本当に大丈夫?風俗店舗スタッフとしての「身だしなみ」について解説!
2025/03/14
あなたの「身だしなみ」、大丈夫ですか?
社会人としても、人間関係の構築においても、最重要といっても過言ではないのが「身だしなみ」。たかが身だしなみ、されど身だしなみ。なんとなくなぁなぁで済んでしまいそうな風俗業界で働く男性の中には、「風俗だしテキトーで大丈夫でしょ」と思って、身だしなみが適当になってしまう人も少なくありません。
そこで今回は、店舗スタッフにこそ知ってほしい、身だしなみの基本と、風俗業界でも使える「身だしなみの応用編」を解説していきます!
そもそも身だしなみって何?
「身だしなみはしっかり!」と言われますが、あまりにざっくりしすぎていて、具体的にはどういうことを指すの?と思われる方もいますよね。
広辞苑による「身嗜み(身嗜み)」とは……
身のまわりについての心がけ。頭髪や衣服を整え、ことばや態度をきちんとすること。
教養として、武芸・芸能などを身につけること。また、それらの技芸。
“身だしなみ”という言葉は様々な場面で耳にしますが、「正しい身だしなみとは何か」という定義についてはあまり考えない人がほとんどです。
一般的な身だしなみに求められるのは【清潔感・TPO・品位】の3つと言われています。特にこの中でも、TPOは重要視されることが多いです。
時と場所、場所に合わせた服装・行動・言動をすることが非常に大切になってきます。
1着数万円のジャージでも、結局はジャージはジャージです。
高級ブランドのものだとしても、一流のホテルやレストランにはふさわしくありませんよね。
また、いくらオシャレでもBBQやハイキングにハイヒールで来たら……顰蹙ものです。
今回は「何を着るか」といった身だしなみではなく、身のまわりについての心がけと定義して「清潔感」+「言葉遣いや態度」の面から身だしなみについて学んでいきましょう。
清潔感はデキる男の証
風俗業界で実際によく見るのが「スーツやYシャツがシワだらけ」のスタッフです。仕事をしているうちにできた座りジワなどではなく、明らかなシワシワのスーツの人を見かけます。
それでもスーツはスーツ。ドレスコードとしてはOKじゃないか。気にしすぎでは?と思う人もいるかもしれません。
しかし、風俗業界以外の一般社会から見ると、正直「それはちょっと……」という印象を持たれることが多いでしょう。
シワシワのスーツが与える印象は、清潔感の欠如、たとえスーツでも自分を客観的に見ることが出来ない人間=マナーがないといったものです。
これと同じく、スーツやシャツのサイズ感が明らかに合っていないものも、違和感を持たれてしまいます。小さすぎるシャツを着て、ボタンの隙間から肌が見えていたときは「よくこの格好でここまで来たな……」と思われるはず。
こういう、どこかチグハグ、どこか一般常識から外れているスタッフや求人への応募者は、大抵爪が伸びっぱなしだったり、汚れていたりすることが多く、風俗のお客なら女性からNGをが出るタイプであることが多いです。
またこれ以外にも、特に気をつけてほしいのが臭い・汗じみなどです。くさい、汚いと思われてしまうと、お客様はもちろん女性キャストからも間違いなく嫌われてしまうでしょう。
清潔感チェックポイント
スーツ・Yシャツの臭い・汗じみ
さすがにYシャツを何日も洗わずに着るような、明らかな不潔な人はいないと思いますので、臭いが問題になるのはスーツの方です。
スーツをご家庭で洗う方はあまり多くなく、ほとんどの方がクリーニングに出すかと思います。風俗業界で働き始める方の中には、スーツが不要の業種で、スーツを1着しか持っていないという人もめずらしくなく、持って行く手間やクリーニング代など負担があるのも確かです。
しかし、働き始めてお給料が出たら、スーツを追加で購入して、最低2着は用意するのがおすすめです。
高いスーツは必要ありません。自分に合ったサイズならとりあえず安いものでもOKです。
ジャケットは特に臭いが付きやすく、シャツに関しては汗じみが問題です。
汗っかきな体質の人は、吸汗速乾タイプのシャツを選んだり、脇汗パッドを使用したり、下着を着用する、下着の替えを用意するなど、対策をとれるとベストです。
そして臭いや汗じみだけでなく、黄ばみにも注意が必要です。黄ばんだYシャツはとても汚らしく見えてしまうので、黄ばみ防止効果のある洗剤や漂白剤を使用しましょう。
オフィスカジュアル
最近はいわゆる「オフィスカジュアル」を取り入れている風俗店も多くなってきました。
特にデリヘルなど、派遣タイプの風俗店では、お客様と直接対面することがないので、スーツの着用の必要がないことがほとんど。
かといって、遊びに行くような服装や、部屋着のような格好では、仕事場に行く格好としては不適切です。そのため、オフィスカジュアル程度に留めるお店も多いようです。
後述する髪型・髪色もそうですが、どうしてもこだわりのファッションがあり、仕事といえどそこは譲れない……という方は、大衆的なデリヘル一択といえます。
履物
スーツ以外にも、足元も大事です。
ビジネスシューズを1日履いたままは疲れますよね。
仮にお店的に、スニーカーやカジュアルな靴が容認されるとしても、清潔感と節度には留意しましょう。色や形はスポーティーなものより、スーツに合わせておかしくないものが良いです。
店内では室内履きやクロックスのようなものがOKでも、奇抜な色や柄は避けるほうが無難でしょう。
履物に関して、特に気をつけたいのが汚れや臭いです。「靴が臭い=足が臭い」のは完全にアウト。定期的に靴をクリーニングし、中敷きや靴下を工夫したり、消臭剤を使うなど気を配る必要があります。
ここだけの話、仕事がバリバリでき、スピード昇格していくスタッフに、靴や靴下が汚い・臭い人はほぼいません。
足が臭い(または汚い)男性=万年ヒラスタッフといっても過言ではありません。
散髪
基本的には短髪が推奨されることがほとんどです。伸ばしっぱなしでボサボサなのは、清潔感もなく、どうも浮世離れした感じになってしまうため、月に1度はきちんと切りましょう。
もしお金がないなら、1000円カットでも問題ありませんよ。
凝った髪型で伸ばしっぱなしにするくらいなら、ごく普通の変哲もない髪型でサッパリしているほうが好感度は高いでしょう。
奇抜な髪型・髪色
社会人として働くなら、特に男性の場合は髪型に縛りがあり、一般的には普通の「短髪・黒髪」が望ましいです。
暗い茶髪程度ならオシャレな短髪同様受け入れられると思いますが、奇抜な髪型や髪色は社会人としての「信頼」を得られづらいことが多いだけでなく、お店自体が安っぽく見えてしまいます。
これもデリヘルであれば、比較的緩めのお店もありますので、髪型にこだわりたい人はご参考までに!
寝ぐせ
寝坊して寝ぐせのまま出勤、あるいはズボラで寝ぐせのまま出勤など、だらしない人だなと周りからは見られています。
遅刻するよりは寝ぐせのままでも出勤したほうがマシかもしれませんが、それも許されるのは1〜2回まで。
寝ぐせ=寝ぼけているという印象があり、仕事のやる気を疑われかねませんよ。
香水や整髪料
臭いよりはマシだろうと言わんばかりに、香水や整髪料をガンガンつけている人がいますが、それは絶対にNG。
お客様にや女性キャスト、同僚スタッフからも不評待ったなしです。
特に女性は、男性のキツイ香水や整髪料を臭いと感じる人が多く、狭い事務所内だと「臭いが充満して頭が痛い」という苦情が出ることも少なくありません。
求められているのは香水の匂いをプンプンさせることではなく、無臭または石鹸などのほのかで爽やかな香りであることです。ただ最近は、柔軟剤・制汗剤・整髪料などにも香りのキツイものがあるので要注意です。
体臭
体臭がキツイスタッフは、お客様だけでなくキャスト・同僚など皆から嫌がられます。
体臭の原因は【腋臭・汗・加齢臭・風呂に入らない(!)・洗濯せず同じ服を着る(!!)】などが挙げられます。講習の原因としては、歯周病や虫歯、臭いのキツイ食べ物や飲み物、タバコ、胃腸の病気が挙げられることが多く、それぞれ対策をしっかりしていくことが重要です。
ヒゲ
ヒゲは100%NGではなく、服装が比較的自由な職場ではヒゲも許されることがあります。
しかし一般的に、会社に出勤するときはヒゲを剃るものと考えられているため、面接にヒゲをたくわえたまま行く人はあまりいませんよね。
お客様と接する店舗型風俗店やホテヘルタイプの風俗店であれば、ヒゲは剃っておく方がベターです。
なお、ヒゲOKの職場でも、OKとされるのは「きちんと手入れしているヒゲ」です。生やしっぱなしの無精髭は絶対にNG。他にもひげそり跡が目立つのも清潔感には欠けると言われても仕方ありません。
気を付けるのは外見だけじゃない!
見た目としての「清潔感」はしっかり整えることができているのに、言動や立ち振舞いですべてが台無しになってしまうひとも少なくありません。
基本的に人の印象は、外見と言葉や態度で決まると言われており、品位ある「見た目」を大事にするだけでなく、言葉や態度で品位をまとうことも、身だしなみの重要な要素の1つとなっています。
外見としての見た目が左右するのは、どちらかというと第一印象の方で、言葉や態度に品位があるかどうかは、信頼関係を左右します。信頼されないスタッフは、お客様も女性キャストからも頼られませんし、尊敬されません。
信頼されるふるまいとは、具体的に【挨拶・言葉遣い・遅刻しない・約束は守る・物を乱暴に扱わない・常識やマナーを意識する・人の悪口を言わない】といったことが挙げられます。
ネクタイの色彩マジックを活用せよ!
色には不思議なチカラがあります。特定の色をまとえば、その人の印象をガラリと変えてくれます。
男性にとって、とても身近な例を出すと、戦隊ヒーローがまさにそれです。戦隊モノといえば【赤・ピンク・黄色・青・緑】の5色が代表的です。
赤=リーダー、ピンク=女性隊員、黄色=お調子者キャラ、青=クールで知的キャラ、緑=穏やかで優しいキャラ、などこういったイメージを持つ人も多いと思います。
このように色と紐づけられたイメージなどから、印象を自在に操作することも可能です。
赤系ネクタイ
赤はパワーを感じさせる色。店長やマネージャークラスになったら、ぜひ取り入れていただきたい色の1つです。
赤色が与える印象は【頼れるリーダー!】
ただし、毎日赤を選んでしまうと、某芸人のようになってしまう可能性も…。
そのため、毎日ではなく、お店の売上が期待できる週末といった勝負の日に選ぶのがおすすめです。
芸能人や経営者の人の中には風水にこだわる人も多いですが、最近はサラリーマンでもカラーコーデなど風水を取り入れている人も増えてて、負けられないプレゼンがある日には赤を選ぶという人も多いそう。
赤はリーダーの色とはいっても、役職がない人でも着用してOK!特に新人期間は、やる気と積極性が重要かつ不可欠で、色が持つ「情熱」「積極」の力で、より一層モチベーションみなぎる自分になりましょう!
オレンジ系
「やる気が出ない、なんだか気持ちがどんよりしている……」そんな日には、オレンジが持つ「アクティブ力」を借りるのがおすすめです。
オレンジには、ポジティブで明るい気持ちになる効果があると言われています。
また、人間関係がギスギスしてしまったとき、真面目過ぎて話しづらいと言われてしまい、もっとキャストと仲良くしたいときなど、そんなときはオレンジが持つ「フレンドリー」な印象力をまとってみてはいかがでしょうか。
ちなみに食べ物など、食品の写真を撮る時や、メインで食事をするダイニングの照明もオレンジっぽい方が美味しく見えると言われていますよ。
黄色
「電話対応が苦手」「もっと様々な提案ができるようになりたい」と感じた日は、「好奇心旺盛」「ポジティブ」「おもしろい」のチカラを持つと言われている黄色がベストチョイス!
黄色は金運が上がる色として有名ですが、仕事上では、クリエイティブさを発揮できる、自信が持てる色だと言われています。
青系
青のチカラは「誠実」「爽やか」!そのため、女の子の面接・面談のときに選ぶのがおすすめです。
働く女の子やこれから働いてみたいと考えている女の子に、「誠実さ」をアピールしていくことは非常に重要な要素です。業界未経験の女の子なら安心感を与えられますし、風俗スタッフに「チャラい」というマイナスイメージを持っている女性キャストにも効果的です。
青のチカラで信頼できるスタッフとしてのイメージをもたせましょう。
まとめ
今回は社会人として必要不可欠な要素「身だしなみ」について、じっくり解説しました。
なんとなく出来ているようで出来ていない「身だしなみ」について再確認できたでしょうか。
また、身だしなみ関連で「色」のパワーも、ぜひ今後活かしてみてください!