仕事内容は?走行距離は?風俗の送迎ドライバーのお仕事を徹底解説!
2024/11/23
「一億総副業時代」と呼ばれて久しい昨今、風俗業界の送迎ドライバーは副業として人気のあるお仕事になりつつあります。でもドライバーとして働きたい、興味があるという人の中には、「どんな仕事内容なのか分からない」「長距離走れる自信がない」と感じている人も少なくありません。
そこで今回は風俗の送迎ドライバーの仕事について解説する記事をお送りしたいと思います。
「誰を」「いつ」「どこに」送迎するかで服装や勤務時間が異なってきます。求職者の皆さんはご自分のライフスタイルに照らし合わせた上で、勤務場所の候補を絞っていってくださいね。ではさっそく!
風俗店のドライバーってどんな仕事?稼げる?
風俗店のドライバーといえば、本業をしながらでも空いた時間で働くことができて、なおかつ高収入なので人気がある職種の1つになります。
店舗によっては社用車が何台か用意されている場合もあります。
この場合は自家用車を持っていない人でもドライバーとして仕事できるので、「免許はあるけど自家用車は持っていない」という方にも応募しやすいですね。
送迎ドライバーとはいえ、誰をどこまで乗せるのかはお店の形態によってさまざまです。そこは面接時にしっかりと確認してください。
ソープなどの店舗型の場合は、店舗の最寄り駅から【お客さんをお店まで】送迎することが多くなります。エリアや店舗によっては、ドライバーはスーツ着用での送迎が多くなります。
確かにソープからの送迎でドライバーがパジャマやジャージを着てお迎えにきたら、お客さんからしてもちょっと萎えますよね。
ただ店舗型の場合はお店が24時までに閉まるので、働ける時間がどうしても限られてしまうのがデメリットと言えるでしょう。
一方デリヘルなどの派遣型の場合は、お客さんを車に乗せることはなく、女性キャストをお客さんの自宅や派遣先のホテルまでの送迎をすることが多くなります。その他にはラストまでいた女性を自宅付近まで送迎することもあります。
デリヘルの送迎ドライバーの場合は、スーツではなく私服での勤務OK、髪型や髪色も比較的自由な場合も多くなっています。
こちらの場合は店舗型のドライバーだと雇ってもらうのが難しいファッションや髪色をしているバンドマン・劇団員の方の副業に向いてそうですね。
デリヘルの場合は、営業時間が長いため日中~深夜まで働くことが可能ではありますが、開店~夕方くらいまでは早番のスタッフで送迎、忙しくなる17時以降くらいから深夜帯はドライバーが送迎するという形になっている店舗も多くなっています。
ドライバーのお仕事ってたくさん運転しないとそこまで稼げないのでは?と思っている人も少なくないのですが、待機中も時給が発生しているので、実はしっかりと稼ぐことができるようになっているんです。
風俗の送迎ドライバーの多くは副業としてやっている人が多いのですが、店舗によっては専業のドライバーとして働けることも珍しくありません。
専業の場合は月給制、副業など業務委託で働く場合は時給制であることが一般的です。
専業ドライバーの場合は週6日勤務で月40~45万を月に稼ぐことも可能になっていますので、運転が好きで、かつ他に本業の仕事や音楽活動などをしていない場合は、じっくり腰を据えて専業ドライバーとして働くことも可能になっています。
兼業の場合は時給1200~1300円以上が平均ですが、店舗によってはもっと高めに設定されているケースも少なくありません。
また、自家用車を持ち込みの場合と社用車で給料が多少変わってくる店舗が多くなってきます。
自家用車を持ち込みする場合は、お給料にガソリン代や維持費などを考慮して、少し時給が高めに設定されていることが多くなってきます。
社用車の場合は維持費もガソリン代も店舗が支払うので、自家用車を持ち込みする場合よりも時給は安くなってしまいます。
自家用車でお仕事したいのか、社用車でお仕事したいのかを、自分のライフスタイルに照らし合わせて熟考してみてくださいね。
送迎ドライバーって平均どれくらいの距離を走るの?
ドライバーと聞くと「長距離走らなきゃいけないのでは」と不安に思ってしまう人も少なくありません。
店舗型のドライバーの場合は、駅~店舗までの間なのでそんなに長距離を走るイメージはない人が多いですが、デリヘルのドライバーの場合は長距離を走るイメージを持ってる人も多くいらっしゃいます。
地域や日によって差はあるのですが、デリヘルの送迎ドライバーの1日の平均走行距離は100~200kmと言われています。
ただし、働くデリヘルが「近場のラブホテル理由を推奨しているのか」「ある程場派遣エリアを絞っているのか」「遠方への派遣も対応しているのか」によっても走行距離が変わってきます。
近場しか派遣しない店舗の場合は走行距離が50km程度で収まることがあります。ですが中近距離でも送迎回数が多くて300kmに到達するケースも多くあるので、派遣対応エリアの範囲を確認した上で求人に応募してください。
因みに1回の送迎で走る走行距離(往復)は、都市部などのホテルが密集しているエリアで10~40km、郊外エリアへの送迎で30~50km程度であることが多いです。
他業界のドライバー業務は、タクシーは訳200km、パスが670kmまで、長距離トラックは700-1000kmなどのように1日の走行距離が法律で決められています。
また、同じナイトワークのドライバーの中にはキャバクラの送迎もあるのですが、店舗が閉店してからの仕事になるので、深夜0時以降~の出勤で、拘束時間はデリヘルよりも短くなります。
キャバクラのドライバーの場合は、複数のキャストを乗せ、店舗側に指示された順番で送ることが多いです。
ドライバーが少ない、出勤女性の数が多い、退店時間にズレがある、繁忙期などの場合は、一気に送ることが出来ないため、店舗と送迎先を何回も往復することも珍しくありません。
ただ何度も往復するとは言っても、レギュラーのキャストはお店の近くに住んでることが多いので、平均の走行距離としては40-80km程度におさまることがほとんどです。
ペーパードライバーだとドライバーは厳しい?
ドライバーとして働きたいという人の中には「ペーパードライバーで…...」というケースも少なくありません。
ペーパーでドライバーとして働くのは難しいのでは……?と考える求職者は多いのですが、店舗の業種などによっては、たとえペーパードライバーでもドライバーとして働けるケースも珍しくありません。
ソープなど店舗型の送迎ドライバーの場合は、ほぼほぼ駅~店舗の往復でルートも決まっているので、長い距離や知らない道を運転するということはほとんど無いと言って良いでしょう。
教えてもらったルートを覚えられて、かつ安全運転であれば、充分にドライバーとして働けるケースが多いのでそこはご安心ください。
またデリヘルでも、派遣エリアの中のラブホ街やシティホテルなどはリスト化・マニュアル化されていたりします。
デリヘルの場合はお客さんの自宅などホテル以外の派遣先もあるにはあるのですが、その派遣先にもある程度傾向があります。たとえば都市部なら同じマンションで別の部屋とか別の棟とかになるので、よっぽどの田舎に呼ばれない限りは、そこまで複雑で辺鄙な派遣先に赴くこともまずありません。それに今どきはカーナビもありますので、地理を把握していない人でも大丈夫です。
ペーパードライバーや運転に自信がないという人でも【店舗周辺のラブホ】【主要道路】【カーナビの使い方】の3つを把握しておけばドライバーとして働ける可能性は高くなります。
ただドライバー未経験なだけでなく、長期間まったく運転していないという場合は、ペーパードライバー講習を受けたり、レンタカーで運転してみるなどの多少の練習は必要になってきます。どこか車でのちょっとしたお出かけを何度か繰り返して練習しても良いですね。勤務希望地にほど近い目的地を設定すれば、運転練習ついでに土地勘も付きます。
昔大槻ケンヂさんのエッセイで、ペーパードライバーだった大槻さんが「某牧場で開催している子豚レースに間に合うよう車の運転する」という名目で、運転の練習がてら友人と一緒に牧場までドライブしている回がありました。このように明確な目的地を設定して運転の練習をすると、練習も楽しくできますね。
特にデリヘルの場合は繁華街周辺に事務所があるケースも多いので、路上で待機することも珍しくありません。そのため縦列駐車は難なくできるようにしておくと安心でしょう。
ドライバーとして採用された後も、お客さんや女性キャストを乗せる前に、先輩ドライバーやスタッフと一緒にルートを走る研修もあります。
事前に練習をする場合は、昼と夜で道路状況が大きく変わるので日中の出勤メインなら日中、夜の出勤メインなら夜に練習しておくのがオススメです。
不動産屋で部屋を借りるときも、ただ内見をするだけでなく「自分が室内で過ごすメイン時間帯(会社員なら夜、水商売なら昼)の周辺環境調査」を自分でもしますよね?それと同じことです。
まとめ
風俗関係の送迎ドライバーは、一億総副業時代になった現代社会において、働きやすさで注目されてきた職業と言えます。運転が好きで得意な人や、土地勘のある人にとっては働きやすい職種と言えるでしょう。
髪型やファッションの自由度を求めるならデリヘルの送迎ドライバー、長距離を運転したくないなら店舗から駅までの男性客向けの送迎ドライバーと、勤務形態に選択肢が色々あります。
拘束時間が短い送迎ドライバーなら副業として自由度も高くなっていますが、逆に腰を据えて働きたいなら専業ドライバーという道もあります。
求職者の皆さんにとってどのような営業形態、どのような勤務時間がご自分のライフスタイルに合うかをしっかりと考えて、安全運転でしっかりと稼いで行きましょう。