【風俗スタッフお悩みあるある】年下上司との接し方、考え方の基本!
2023/04/28
近年、勤続年数や年齢によって待遇を決める「年功序列」が日系企業でもなくなりはじめ、「成果主義」へと移行する企業が増えてきています。
また終身雇用という実に日本的な慣行も危うくなりつつあり、転職へのネガティブなイメージも消え、一般的なものになりました。
こういった背景から、転職したら上司が年下だった…ということもよくあることです。
特に風俗業界では、20代の店長や20代で数店舗を統括するエリアマネージャーなどもめずらしくありません。そのため「年下上司」との接し方に悩む、30代・40代の転職組の声を非常に多く聞きます。
年下の上司にどう接したらいいのか分からない
こんなチャラチャラした若いヤツが上司なんて・・・
そこで今回は「年下上司」との接し方や心構えについて考えていきたいと思います。
大前提:上司である
この記事を書くにあたり「年下上司」に悩む数人の方にインタビューしました。しかし、一度冷静になって考えてみてください。
ある40代前半の方の悩み
「年下の上司なんですけど、やっぱり敬語で話すべきなんでしょうか?」
正直、何を悩むことがあるの・・・?といった感想です。
ひと回り、なんならふたまわりくらい歳が離れた「若造」であろうが、紛れもなくあなたの「上司」です。
上司にため口を使う人がどこにいるのでしょう?
確かにチャラい奴もいるけど…
今の風俗業界には反社のような人間はいません。しかし、デリヘルなどの業種の場合、お客様と直接顔を合わせるわけではないので、髪色や服装などが自由なことが多く、見た目がチャラい人間がいることは確かです。
- 金髪に大きなピアス
- だらしない感じの服装
- ゴツメのアクセサリー
お店によっては、このように絵に書いたようなチャラい人間もいます。そして、そのチャラい上司は敬語もまともに使えない…「なんでこんなヤツが店長やってるんだ?」って思いたくなる気持ちもよく分かります。
ですが、風俗業界では「結果」が全てです。
その結果を残したからこそ、そのポジションにいるわけですので、年齢という若さ、そして外見への偏見を捨てなければいけません。
年下上司が嫌なら2択
年下上司がどうしても受け入れられない・・・そんな場合の選択肢は2つです。
- 一つ目:プライドと偏見を捨てられない場合は、残念ながら「辞める」という選択肢をオススメします。上司の指示に従えない人間など、いくら懐が深い風俗業界とはいえ不要です。
- 二つ目:一時的にもプライドと偏見が捨てられるなら、あなたが進むべき道は、自分自身が出世して役職を上げ、逆に年下上司を部下にすることです。
風俗業界の大きなメリットは、後から来た人でも実力次第ではいくらでも逆転が可能というころです。
そのプライド、どっち?
プライド、プライド、と言いますが、あなたの「プライド」は果たしてどちらに当てはまるでしょうか?
①自分の才能やこれまでの業績などに自信を持ち、他人から正当に評価されることを求める気持ち。
②ただの思い上がり
多くの方のプライドは後者、ただの思い上がりということがほとんどです。
「風俗業界にいる他の奴らと俺は違う」と思っている方にまずお伝えしておきたいことがあります。
あなたがこれまで一般企業で培ったスキルですが、残念ながら何の役にも立ちません。実は誰もあなたに期待していません。
そもそも「順風満帆な人生」を送っている人は、風俗業界に転職しないでしょう。言い方は良くありませんが、風俗業界に転職する人間に、年下上司をとやかく言うだけのスキルや常識があるとは思えません。
俺は凄い!という奴に限ってプライドが高いですが、風俗業界に転職した時点であなたは凄くありません。並、もしくはそれ以下だと思っていたほうがメンタル的にも安心です。
とはいえ必要以上に卑下することもありません。これまでも何度かお伝えしていますが、風俗業界に転職する際に大事にしてほしいことは「ゼロからスタートする気持ち」です。これまでにいた業界や、やってきた仕事のことは一旦忘れましょう。
「年下の上司なんですけど、やっぱり敬語で話すべきなんでしょうか?」という常識はずれな質問をする方、ぜひ今一度自分の状況や立ち位置について考えてみてください。
考え方をシンプルに!こうすれば何の問題もなし
そうとは言っても、明らかに年下に敬語で話すことにちょっとこっ恥ずかしさも捨てきれない…という方もいるでしょう。
その場合、「上司と部下」について少々難しく考え過ぎているのではないでしょうか。あくまでも上司と部下は、仕事上の関係です。別にプライベートで付き合うわけではありません。
要するに大事なのは、考え方です。風俗業界で働く1番の理由は「お金」ですよね。お金を稼ぐ、一般企業よりも大きく稼ぐという同じ目標に向かうビジネスパートナーだとシンプルに考えれば良いのです。
上司ひとりでは、お店をまわすことはできません。また、あなたひとりでもお店をまわすことができません。
互いを尊重し、人としてのマナーを守ればいいだけで、別に年下上司にペコペコしなきゃいけないというわけでもありません。
上司と部下、風俗業界での仕事の経験の長さや残してきた結果として、現時点で差があるだけのことです。
年齢を気にせず活躍できて、すべての世代がフランクに繋がれる業界こそが風俗業界なんです。
これって素晴らしいことだと思いませんか?
まとめ
「年下」という枠に囚われすぎず、もっとフラットに「仕事」への意識を持つことが「年下上司」との接し方の解となります。
年上から年下を見たときの接し方に悩む記事でしたが、逆に「年上部下」の扱いに気を揉んでいる年下上司も少なくないと思います。
年齢の差、立場の違い、責任の重さ、それぞれ違いはあれど、一緒に仕事をしている以上
目指す方向は同じです。円滑に仕事を進めるために必要なことは、お互いに思いやりや尊敬の心を持つことではないでしょうか。
年上上司との関係について悩んでいる方も、基本の考え方はシンプルです。難しく考えすぎず、いまやるべきことをひとつひとつこなしていきましょう!