恐怖のアダルト垢凍結!Xか? Blueskyか?SNS運用氷河期を生き抜くための徹底考察
2024/05/10
ここ1-2年ほどでX(旧Twitter)のアカウントが凍結する割合がかなり増えたように感じます。風俗業界でも凍結が相次いでいるのでXから別のSNSへ移行しようと考えている人も少なくはないでしょう。
そんな中で、近ごろよく耳にするのが旧Twitterの共同創業者が立ち上げた分散型SNS・Blueskyです。
今回は風俗業界にSNS運用をするならXとBlueskyどちらがいいのかについてを比較・考察していきたいと思います。
いきなりSNSが使えなくなった!
ここ数年、X(旧Twitter)のアカウントがいきなり凍結された!という人が多くなっております。最近ではいきなり永久凍結になったという人も少なくありません。
特に風俗店の公式アカウントや女性キャストの営業用アカウントなどは凍結されやすい傾向があるので、風俗業界及びアダルトコンテンツ供給者としては恐怖しかありませんね。
Twitter時代はノンアダルト発信をインスタ、アダルト寄りの発信をTwitterと棲み分けができていたユーザーが、Xになってからアダルトコンテンツ発信者にとって都合の悪い意味で健全になりすぎてしまい、発信場所が無くて困っている印象です。
そういった状況なので、DMで求人のやりとりや姫予約などを受け付けている以上、いきなり連絡がつかなくなるのは困るので凍結前から避難用としてサブアカを作って公表しているという人も少なくありません。
Blueskyってどうなの?
Blueskyは旧Twitterの共同創業者が開発したテキストベースの分散型SNSです。
元々はclubhouseなどと同様な招待制をとっていたのですが、2024年2月に招待制の撤廃を発表し、今では招待コードなしで利用することができるようになりました。
Bluesky | X(無料プラン) | |
文字数 |
最大500文字 | 最大140文字 |
投稿可能な画像枚数 | 最大4枚まで | 最大4枚まで |
投稿可能な動画本数 |
なし |
最大4本まで |
DM | なし | あり |
アカウント公開範囲設定 | なし | 公開/非公開 |
予約投稿 | なし | あり(PC版だけ) |
広告 | なし | あり |
特徴 | 分散型 | 中央集権型 |
現状Blueskyはテキスト以外は画像の投稿のみで動画の投稿は出来ない仕様になっています。
他にもDMの機能がなかったり、PC版のXでは出来る予約投稿も未実装となっていますね。
Bluesky最大の特徴ともいえるのが「分散型SNS」という点です。分散型SNSはXのように運営が準備した1つのサーバーを使って、あらゆるデータを一元管理する仕組みとは異なり、複数のサーバーを使ってデータが分散される仕組みになります。
サーバーの管理を運営会社が行うわけではないので、「ユーザーがサーバーを自由に管理できる」だけでなくユーザー自身で情報を管理したり、投稿内容やフォロワー数などの情報を維持したまま他のSNSに移行するということも可能になっています。
Xとブルスカ、どっちがオススメ?
結局のところ気になるのが、風俗業界でSNSを運用するならどっちがいいの?という点ですよね?
総数だけでみると、Xの方が圧倒的にユーザー数は多いですが、収益化が出来るようになったためインプレッション数を高くするために、変なアカウントがゾンビのように湧きだしたり、いきなり凍結されることも増えたりと、欲しい情報が見つけにくい状況や運用が少し難しい部分も多くなっています。
一方BlueskyはDM機能が未実装であることから、姫予約などが一見取りにくくなりそうなイメージがあるのですが、Litlinkなどで姫予約専用の公式LINEやGoogleフォームで予約フォームを作って誘導すれば影響は少なさそうです。
その辺りのマニュアルを、あらかじめ店舗スタッフ側が用意してキャストにPDFなどで配布するのも良いかもしれませんね。
ただBlueskyには禁止項目に「猥褻、児童ポルノまたは児童虐待にあたる画像、文書等を送信・掲載する行為」という項目があるため、風俗業界のSNSなどでよく見る下着や手ブラなどのセクシー系の写真の掲載が難しい面もあります。
一方Xの規約では「センシティブなメディア: ライブ放送、プロフィール画像、またはヘッダー画像として、過度にグロテスク、暴力的、または成人向けコンテンツを含む画像/動画を投稿することはできません。」となっているので、ある程度許容はされてはいます。
ただXでも通報件数などがフォロワー数に対して一定の件数が集まると凍結になるので、やはりそこは注意は必要です。
通報の際にどの項目で通報されるかでも凍結されやすさが多少変わってくる傾向があるので、あまり無茶な投稿はしないほうが安全ですね。
最近ではメンエスなどのソフトサービスの業種でBlueskyに移行する女性や店舗も出てきているようなので、セクシー過ぎる写真をアップしない、エロ路線売りはしないという女性キャストの場合ならばBlueskyでの健全路線、清純派路線での運用もアリなのかもしれません。
まとめ
昨今のSNSは、悪い意味で健全な運営が増えすぎてしまって、アダルトコンテンツ発信者には氷河期とも言える状態になってしまっています。
インターネット黎明期のアングラでカオスな雰囲気を懐かしむ昭和生まれ世代からすると、逃げ場が無くて退屈な世界になってしまった印象です。
XにしろBlueskyにしろ、いきなりのアカウント凍結は決してあってはならないことですよね。
凍結予防策としてできることと言えば、セクシーすぎる写真は、たとえば予約をくれた方にのみ個別メッセージで送るとかにして、公開投稿はあくまで健全な内容に徹したほうが良いでしょう。
せっかくの集客のために作ったアカウントを凍結されてしまっては本末転倒です。セクシーなコンテンツは予約客や来店客のみに『特別に』配信するなどして、プレミアム感を出しつつ公開投稿ではあくまで健全に安全な芸風に徹してアカウント運営が良いかもしれません。
ただでさえ息苦しい世の中ですから、せめて一刻も早くエロOKの新しいSNSができて欲しいものですね。