【風俗・全10業種】サービス内容を比較
2022/10/03
風俗って、本当にいろんな店があるよね！（もう、訳わかんないよｗ）
最近、よく聞くセリフです。これは正しいとも言えますし、正しくないとも言えます。というのは、コンセプトやプレイ内容など、それぞれの店が工夫を凝らし、他店からの差別化を図ろうとしているとはいえ、実は風俗の業種自体は両手で収まる程度の数しかないのです。
今回は、百花繚乱のあまり、「風俗の業種って色々あるみたいだけど、イマイチどんなお店なのか分からない」と腰が引けている業界未経験の男性求職者のための記事です。
10の業種それぞれについて、どんなサービスをお客さんに提供しているお店なのか、また他の業種との違いや、その業種ならではの特徴について解説します。
①デリヘル
【デリヘルのサービス】
デリヘルとはデリバリーヘルスの略。
接客用の実店舗を持たず、電話で受付し、女性（デリヘル嬢）を男性のいる自宅やホテルの部屋に派遣して、そこでヘルスサービスを提供する。
基本プレイは、キス、ペッティング、全身リップ、フェラチオ、素股など、いわゆる前戯の部分。
【デリヘルは他の業種とここが違う】
最大の特徴は、無店舗型であること。
風営法の営業区域規制を受けないこと、実店舗が必要ないので容易に開業できることから、全国各地で増え続け、今や風俗業界の主流となっている業種。また店舗型のように深夜24時までという営業時間の規制も受けず、24時間、営業することが可能なため、深夜以降はデリヘルの独り勝ちとなっている。
なお店舗数がダントツ多いせいか、女性の年齢、体型、タイプ、またプレイ内容やコンセプトなどによって、店が細分化されているのが特徴である。
高級デリヘルは、ソープの高級店と異なり、大衆店に比べてよりハードなサービスを提供するわけではなく、在籍女性の容姿などのレベルが高い。
②ホテヘル
【ホテヘルのサービス】
ホテルヘルスの略。
来店客を迎える受付所を設けており、受付後、客は近場のラブホテルやレンタルルームに移動します。そこへ女性を派遣し、デリヘル同様にヘルスサービスを提供します。
または客と女性が一緒にホテルに向かうこともあります。
【ホテヘルは他の業種とここが違う】
繁華街にあり、近くのラブホテルでサービスを提供するスタイルのため、比較的短時間でサクッと抜きたい男性に人気。
③ファッションヘルス
【ファッションヘルスのサービス】
別名、店舗型ヘルス、または箱型ヘルス（箱ヘル）。
プレイ内容は同じく、ヘルスサービス。マットヘルスといって、マットプレイをウリにしているヘルスもある。
【ファッションヘルスは他の業種とここが違う】
現在、店舗型で個室型風俗は、原則、ファッションヘルスかソープになる。
どちらも、営業が許可されているエリアが限られており、ファッションヘルスがない都道府県や街もある。そのため、ホテル代などをかけずサクッと抜きたい男性や、昔ながらのスタイルの風俗を好む男性からは、熱烈な支持がある。
④ソープランド
【ソープランドのサービス】
別名「風俗の王様」と呼ばれるソープでは、最後までの濃厚なサービスが受けられる。
また老舗や中級店以上などでは、浴室プレイ（くぐり椅子、泡踊り、潜望鏡など）や本格的なマットプレイなど伝統的なソーププレイが楽しめる。これらは一般的なヘルス系やエステなどの風俗では味わえない、遊びの醍醐味と言える。
また高級ソープでは、即即（即尺即プレイ）やNS・NNといったハードプレイも楽しめる上に、洗練された女性からまるで殿様のように取り扱われ奉仕される。
【ソープランドは他の業種とここが違う】
古き良き時代の風俗色を強く残すのがソープ。
元々遊郭や赤線があったエリアが、ソープ街として生まれ変わった。内装もサービスも女性の質もハイグレードな高級店から、素人をコンセプトにした安価なカジュアルソープまで、揃っている。
日本最大のソープ街、吉原には150以上のソープがあるが、小さなソープ街になると2、3店舗しかないことも。日本のYoshiwaraの名前は外国にも知れ渡っており、風俗で遊ぶなら一度は体験してみたいと、日本はもちろん、全世界の多くの男性が考えている。
⑤オナクラ
【オナクラのサービス】
オナニークラブの略。
男性が局部を露出しオナニーする様を、女の子に見てもらう。最近のオナクラは、ここに、女性の手コキによる射精が付いているのが基本サービスである。
またオプションプレイが充実しており、自分の性癖や興味に応じて、様々なノーマル、アブノーマルなプレイを楽しめる。
【オナクラは他の業種とここが違う】
基本的に手だけのサービスになる、風俗で最もソフトサービスの業種である。
そのため、風俗未経験の若い女性が集まり、容姿レベルも風俗業界随一とされている。「萌え」「キャラ」「ロリ」「コスプレ」「小悪魔系」「Ｍ男」「妹系」「オタク」といったコンセプトとも相性が良い。
それらを意識したコスプレ、ビンタ（キャスト女性が男性客に）、踏みつけ（キャスト女性が男性客に）などといったオプションが充実しているのが、他の風俗店とは異なる。似たようなコンセプトのお店にSM系の一種である『M性感』というものがあるが、オナクラはそれよりも、キャスト女性の年齢層が低い。
またM性感 によくある女王様、痴女といったキャラではなく、意地悪な可愛い女の子が求められる業種である。
⑥風俗エステ
【風俗エステのサービス】
マッサージの後に、手コキが付いている。
マッサージは基本的にオイルマッサージが多いが、中にはほぐし（指圧）コースがある店もある。本格的なマッサージをウリにする店、回春マッサージや性感マッサージを謳う店もあるが、基本のサービスは
マッサージ+手コキであり、それ以外のオプションはある店とない店がある。
【風俗エステは他の業種とここが違う】
- 性サービスの時間が短めであること
- 脱がずに手だけのサービスで済み、男性側からのお触りNGの店も多いこと
- ソフトサービスなのに、オナクラに比べ、年齢や容姿の条件が厳しくないこと
- マッサージのスキルが身に付くこと
から女性が集まりやすく、店舗数はかなり多い。ソフトサービスは集客が難しそうに思えるが、癒しに飢えている男性の多いこと。
そして「同じ金額でマッサージとヌキの両方ができる」というお得感に食いつく男性は多い。また、日本人男性にありがちな「基本サービスとして誰とでもするヘルスやソープの女性ではなく、できない筈のエステ嬢にフェラや、あわよくば本番をしてもらいたい」という助平心もあるのかもしれない。
⑦イメクラ
【イメクラのサービス】
イメクラは簡単に言うとヘルスサービスの店である。
ただしイメージプレイが楽しめることがコンセプトであり、それぞれの店が「学園系」「メイド」「痴漢」「OL」…といったコンセプトに沿ったコスチュームやプレイを提供している。
【イメクラは他の業種とここが違う】
女子高生にセクハラする教師、電車で痴漢、オフィスで秘書を襲う社長…これ全て、現実生活でやれば犯罪ものである。がイメクラであれば、それらの男のファンタジーが全て叶う。
AVのようなシチュエーションのプレイを楽しみたい、お仕事感のある風俗嬢相手だと萎えるという男性にとって、イメクラは『オトナの〇〇ズニーランド』と言えよう。
⑧SMクラブ
【SMクラブのサービス】
最も基本的なSMクラブは、自分のサディズムを満たすためM女性を求めて来るタイプの店か、自分のマゾヒズムを満たすため、女王様、ドミナ（支配者）と呼ばれる女性を求めて来るタイプの店になる。
SMの代表的なプレイは、罵倒、踏みつけ、鞭打ち、低温ロウソク、緊縛、AF（肛門姦）などであるが、これらは奥深いSMプレイのほんの一部に過ぎない。一口にSMクラブといっても、男性がSで女性がM、男性がMで女性がS、ハードプレイのお店、ソフトSMのお店と千差万別である。
さらにこのジャンルには、「痴女」によるイタズラをテーマにしたM性感（痴女性感）店もある。
また嗜虐・被虐というSMの一般的な概念からは外れるフェティシズム（フェチ）専門店もある。例えば、妊婦・母乳フェチ店に来る男性は、SかMかの分類に当てはまらないことが多い。
アブノーマルな性癖全部に対応する業種なので、プレイ内容もありとあらゆるものがある。
【SM系は他の業種とここが違う】
一応、「金銭を対価に、性欲や性癖を満たす」という点で風俗店ではあるが、プレイ内容を考えると、これは本来の風俗店なのか疑問を感じる店もあるのがSM界隈である。
コアでファナティックなファンに支えられている業種であるが、一方で、まったくSにもMにもフェチにも興味がない人が体験すると、意味がわからないまま釈然とせず帰る羽目になることも。とはいえ、風俗である以上、冷やかしや社会見学のつもりで体験した初心者にも、加減しながらしっかりSMプレイを披露してくれ、最後はきちんと射精させてくれる。
⑨ピンサロ
【ピンサロのサービス】
ピンクサロン、サロンとも呼ばれる。
ソファのあるブース席で受けるサービスは、ほぼヘルスと同じである。
【ピンサロは他の業種とここが違う】
店舗型風俗だが、フロアのブース席がカーテンなどで仕切られているだけなので、個室でのサービスではない。見えにくいセクキャバと言うと、わかりやすいのではないだろうか。
セクキャバと違い風俗なので、下半身へのお触り、フェラ、射精ももちろんOKである。古いスタイルの風俗店だが、ホテル代もかからず、他の風俗より安価で気軽に利用できるため一部に根強い人気がある。
シャワーがなく、おしぼりで拭くだけのサービスなので、男女ともに抵抗がある人もいる。
⑩セクキャバ
【セクキャバのサービス】
セクキャバはいわゆる「おっぱぶ（おっぱいパブ）」である。
既に上で述べてしまったが、お酒を飲むキャバクラスタイルの店内で、女性のおっぱいを触ったり舐めたりすることができる。ただし「ヌキ」は禁止である。
プレイとしてはライトなものになる。
【セクキャバは他の業種とここが違う】
最大の違いは「ヌキ禁止」。キャバクラと風俗の間と考えるとしっくり来る。あるいは、おっぱいを触れるキャバクラ。
プライベートな空間で、女の子と2人イチャイチャ恋人のような時間を過ごすという遊び方を望む人には向かない。それはデリヘルが正しい選択。
どちらかというと、サラリーマンが飲み会の帰りに「ウェーイ！」と遊びに来る場所である。が、最近は1人でセクキャバに来る男性だけでなく、おっぱい目当てに遊びに来る女性もちらほらいる。
まとめ
今回はざっと風俗10業種について、それぞれのサービス内容を紹介しました。あまり風俗で遊んだ経験がなく、知らないジャンルが多い人も、なんとなく雰囲気がつかめたのではないでしょうか。
特に、店舗型か無店舗型かで、客層、遊び方に大きな違いが出る傾向があります。そしてそれぞれの業種の中でそれぞれの店が、興味を引くようなコンセプトを発信し、それが様々なジャンルとして確立したという状況です。
