風俗のスタッフに有給休暇はあるのか?実際、取得できるのか?
2022/03/26
風俗はキャスト女性だけでなく、スタッフも高収入。
ということで、風俗でスタッフとして働きたいと考えている、または働き始めた男性の皆さん。
その稼いだお金は何に使いますか?
高収入だけど、風俗業界がもし、超ブラックだったら?
例えば
- 残業が恐ろしく多い長時間勤務
- 公休が取れない
- 有給休暇もない
なんて状態なら、そのお金を使う暇さえありません。
特に
旅行に行くのが好き。
友達とワイワイ出かけたり、飲みに行って、次の日はゆっくり体を休めたい。
なんて考えている男性にとっては、リア充できるかどうかが重要でしょう。
また働き始めたものの、一体、有休はいつどうやって取ればいいのかわからないという新入社員の男性もここを見ているのではないでしょうか。
新人スタッフの間は、なかなか言い出せないものですよね。
風俗に有休なんてあるのか?
まず素朴な疑問として、そもそも風俗店のスタッフに有給休暇などあるのでしょうか。
風俗嬢として働くキャスト女性達に有給休暇はありません。
彼女達は自由出勤・完全歩合給制です。
ですが、風俗スタッフの場合は社員ですから、シフト制で出勤日数・時間が定められています。
そのため週休2日制といったように、きちんと休む店がほとんどです。
有休に関しては
しっかりある店
一応あるが、実際は取得されていない店(人手が足りないなど)
有休がない店
があります。
ないというのは一体どういうことかというと、雇用形態が
社員
ではなく
個人事業主への委託という形になっていれば、会社から有休は与えられないからです。
なので、風俗スタッフの求人に応募する際は、それが社員としての雇用なのか、個人事業主への業務委託なのかをしっかり確認する必要があります。
風俗業界の有給休暇の制度・仕組み
有休休暇制度を取り入れている風俗会社でも、入店から半年は有休が発生しません。
その後、年次に応じた日数の有休が発生します。
また勤怠の良さも条件です。
一般企業では、勤務予定日のうち最低80%以上の出勤が条件となっています。
風俗での有休日数は、少ない場合は3日、多ければ10日となっています。
有休がなかったり短くても、冬季休暇、夏季休暇を交代で取ったり、慶弔時には慶弔休暇が取れたりします。
業務が忙しく有休が取れなかった場合、一般企業では翌年に持ち越すことができる会社もあるようですが、風俗業界はまだ有休自体が完全に浸透していません。
そのため確実に繰り越すことは難しいと言わざるを得ません。
ですが有休を用意しているような大手優良店であれば、スタッフの数も多いので交代で休めることが多いです。
また小規模なお店であれば、休みにくい環境である反面、融通が利くので、制度という形ではないですが、臨機応変な対応がウケられることも少なくありません。
風俗業界の有給休暇の取得率・消化率
実際、風俗業界で有休取得できている店や人の割合はどれくらいでしょうか。
これは、冬季休暇、夏季休暇なども含めると、案外高いです。
3-4割といったところでしょうか。
名目だけで実際には取得していないと思われがちですが、実は一般企業も40%程度にしか及んでいないので、風俗業界が低いというわけではないのです。
風俗業界の有給取得ルール
風俗業界も一般企業も、有休取得方法は変わりません。
繁忙期を避け、周りと相談しながら、自分の休みたい日程で有給休暇を申請するだけです。
ただしデリヘルなどの営業店舗は、営業時間が24時間または午前中から朝方までと非常に長く、スタッフ3名ほどで回していることもあります。
こうなると交代制にしたところで、何日も休んでしまうことはできません。
スタッフの数が手薄な時や繁忙期は我慢し、人手が十分にある時や閑散期に休むという気遣いは当然必要です。
ですが風俗業界は、一般企業に比べても、年功序列や過度な上下関係がなく、「言いたいことを言える」職場環境です。
有休や休暇を取りたい時は、遠慮なく、店の責任者(店長など)に声をかけてみて下さい。
日々忙しい中で、有休取得を勧めたり取得方法を説明する時間がなかっただけで、使用を咎められることはまずありません。
仮に有休制度があるにもかかわらず、消化率・取得率が0に等しいなど、無言の圧迫があるようなお店なら、転職を考えたほうが良いでしょう。
風通しが良いことは、年次に囚われずどんどん昇進・昇給していくには大切なことです。
【番外編】みんな有給休暇取ってなにしてるの?
勤務先の風俗店に有給休暇があり、使用することができた場合、皆、どのように過ごしているのかも気になりますね。
風俗スタッフは実は既婚者もかなり多いです。
そのため、家族サービスに有休を使うケースがよく見られます。
また夫婦共働きで、妻がいわゆる月~金、9時~5時の会社員だったりすると、子供の学校の行事も父親担当ということが多いです。
独身の場合、数日まとめて有休休暇が取れれば、旅行を楽しむ人が多いです。
普段どうしても、ずっと店内で長時間勤務になったり、昼夜逆転してしまうため、リフレッシュしたいのです。
アウトドアなどの趣味に休暇を使う人もいます。
反対に、休暇はとにかく家でドラマや映画を観る、ゲームをするというのんびりした過ごし方をする人もいます。
またお酒が大好きな人は、この時ぞとばかりに飲み歩く場合もあるようです。
二日酔いでも翌日休みなら困りませんからね(笑)
風俗スタッフの有給休暇の過ごし方は、一般のサラリーマンやフリーターの男性と同じだと言えるでしょう。
違うのは、風俗スタッフの場合、同世代の若い男性より懐が温かいという点です。
ある程度高収入でないと、実際、旅行も飲みも楽しめません。
まとめ
風俗店でスタッフとして働いて、果たして有給休暇は取得できるのか。
そもそも有休という制度自体が、風俗業界にあるのか。
それとも、風俗業界は高収入を稼ぐことはできるが、プライベートは何もない寂しい人生になるのか。
風俗店に入店したばかりの新人スタッフが、有休をとることは可能なのか、取得方法はどうすればいいのか。
そのような疑問に答えました。
週休二日制が浸透している風俗業界ですが、有給休暇については、一定の大手グループやホワイト店以外では、まだしっかり定着していないきらいがあります。
旅行が趣味などまとまった休暇が欲しい場合、有休の有無は重要なポイントになります。
有休のある風俗スタッフの求人を狙いましょう。