくあることと、バリバリ高収入を稼ぐことを両立できます。
お給料は、派遣さんも含め一般のOLさんに比べたら、4-5倍の金額が可能。
しかも本業、プライベート、体調を優先して、無理のない範囲で出勤時間を自由に決めることができます。
だから彼女達は、風俗を副業として合理的に選んでいるのです。
空いた時間に、効率良く賢く稼げる仕事=風俗
という非常にシンプルな考えです。
まったく無駄を省いた賢い選択だと思いますよ。
もう昭和の風俗嬢のイメージなんてゼロです。
むしろ真逆だったりするのが、令和の風俗嬢です。
風俗嬢のお仕事は大変
ただし、高収入なのはやはりそれなりの理由があります。
ベッドに横になって、性サービスだけしてればいい?
そうではありません。
利用するお客様の日頃の疲れを癒すべく、笑顔、トークも必要です。
何と言っても自分の体や見た目が商品ですから、スタイル維持の努力、肌のお手入れといった日々のケアも欠かせません。
また、ただ出勤さえすれば自動的に高収入という訳ではありません。
風俗嬢のお給料には、我々スタッフや一般のサラリーマンのような「基本給」「固定給」といったシステムがありません。
完全歩合制です。
何人のお客さんに選ばれたか
何本、何時間、接客したか
それで稼ぎが決まります。
何十万もいると言われている風俗嬢の中から選んで貰う
そのために、例えば写メ日記というブログで自己アピールします。
これだって、やり方を間違えると身バレに繋がります。
そういった様々なプレッシャーやリスクと戦いながら頑張る一戦士
それが風俗嬢
その心はまるで美少女戦士セーラームーンです。(知ってます?)
風俗嬢の毎日は職業病との戦いでもある
風俗嬢が大変な仕事である理由は、それだけではありません。
職業病を伴い、下手すると毎日がその職業病との戦いなのです。
やっぱり風俗嬢って性病によくなるんだ?ですと?
いや、そうじゃないですよ~!
説明しますね。
今から話す風俗嬢の職業病を理解して、スタッフ対応を改めてください。
それが、風俗嬢の出勤意欲、仕事へのモチベーション、スタッフへの信頼に繋がります。
今回は、最も多い3つの職業病について、解説します。
乾燥肌
まず1つめの職業病は、乾燥肌です。
もうこれは、多くの風俗嬢の悩みです。
通常、風俗のお仕事では、プレイ前とプレイ後にシャワーを浴びます。
出勤前にも浴びるでしょうし、1日のお仕事が終わって家に帰っても浴びるでしょう。
仮に1日に4本お仕事についたとしましょう。
4×2+2=10
1日に10回もシャワーを浴びたら、そりゃもう肌はカサカサですよ。
ましてラブホテルの安物のボディソープでゴシゴシ洗って、ケアせずにいたら、サメ肌になりそうですね(汗)
ということは、風俗嬢の女性は
・お客さんには除菌ボディソープや消毒用せっけん水を。自分は敏感肌用のボディソープを使う。
・毎回、全身にボディソープは使わないほうが無難。汚れたところだけ洗ったり、お湯で流すだけにしたり...
・優しく手のひらで洗う。
・バスタオルでゴシゴシ拭かず、ポンポンと押さえるようにして水分を取る。
・ボディローションやクリームでの保湿ケアは必須。
です。
例えば、乾燥する季節には、お店側で加湿器など、潤い・保湿アイテムの導入を検討したり、対策マニュアルを作るなど、安心して働ける環境を用意すれば、女性の負担を軽減できます!
腰痛
風俗嬢に腰痛は付き物です。
- お客さんの服を脱がせる時、体を洗う時などに膝をついたり
- プレイ中、腰に負担がかかる不自然な姿勢を取ったり
特にソープやマットヘルス、エステなどは、腰痛に悩む風俗嬢が少なくありません。
腰痛って放っておくと悪化します。
特に生理前後や、仕事が忙しかった翌日などは
朝起き上がるのがつらい。
まるでお婆さんのように、腰を叩いてしまう。
マッサージに行かないと、とてもじゃないが体がもたない。
そんな風俗嬢もいます。
忙しかったり、生活が不規則になり、運動不足になりやすいのも一因ですね。
そして一般の昼職の女性のように、腰に湿布を貼る訳にもいかない
冬でも薄手のワンピースやスカートにストッキングと冷え要素満載
おまけにハイヒール
腰痛を悪化させる要素は満載です。
実はこの腰痛って
- 姿勢を正す
- 運動で体幹を鍛える
ことで大きく改善します。
そういった知識を伝えたり、生理前後など特に体調の悪い時は、無理にお仕事を付けず、様子を見ながら頑張ってもらったりすると、急な当欠を防げます。
顎関節症
最後に挙げるのは、顎関節症。
これも風俗嬢の職業病と言えるでしょう。
若い女性に多い顎関節症ですが、顎関節症気味の女性にとって風俗での口を使ったサービスはどうしても負担になるもの。
お客さんの中には遅漏だったり巨根だったり、そういう人もいるんで。
顎関節症にならない、悪化させないためには
- 頬杖をつかない
- 手コキの技を身につける
- フェラの時に舌を使う技も使う
- 調子が悪いと思ったら無理しない(顎が外れたら大変です!)
- スマタの技も磨く
といった知識が大切です。
こういうアドバイスもできるといいですよね。
最後に
上記のどれも
肌が乾燥し過ぎて痛いから休む
は?何言ってんの?
腰が痛いから休みます
ぎっくり腰じゃないんでしょ?湿布でもすれば大丈夫じゃない?
顎の調子が悪いから休みます
そんな大した病気や怪我でもないのに
と自分が経験していなかったり、理解が足りないと、してしまいがちな反応です。
それは浅はかと言わざるを得ません。
また体調不良による当欠や当欠連絡が遅くなる時がありますが、これは職業病のせい!
熱が出た、怪我をしたといった分かりやすい症状でないため、ギリギリまで悩んでしまうんです。
だから、口が裂けても「絶対、仮病」とか口にしないで下さい!
またそういう風に思ってもダメです!
態度に出ます。
こういう
一般的には重大と思われていないが、風俗嬢の体と接客遂行にとっては、非常につらい
そういったところをしっかり理解して、暖かい言葉や理解を示す言葉をかけることが必要です。
それを怠ると、風俗嬢の体の故障に繋がり、結局長く働いてもらうことができなくなるのです。
この記事でお話したようなことを常に気に留め、必要であればアドバンスやちょっとした心遣いをすることこそがスタッフのお仕事です。