受付スタッフなら知っておきたい!風俗店の電話対応はこれで完璧

      2022/05/07

受付スタッフなら知っておきたい!風俗店の電話対応はこれで完璧

デリヘルなど風俗店のスタッフの主な仕事として、電話対応が挙げられます。

ところが今の20代の若者は完全なスマホ世代。

固定電話に出た経験がない人さえいます。

そのためか電話対応が大変苦手なスタッフが増えているようです。

よく耳にするのが

自分はコミュ障だから

という意見ですが、見ていると、友人や家族とは普通にLINE通話やビデオコールで話しています。

 

まり慣れない固定電話で、ビジネス相手と話すということが苦手なだけなんですね。

先日

電話対応しながらメモを取るなんてマジで神!

こんな記事を目にして、固定電話どころか、ダイヤル式電話(わかります?)がまだあった子供時代を過ごした私はびっくりです。

でも風俗店のスタッフとして働けば高収入が可能ですので、ただ固定電話やビジネス電話対応に慣れていないという理由だけで諦めるのはもったいないと思うんです。

実は風俗店の電話対応は基本的な流れと敬語やビジネスマナーさえ押さえれば、決して難しいものではありません。

そこで基本の形と全体像についての理解を深められるよう、解説したいと思います。

これさえしっかり理解できれば、電話対応への苦手意識や恐怖心は取り除けるでしょう!

受付電話対応の流れ

受付電話対応の流れ

風俗店で最も電話対応が多いのはデリヘル(デリバリーヘルス)と呼ばれる業種です。

デリヘルは実店舗がなく、女性をお客様のところに派遣してサービスを行います。

なのでお客様とのやりとりは、電話のみになります。

お客様が最初に話す受付スタッフの電話対応は非常に重要です。

ここがダメなら、いくら質の良い女性を揃えても、成約に繋がりません。

そこでデリヘルスタッフの電話対応受付について流れを説明したいと思います。

基本的に風俗店もサービス業。

一般のサービス業や企業と共通する点がたくさんあります。

①電話を取り、名乗る。

極力、3コール以内に電話を取ります。

「お電話ありがとうございます。

〇〇(店名)、受付担当××(自分の名前)です。」

最初にこれだけ言うことで、受話器を取るなり相手が早口でまくしたて、こちらが焦ることがなくなります。

またごく稀にお店を間違えて電話してくるお客様がいるので、散々受付した後に

「あ、店間違えた…」 ピッ、ツーツー

という悲しい思いをすることも防げます。

店では本名ではなく、店スタッフとしての苗字(源氏名のようなもの)を使うこともできます。珍しい苗字の方などは、そうしたいという人もいるでしょう。

②聞く項目は決まっている。

お客様から聞く項目は、いつも同じです。

  • 何時からスタートされますか
  • 何分コースにされますか
  • 派遣場所はどちらですか?ご住所を教えてください
  • 女性をご指名されますか?
  • 連絡先のお電話番号とお名前をお願いします

基本はこれらです。

あとはお客様のご希望があればお伺いします。

例えば

  • 今日ではなく明日の事前予約
  • こんなタイプの女性がいい(タイプ指名)
  • オプションを付けたい

などをお伺いするだけです。

③リピーター(会員)客の場合、データがある

多くの風俗店では、パソコンを利用して、顧客データ管理をしています。

そのため、一度利用したお客様であれば、電話番号からデータが出てきます。

上記の派遣先や名前、お気に入りの指名女性なども分かるので、実際に聞く項目はさらに少なかったりします。

④新規のお客様には、サービス内容や利用ルールを説明する

女性が安心してお仕事に向かえるよう、ご新規のお客様には、サービス範囲や禁止事項を説明する風俗店もあります。

これは定型文がありますので、それを読むだけです。

⑤金額の確認は必須

受付に関して最もトラブルになりやすいのは、やはりお金でしょう。

基本コースの料金にプラスして

  • 初回の入会金
  • 指名する場合は指名料
  • オプションサービスを付けるならオプション料金
  • デリバリー交通費(距離によって変わる)

があります。

また各種割引を利用される場合は、その金額を引きます。

この計算が、慣れるまでは焦るかもしれませんが、毎日やっていると勝手に覚えてしまうので大丈夫です。

ただお金の間違いは、お客様に

ぼったくり

の印象を与えかねないので、しっかり確認しましょう。

お客様によっては、クレジットカード決済を選ばれる場合もあります。

⑥最後に確認すれば安心

お電話を切る前に、必ず復唱しましょう。

飲食店でもオーダーを受けたら復唱しますよね。

大切なのは基本のみです

大切なのは基本のみです

いかがですか?

改めて流れを整理すると、思ったよりシンプルだし、そう難しくなさそうでしょう?

風俗店だからと言って特殊な内容はありません。

電話対応で大切なのは

声のトーン

基本の敬語

基本のビジネスマナー

この3つです。

この3つさえ押さえて置けば、大丈夫です。

声のトーンについて

お客様が不快に感じる声のトーンや話し方をすると、トラブル率が増えます。

顔が見えない分、誤解を招かないことが大切です。

◇大きめの声を心掛ける。◇はっきりと話す。◇早口でまくしたてる必要はありません。電波の状態によっては、聞き取りにくいので、少しゆっくりめでも良いくらいです。◇語尾ははっきりと。語尾を上げない。(ギャルじゃないんですから…)◇表情は見えませんが、笑顔で話すと、相手に伝わります。◇相手の言葉に被せて喋らない。

以上を意識してください。

基本の敬語

今までビジネス敬語など使ったことがないという人もいるかもしれませんが、社会人として最低限の敬語を身に着ける良いチャンスです。

決して慇懃無礼な程に難しい敬語を使う必要はありません。

頑張りすぎると噛みます(笑)

  • 当たり前ですが、です・ますを使う。
  • ごく基本の敬語をマスターする。

知っておきたい!よく使う敬語変換表【尊敬語・謙譲語・丁寧語】│タウンワークマガジン (townwork.net)

ビジネスの敬語12選 若手が覚えておきたい実例つき - CANVAS|第二新卒のこれからを描くウェブメディア (mynavi-agent.jp)

話し方は慣れです。

最初は意識しないと出てこないかもしれませんが、日常的に使っていると身に付きます。

また自分では正しく使えているつもりでも、間違った使い方をしていることもあるので、上記のようなサイトで一度復習してみましょう。

ビジネスマナー

風俗店は高級店でもない限り、それほど堅苦しい業界ではありません。

ですがお客様への電話対応だけは、一般企業と同じように考えましょう。

◇相手が電話を切るまで待つ。◇必ず保留にしてから、同僚スタッフと話をする。◇即答できない時は、自分が折り返す。

といった基本的なマナーです。

自信がない人は、これもビジネスマナーの初歩についてのサイトなどで勉強しておくと良いですね。

苦手意識を取り払うには

苦手意識を取り払うには

とはいえ、電話対応は緊張する、できれば電話を取りたくないと感じる人も少なからずいるでしょう。

デリヘルなどの風俗店で、電話対応を一切しないということは難しいです。

その場合は店舗スタッフではなく、カメラマン・ドライバー・WEBスタッフといった職種を目指す必要があります。

風俗店でスタッフとして働き、昇進・昇給していきたいなら、苦手意識を克服する必要があります。

できるだけスムーズに電話対応するコツは

①流れをしっかり把握する

②定型文で答え方や決まり文句を覚える

こと

そして

③とにかくめげずにどんどん電話を取る

ことです。

新人スタッフの時は、見てるこちらがはらはらするような電話対応をしていた社員も、数ヶ月も経てば、スムーズにこなしています。

トラブルにつながりやすいポイント

トラブルにつながりやすいポイント

最後に、トラブルにつながりやすいポイントを把握しておきましょう。

ここに気を付ければ、気分を害したお客様がイライラしたり、誤解が生まれたり、後で面倒なことになったりが、8割以上防げます。

①聞き取れなかったときの聞き直し

相手の言うことが聞き取れなかった時

えっ?

は?

普段、こうやって訊き返す癖がついていませんか?

家族や友達と違い、お客様にこれはNGです。

キャスト女性にもNGです。

この訊き返し方は、人によっては、無礼と感じたり、威圧的に感じて言いたいことが言えなくなったりします。

お客様への電話対応であれば

申し訳ありません。お電話が遠いようで、もう一度お願いします

と言いましょう。

②声が小さい

反対に貴方の声が小さいと、お客様は何度も

え?

ごめん、今何と言った?

と訊き返さないといけません。

また料金やシステムなど大切なことをモゴモゴ話していると、利用し慣れていないお客様は、不信感を抱きます。

③相手の話を聞いていない

これは失礼ですよね。

緊張していたり、忙しいと、パニックになりがちですが、だからこそ

  • 受付の流れを定型化して、順番通りに行う
  • メモを取る

ことが大切です。

特に新人の頃は、自分が受付したお客様のことがすっぽり記憶から抜け落ちていたり、いくら考えても思い出せないなんてこともあります。

だからこそ、後で思い出せるよう、また店長や先輩に説明できるよう、メモを取っておきましょう。

④威圧的な相手におどおどしてしまう

デリヘルなどの風俗店を利用するお客様は、いろんな人がいます。

本当に千差万別です。

ただ夜は、お酒を飲んでいる人も少なくありません。

そのため

◇無駄に声が大きかったり(笑)◇ちょっと何言ってるかわかりにくかったり(笑)

また

◇割引などの交渉をしてきたり、本当に美人でスタイル良くてサービスいいんだろうな?とドスの効いた確認をしてきたり…

まあいろんな方がいます。

中には話し方が威圧的な人もいます。

あまり話にならないお客様の場合は、女性の安全のためお断りすることもありますが、基本、受付スタッフは怯んではいけません。

堂々と落ち着いて、相手の態度に振り回されず、いつも通りの対応をしましょう。

それが

  • ルールに従って遊んで頂けるお客様か
  • 危ないお客様か

判断するテストでもあります。

目の前にいない電話越しの相手です。

殴られることもないし、貴方の顔も本名も相手はわかりません。

ここは、仕事、業務と割り切って、ある意味機械的にこなすことが大切です。

まとめ

風俗店のスタッフは、高収入な仕事です。

特にデリヘルスタッフは、体力的にも比較的楽で、店舗展開しやすいため昇格の機会も多いです。

大変魅力的ではありますが、電話対応が苦手、嫌だと言う若者なら、他の仕事はしてもいいけれども電話対応だけは嫌だと躊躇している人もいるのではないでしょうか?

実は風俗店の受付対応は、決して難しいものではありません。

ほとんど流れが決まっているので、いくつかのパターンさえ頭に入れば、苦手意識もなくなるでしょう。

またここで身に着けた敬語やビジネスマナーは、風俗以外の仕事をする時にも役に立ちます。

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この記事を書いた人

フージョブ編集部
風俗で働く男性を応援するメディア「フージョブマガジン」を運営するチームです。風俗のスタッフ求人や風俗業界で働くことに関する情報を発信しています。