スタッフとして働くなら知っておきたい!風俗店の役職
2022/05/04
転職先に風俗業界を選ぶ最大のメリットは、何でしょうか。
一般的には
- 高収入が可能だから
- 未経験でもチャンスがあるから
と言われます。
これはどういうことかというと、風俗業界では査定、役職への登用を随時行っていることが多いので、チャンスは常にあるのです。
多くの企業や職場では、査定は年1度のみ、役職のポストは限られており、能力があるからといってどんどん出世できるわけではありません。
また風俗業界は、他の業界に比べて、キャリアアップ・ステップアップの道がとても明確と言われています。
そのため、現役風俗店スタッフには、出世を狙っている人も多いでしょうし、またこの度、昇進し役職に就き、今後さらなるステップアップを望んでいる人も多いでしょう。
そういった意識の高い風俗店スタッフのために
- 風俗店の役職
- 各役職の仕事内容と平均給料
- 昇進スピード
- 昇進判断基準
- 各役職の心得
について、説明したいと思います。
風俗店の各役職
まず風俗店スタッフには、どのような役職があるのでしょうか。
お店や会社によって、役職の種類は異なっています。
ですが一般的には
- 副主任
- 主任
- 副店長
- 店長
が一般店舗で働くスタッフの役職になります。
大きなグループ会社であれば、複数店舗があるので、その上に
- 統括
- マネージャー
といった複数店舗を監督する役職者がいます。
また店舗のみの個人店ではなく、会社組織の大手であれば、一般企業のように
- 課長
- 部長
といった役職者が、経営者である社長やオーナーの下にいます。
一般的には店長以上の役職を幹部と呼び、求人でも
幹部候補生
といって、積極的に昇進を狙う人材を募集しています。
各役職の仕事内容(役割)と平均給料
それぞれの役職の仕事内容と平均的な給料について、紹介します。
【副主任・主任】
仕事内容は、一般スタッフとほぼ変わりません。
ただし、新入社員とは違い、仕事をしっかり覚えた段階ですので、副店長や店長が不在の時には代わりを努めたり、新人スタッフの教育もします。
女性キャストに対しても、同様です。
また日々の業務をこなすというレベルから、売上アップを念頭に置いて仕事に取り組むことが求められます。
受付スタッフの業務は、副業やアルバイトでも行えますが、役職に付けるのは正社員のみです。
一般スタッフの平均月収は25-30万円ですが、主任といった役職者になると、月収40万円台が可能です。
【副店長】
副店長は店長補佐となります。
店長の仕事を学ぶ立場でもありますし、多忙な店長を補佐する立場でもあります。
最終判断は店長がするとして、店長の業務である
・売上目標達成のための企画推進
・女性マネジメント
といったことも副店長の仕事内容です。
役職者の給料は、インセンティブが大きいです。
頑張って成果を上げることができれば、高収入が実現できます。
風店長の平均的な月給は、50万円です。
【店長】
店長になると、小規模な店舗で部下がほとんどいない場合や、スタッフが足りないといった場合を除き、受付業務はメインでなくなります。
備品管理や掃除などの雑用、ホームページの更新なども一般スタッフの仕事です。
では店長の仕事内容は何かというと、副店長の項目で述べたように
いかに戦略を立てて、店の売上を伸ばすか
女性マネジメントを中心に、働いているメンバーの管理
が最重要となります。
できる店長の場合、上の役職である統括やマネージャー以上に稼いでいることもあります。
月給には幅があり、50万円の店長もいれば、60、70、80…と高収入を実現している店長もいます。
- 統括
- マネージャー
- 課長
- 部長
といったさらに上の幹部になると、自分の下にあたる役職者のマネジメントが仕事になります。
また1店舗ではなくグループとして、新しい企画、営業戦略なども立てていきます。
会社の規模や役職により、収入には大きな幅がありますが、目安として
年収1000万円以上の正社員が風俗店では珍しくないということを、お伝えしておきます。
各役職への昇進スピード
次に気になるのが、それらの役職にいつ就けるのかではないでしょうか。
逸る気持ちはわかりますが、流石に今日入社して来月、再来月にはというわけにはいきません。
貴方を待つポストはたくさんあるんですけれどね。
入社からどれくらいで各役職につけるのかについてですが、これは非常に個人差が激しいので、平均は語れません。
何年経っても、ヒラ社員のままのスタッフは存在します。
もちろんそれでも、月給25-30万円という安定した収入は得られるので、それでもいいという正社員もいます。

一方で、入社から半年経つか経たないかで頭角を顕し、昇格し始め、1年そこらで店長までなってしまうスタッフもいます。
いずれにせよ、一般企業の昇進速度に比べると、圧倒的なスピード昇進が可能なのです。

ただし、本人の能力だけでなく、働く風俗店の業種・規模・社風にもよるので、注意が必要です。
例えば、役職の数に限りがあるソープランドやファッションヘルスなど店舗型風俗店では、上の人が辞めない限りポストが空きません。
ところが厳しい規制がなく、実店舗を必要としないデリヘルであれば、繁盛し利益を出していれば、2店舗、3店舗…いくらでも店を増やすことができます。
そうすると当然、必要とされるスタッフの数も、役職の数も、増えます。

また個人店の場合、会社と違い、こじんまりとした経営になります。
それはそれでアットホームな良さがありますが、スピード昇進を狙う男性にとってチャンスが多いのは、やはり資本力と勢いがある大手グループでしょう。
さらにいえば、経歴不問、実力主義の風俗業界でも、成果主義を徹底しているお店もあれば、比較的年功序列的なものを重んじるお店もあります。
その辺は、求人内容、会社のホームページ、面接の雰囲気ややり取り、口コミなどから察することができます。
各役職への昇進判断基準
ある程度店舗数や規模がある大手を勧めるのには、もう一つ理由があります。
それは昇進の判断基準です。
大手であれば、昇進基準も社内規定ではっきり決められていたり、評価も直属の上司である店長だけでなく
- 女性キャストからの評判
- 他のスタッフからの評価
- マネージャーや統括の評価
も考慮に入れるなど、より第三者的なものになります。
これが個人店になると、ワンマン体制のため、オーナーの一存で決まってしまいます。
昇進基準は
◇副主任・主任
スタッフの仕事が全て確実にこなせる。
◇副店長
日常業務に加え、女性マネジメントなど店を管理する意識・能力が十分にある。店長不在時は店を任せられる。
◇店長
1店舗のリーダーとして、スタッフやキャストを引っ張っていける。絶えず売上を意識して、店を発展させていける。
◇統括・マネージャーなど
店長としての十分な知識・経験・人望を活かして、会社全体の経営に携わっていける。
となります。
各役職の心得
上記の昇進基準に基づいて、各役職の心得を考えるとすれば、次のようになります。
副主任・主任
後輩スタッフの模範となるような、業務遂行に努める。日常の業務をただこなすだけでなく、売上・女性管理・集客などにも目を向ける。
副店長
スタッフではなく、マネジメント側の視点を持つ。同時に、マネジメントと一般スタッフを結ぶ役職だということも理解する。
店長
店の責任者として、頼られる存在になる。売上と従業員マネジメントの両方を絶えず意識する。
統括・マネージャーなど
現場に疎くならないよう、積極的に意見を吸い上げる。各店舗スタッフが動きやすいよう、バックアップする。
まとめ
風俗店スタッフがどのように昇格していくのか。
その役職について、詳しく解説しました。
正社員として風俗店で働くからには、高収入実現のためにも是非幹部クラスを目指していきたいもの。
主任、副店長、店長、統括、マネージャーと昇格していくためには、その仕事内容や求められる資質をしっかり理解することが大切です。
今はまだ、日々の業務をこなすことでいっぱいかもしれませんが、役職についての理解は、きっと貴方の仕事の質を変えてくれるでしょう。