【風俗スタッフ】風俗業界、ホワイト説を立証せよ
2023/02/13
ある日、友人に「俺、風俗店でスタッフとして働くんだ」と言われたら、あなたはどう思うでしょうか?
風俗って過酷じゃないの?ブラックでしょ?
このように風俗業界で働く男性スタッフ=過酷な労働環境で働くブラック戦士というようなイメージだったり、あまり良い印象が無いという方も多いのではないでしょうか。
一般的に問題視されている労働環境問題は4つあります。
- ①低賃金
- ②長時間労働
- ③人手不足
- ④労働生産性の低迷
つまり過酷な環境とは、人手不足により従業員ひとりひとりの負担が大きく、そのため長時間労働を強いられるが、労働生産性の低迷により利益が生み出せず、低賃金で働かされるといった環境を指します。
しかし「過酷な労働環境」の正しい定義で考えると、実は風俗業界はホワイトの部類に入るのでは・・・?というのがフージョブの見解です。
そこで本日は、一般的に問題視されている労働環境問題と比較しながら、「風俗スタッフのお仕事はホワイトである説」を立証していきたいと思います。
労働環境問題「低賃金」は風俗スタッフに当てはまらない!
風俗でスタッフとして働いている(働きたい)理由を教えて下さい。こう質問されたら、おそらくほぼ全員が「お金」と答えるでしょう。今も昔も、風俗で働く理由はスタッフもキャストも「高収入」であることが第一の理由です。
30万円というと一見すると一般企業に勤めている30代の平均月収と同じ様に見えます。しかし、一般企業で言われる「月収30万円」はボーナスなどを含めた額、つまり年収÷12ヶ月の数字となります。
風俗業界は【平均月給30万円】ですので、実績歩合給やボーナスを含めると、平均月収は【40万円】を超える計算になります。
労働環境問題「長時間労働」はややブラックよりか?!
風俗業界の平均拘束時間は10〜12時間です。ここから休憩などを差し引くと、実労働時間は平均10時間となり、風俗業界ではこれが一般的な労働時間となります。
風俗以外の一般的な業種において、標準労働時間は1日8時間と言われていますので、2時間ほど長く働くイメージです。また、労働基準法により、法定労働時間は1日8時間、週40時間と定められています。それを超える場合は長時間労働とみなされるため、風俗スタッフは長時間労働の部類に入ることは間違いありません。
では、一般企業の残業時間を含めるとどうでしょうか?
一般企業では1日8時間労働が基本ですが、残業を考えると風俗業界とさほど変わらないという実態があります。
2022年「毎月勤労統計調査」によると、月間の所定外労働時間の平均は「10.7時間」とあり、1日約1時間の残業を強いられているようです。
1日8時間労働+所定外労働1時間=9時間。これはあくまでも統計を取った上での平均の数字です。これより長い時間残業がある企業や業種があることは、みなさん周知の事実でしょう。
労働環境問題「人手不足」は残念ながらブラック認定
風俗スタッフは慢性的な人手不足です。この問題を解消すべく「業界未経験歓迎」「学歴・職歴・年齢不問」と、求人応募の間口を広げる努力を各店舗、業界全体として行っています。しかし風俗というマイナスイメージが先行し、なかなか良い人材が集まりません。
せっかく採用してもすぐ辞めてしまう…
3日後に飛んだ!
残念ながらこういうこともよく聞く話です。
日常茶飯事とはいいませんが、一般企業よりも少し多い傾向にあるのは確かです。風俗スタッフは基本、シフト制による勤務となります。しかし、このようなイレギュラーが発生した場合、スタッフが極端に少なくなる曜日が出てしまい、他のスタッフに心身ともに負担がかかってしまうという事態に陥りがちです。
- すぐ辞める!
- 飛んだ!
このように書いてしまうと、「やっぱり仕事内容はブラック?!」と思われてしまいそうですが、実際のところこのようにすぐ辞めてしまう人、ある日突然飛んでしまうような人は「風俗=ラクして稼げる」と思い込んでいる人たちです。
風俗スタッフのお仕事は正直、キャストマネージメント以外は誰にでもできるようなお仕事内容です。しかし、最近はどこのお店でも敬語・丁寧語など一般的な最低限のビジネスマナーが求められています。一般企業に勤めた経験がある人からすれば、ごく当たり前のことです。
しかし前述したように「風俗はラク、たがたが風俗」と思う人にとっては、それすらも許容できない・面倒くさいと感じてしまい、辞める・飛ぶという結果になってしまうのです。
労働環境問題「労働生産性の低迷」?そんなの風俗には関係ない!
風俗で遊んだことがある男性ならお分かりかと思いますが、風俗で1回遊ぶとなると20,000円は予算として考えておくべきラインとなります。
仮に20,000円を使った場合、女の子の取り分と運営費など諸々差し引いても利益率は10%以上です。
利益率の適正水準は0〜5%が標準と言われていますので、いかに風俗の生産性が高いかが数字上からも分かります。
風俗スタッフの重要なお仕事のひとつが【成約率】と言われているのがこれに由来します。
まとめ
一般的に問題視されている労働環境問題から考えると、多少ブラック寄りな面があることは事実です。しかし、働いた分の対価(賃金)で考えると、風俗スタッフは【ホワイト】と認定できるのではないかと思います。
1番ネックに思われる労働時間の面では、風俗業界においても実労働8時間というお店もあります。
また大手グループになると完全分業制(各事業化)を採用していますので、スタッフが極端に少なくなる曜日があるといったこともほぼありません。分業されることでより自分の仕事に集中でき、生産性も上がるといった側面もあります。
大手のグループ店になるほど、おそらく「想像していた風俗店スタッフの仕事」ではなく、より一般企業のサラリーマンの働き方に近くなります。福利厚生などもしっかり整えられているお店も多く、「たかが風俗店」とは思えなくなるかもしれません。
風俗は未だ偏見を持たれることが多い業界です。しかし、ステレオタイプなこれまでのイメージを払拭すべく、業界全体として労働環境を含む働き方の改善に取り組んでいます!
知ってみると意外と良いかも。そんな風俗業界の裏情報をフージョブからお届けいたしました。ご参考になれば幸いです。