「風俗業界のIT化」に慣れると、実は一般産業レベルのパソコンスキルに手が届きます
2023/09/11
結論
パソコン知識ゼロでも風俗店で働けば「パソコン使ってちゃんと仕事できます人材になれる！」…それくらい風俗業界のIT化は進んでおり、業務も日々効率化されています。
そんな風俗業界のIT化について過去の経緯とともにご説明します。
令和の風俗店はITを駆使して業務を回している
お店を宣伝する（集客）
お客様に女性を案内する（予約受付）
女性が接客する（サービス部分）
まず風俗店の業務は、大きくこの３つです。
集客と求人は9割以上がネット媒体、ネット広告、自社サイト。
パソコンやスマホで検索した人達にお店をアピールする。デザインと文章と写真を組み合わせて制作して媒体などへ掲載する。応募があればWEB上の管理画面やLINEで面接までやり取りをします。
お客様からの予約もネット完結できる時代です。電話で問い合わせがきても顧客管理システムがあります。
利用履歴からシステムが顧客を自動で検出→そのままその日の予約情報をデジタル管理。
デジタル管理されたから情報からシステムが売上やコースごとの総計、人件費から経費などを登録して、1日単位で利益などがすべて自動計算されます。
もう少し具体的に顧客管理システムって何？
→風俗は60分いくらで誰と遊べるかを提供している商売。
60分90分120分など、時間単位で提供するサービスを管理しています。そのため、どのお客様が、どこのホテルの何号室で、どの女性と、何分コースで遊んで、料金はいくら？
このあたりの情報をすべてデジタル管理するための顧客管理システムを風俗店は使用しています。予約台帳も含まれていて、「入室前→接客中→退室済」がその日のお客様分すべて一覧で分かるようになっています。
紙でアナログ管理するお店、紙を併用するお店も存在しますが、多くのお店がこういった顧客管理システムを使って業務を効率化しています。
他にもまだまだITを活用している業務があります。
先程の業務を更に細かくすると
女性を募集する（ネット求人）
女性を面接する（※アナログ）
女性と信頼関係をつくる（※アナログ）
出勤スケジュールを管理する（ITで効率化）
サイトに出勤情報をアップする（ITで効率化）
ネットで予約を受付する（ITで効率化）
業務を回す（顧客管理システム）
- ┗女性の入退室管理（LINEグループ/電話/専用アプリ）
- ┗デリヘルなら配車管理（一部デジタル）
売上集計（顧客管理システム）
出勤スケジュールはシフト表で管理しますが、専用の管理画面を自前で持っているお店、Googleスプレッドシートでスタッフ全員が共有。もちろんA4用紙などの紙に手書きで管理しているお店もあります。
女性の入退室管理は、LINEのビジネスアカウントで管理共有しているお店。入退室連絡を受ける専用のスマホなどを用意してアナログで管理、専用アプリを使ってワンクリックで入室した退室したが管理できるところもあります。
このようにあらゆる場面でITを活用しています。
補足
女性の名簿もデジタル管理 お店の規模によって在籍女性は20名～100名。例えば60名在籍がいる場合に一人一人の詳細情報をすべて記憶することは難しいですよね。毎回ファイリングされた面接書類を開いて探して閉じて戻していては非効率です。そこで、多くのお店が名簿情報をデジタル化しています。
WEB上で完結する管理画面のようなものに女性の名前一覧があり、知りたい女性をクリックするとすぐに詳細情報を知ることができるようになっています。
スタッフ側やドライバー側もどうように、こういった情報をデジタルで管理しています。
IT化の恩恵により、女性自身が自分で集客活動できるようになった
実は…いまは女性自身の力だけで集客ができるようになっています。
いままでどうだったのかを少し説明します。
ずっと昔・・・ 店内で見れる写真をもとに、スタッフが女性の特徴を説明していた。雑誌には一押しなど一部の女性が掲載されるため、全員を知りたければお店へ行ってスタッフに直接聞くしかなかった。
→お店とスタッフ次第でお仕事の量がすべて決まっていた
少し昔・・・ ※ネットとパソコンが普及したころ。ネット上で女性の写真、プロフィールが見れるようになり、どんな女性なのかをより想像できるようになった
→より広範囲のお客様へ、全員の女性をアピールすることが可能になった （歴史的にはこのタイミングで「デリヘル」というものが登場しました）
最近は・・・ お客様が見るネット媒体（ネット上の大型ショッピングモールのこと）に標準で付いているコンテンツ「写メ日記」により、女性自身の日常やエロ要素のある写真を自由に投稿できるようなった
→お店次第な時代から、女性次第な時代に変わった
このような歴史がありました。最近では女性の稼ぎは女性の努力次第とよく言われるようになっています。
また、令和になってからはSNSを活用する風俗嬢が一気に増えたことで、次いでお店アカウントが後を追い、風俗スタッフアカウントが後を追い、業界全体でよりITを活用する流れが加速しています。
この流れの中で、風俗スタッフも今あるIT技術の活用だけではなく、新しいIT技術をいち早く試して実践していく姿勢が求められるようになり、パソコンやITが自然に使えるスタッフが増えています。
パソコンが自然に使えるようになる。スキルアップが誰でも手の届くところに。
風俗店の現場ではあらゆることがネット上で完結し、情報がデジタル管理されることで、業務が効率化されています。私たちスタッフは毎日の業務で何かしらのIT技術とIT機器に触れているため、半年ほど仕事をしているだけで自然に身についていきます。
風俗未経験スタッフ →パソコン苦手です使えません。
風俗半年後のスタッフ →使えるだけでなく、新人にパソコンの使い方やシステム・ツールの使い方を説明できるようにまでなる。
風俗の働き方の違いでよく言われるのが、無店舗型か店舗型かというものがあります。風俗のIT活用に関してはどちらも同じで、店舗型で立っている時間がながくともあらゆる情報はネットで完結し、パソコンを使って情報を管理しています。
パソコンが使える+ITに慣れているというのは人材評価にプラス
今までパソコン・ITに触れてこなくても心配不要です。先程説明した、ネット媒体や顧客管理システム、LINEツールなどは、すべて「誰でも簡単に操作できる」ように作られて提供されているものです。
簡単なクリック操作
簡単な文字入力
この２点ができるだけで、まずは最新のIT化にしっかり乗ることが可能です。媒体などへ掲載する広告などの制作は、大きなグループ風俗店なら完全分業で専属のWEBスタッフがいます。まだ小さな風俗店なら現場スタッフが兼任することもあり、これは経験値という点では大きくプラスですね。
一般産業と同じく、何かしら物・サービスを提供している会社は今ではほとんどパソコンで仕事を完結させますが、社内で使用している業務効率ツールやシステムは「誰でも簡単に操作できる」ものばかりです。IT化というと少し難しそうなイメージが先行しがちですが、実は便利なサービス郡が充実しているおかげで、私たちは電卓の延長程度で十分使えてしまえるものばかりなんです。
やってみる。慣れる。出来るようになる。一般産業レベルのパソコンスキルはすぐ手の届くところにあるんです。
タイピングができません？
もし・・・いままでスマホしか使ってこなくてタイピング経験がなくても…きっと大丈夫です。タイピングは自転車の練習と同じで1-2週間練習するだけで誰でもできるようになります。（ネットで「タイピング練習」と検索すれば沢山練習サービスがあります）
少しITに興味や自信があれば更なるスキルアップも可能
日常業務に加えて、WEBスタッフ業務も兼任できるお店なら、Photoshopなどの画像編集ソフトを使った写真の加工や、バナー広告制作の経験も積めます。Photoshopが少し使えるようになると、派生して印刷物系のIllustrator。動画制作系のPremiere Pro。UI/UX系のXDなどなど。使い方がほとんど同じため、派生して色々な経験と知識を積むことができるため、スキルアップが可能です。
スタッフ枠とは別に、WEBデザイナー枠がある風俗店も沢山あります。
スマホ1つでも業務が簡潔する時代。
女性の出勤情報をアップする業務。パソコンだけではなくスマホ１つあれば、完結できる風俗媒体もあります。慣れていたらパソコンの方がスムーズですが、スマホだけでも可能です。
まとめ
風俗業界のIT化は日々進化し続けています。
パソコン知識ゼロでも安心です。
風俗店で働けば、パソコン使ってちゃんと仕事できます人材になれます。
一般産業の一般業務レベルであれば、外部サービスのおかげで誰でも手の届くレベルなんです
また、SNS活用が加速しているため、活用次第では新人スタッフでもすぐにお店に貢献することも可能です。SNS活用の知識と経験はこれからの時代で、風俗以外でも使えて活躍できること間違いなし！
風俗店は沢山稼げて、同時にスキルアップも叶う業界です。
