転職に有利なのはどっち?風俗の繁忙期と閑散期
2022/05/21
風俗業界で働こうと思った時に、果たして今が、風俗業界に転職するがのに適した時期なのか気になる人は少なからずいるでしょう。
というのは、サービス業には繁忙期と閑散期というものがあります。
特に水商売や風俗などナイトワーク業界は、その差が顕著なことで知られています。
少し風俗業界の知識がある人なら、風俗嬢が
繁忙期だから一気に稼いで100万円!
閑散期でまったく稼げず、生活苦…
なんて話をちらっとでも耳にしたことがあるのではないでしょうか。
ということは
お客様が来ず店が暇な閑散期に転職活動をしても、採用で不利なのでは?
どうせ転職するなら繁忙期を狙えば、有利な条件で転職できるのでは?
そう考えても不思議ではないですよね。
この点どうなのか、風俗業界の繁忙期と閑散期、それぞれの時期の転職活動で注意すべきことについて説明します。
風俗業界の繁忙期と閑散期
では風俗業界の繁忙期と閑散期は、それぞれいつでしょうか?
この質問に正確にスラスラと答えられる人は、半数いるかいないでしょうね。
ここで確認したいと思います。
【風俗業界の繁忙期】
風俗業界の繁忙期は
- 年末年始(お正月休み)
- ゴールデンウィーク
- 夏のボーナスが出る6月以降
- お盆休み
- シルバーウィーク
- 冬のボーナスが出た後の12月
と従来から言われています。
つまり
- 1月初旬
- 4月末~5月初旬
- 7月、8月
- 12月
このあたりです。
ただし
雇用や給与体系の変化、今非常に問題になっているコロナの影響などで、若干この図式が崩れていますね。
それでも確実に言えるのは
・連休
・まとまったお金が入る給料日やボーナス日の後
には風俗店は忙しくなります。
【風俗業界の閑散期】
風俗業界の閑散期は
- 1月の正月休みが終わってから、2月にかけて
- 8月のお盆休みが明けてから
- 11月から、冬のボーナス支給まで
と言われています。
懐が寂しくなる時期ですね。
これに加えて
3月の年度末から4月の年度初めは、職場の決算や異動で忙しくなりますし
足元の悪い梅雨時期
台風の多い9月10月
とにかく寒くて暗くて早く帰りたくなる上に、風邪、インフルエンザなどが蔓延する真冬
この辺りはやはり人出が若干減る傾向があります。
閑散期に転職しても不利ではない!
- 繁忙期は人手が欲しいはず
- 閑散期は人件費を減らしたいはず
単純に考えるとこうなりますが
風俗業界の場合、慢性的に人手不足なので、それほど合否には影響しないのが実情です。
未経験者をスタッフとして採用して即、スタッフ業務が全部こなせるかというと、そんな訳はありません。
忙しくバタバタする繁忙期より、通常時に採用してきちんと育成したいという風俗店も少なくありません。
ただし、繁忙期に転職するメリットもあれば、閑散期に転職するメリットもあります。
またそれぞれのデメリットもあるんです。
大切なのは、面接と採用後を通し、それぞれの時期に適した対応を知り、実行することです。
繁忙期に転職した場合のメリット・デメリット
まずは繁忙期に転職した場合のメリットとデメリットについて見ていきましょう。
繁忙期に転職した場合のメリット
繁忙期は風俗嬢も思い切り稼げます。
つまり店にとっても稼ぎ時。
風俗店の給料体制は、スタッフであっても完全固定給制ではありません。
求人に表示されている初任給にプラスして
◇歩合(インセンティブ)
◇大入り(年2回のボーナスとは別に、目標達成したり大きく売上が跳ね上がった時に支給される手当)
があるんです。
つまり繁忙期に転職すれば、いきなり歩合や大入りが期待できるというわけです。
転職前には前職を辞めてからの無職期間があったり、何かと金銭的にキツイと思います。
入社してすぐのこれは、かなりうれしいですね。
繁忙期に転職した場合のデメリット
メリットがあればデメリットもあるもの。
繁忙期に転職して、貴方の選んだお店が繁盛店なら
とにかく忙しい!
繁盛店の繁忙期はまさに闘いなので、先輩や上司から仕事を丁寧に教えてもらえない可能性はあります。
手が回りません。
例えば入店から数日経っただけなのに、受付マニュアルを渡されて、いきなり実戦ということも…。
ただ、マニュアルがあればなんとかなるのが受付業務です。
そして分からないことは訊けます、振れます。
1本成約させることは、営業店舗にとって非常に大切な使命ので、任せっぱなしで困っている、答えられない、お客様が腹を立てているのに放置ということはありません。
その点は、一般企業や飲食店より孤独感がないので安心してください。
風俗業界未経験、接客業未経験の人は、閑散期の転職は不安になるかもしれませんが、実戦経験が閑散期より格段に付きます。
習うより慣れろという諺の通り、うまく対応できれば、試用期間が短縮され、早期に基本給アップにつながる。
はい、風俗業界は非常に柔軟で実力主義なので、そういうこともあるんです。
繁忙期の新人心得!
繁忙期に新人スタッフとして入店した場合、次のことを心得ておくと非常に働きやすくなります。
上記のデメリットの項目で説明したように、早々に実戦へと送り込まれる可能性があるわけですから、一番起こりそうなトラブルが
お客様を怒らせる
ことです。
これはもうとにかく一生懸命、誠意を持って対応することです。
新人の初々しさ丸出しで、一生懸命対応すれば、お客様も暖かい目で見てくれるものです。
実際、どんどん昇格していった店長などを、新人の頃から知る常連客はどこのお店にもいるもの。
お客様との信頼関係ががっつりできているのも、できるスタッフの特徴です。
(そして大体、皆、1つくらい失敗談や武勇伝があります。笑)
また、デリヘル電話対応については
- ホテル名や派遣先の住所
- 指名の女の子の名前
は必ず復唱しましょう。
新人の間は、忙しいからこそ丁寧に行うことが大事です。
そして始めから終わりまで完璧にするより、ミスを無くすことに注力しましょう。
言い換えれば
恰好をつけない
大事なポイントはしっかり押さえる
この2つが重要ですね。
閑散期に転職した場合のメリット・デメリット
次に閑散期に転職した場合についても、メリットとデメリットを見ていきましょう。
閑散期に転職した場合のメリット
慢性的に人手不足の風俗業界には、閑散期は人材育成のチャンスという考えがあります。
これは風俗業界に限らず、どこの企業でもそうかもしれませんね。
閑散期には、上司や先輩にも余裕があるので、ゆっくり丁寧に繰り返し教えてもらえます。
そこで基本がしっかり身につきます。
せわしないのがどちらかというと苦手という人や緊張しやすい人は、スタートがこの状態だと安心できるでしょう。
閑散期に転職した場合のデメリット
反対にデメリットですが、これが案外色々あるんです。
①歩合や大入りがあまり期待できない。
何しろ閑散期です。
どこのお店も基本的には厳しく、基本給はしっかり支給されますが、プラスアルファの部分である歩合や大入り手当は期待できません。
少しでも多く収入が欲しいと期待して転職している人にとっては、辛いですね。
②試用期間が長くなることも。
試用期間の目安はあれど、やはり一定数の受付業務など、こなすべき内容の仕事をこなしていないと、試用期間が長くなることがあります。
1日も早く正社員になりたいという将来の幹部希望者にとっては、じりじりする思いでしょう。
③暇だと精神的に疲れる。
風俗スタッフの労働時間は平均10時間前後と長めです。
- お客様が来ない
- 電話が鳴らない
暇だと時間が過ぎるのが遅く感じ、精神的に疲れます。
稼げないので待機場の空気も重く、プレッシャーになることも。
④暇だと仕事を甘くみがち。
風俗業界は高収入。
店舗スタッフの初任給は、30万円というものも少なくありません。
暇で初任給30万円と考えると、風俗=楽に稼げると勘違いしてしまう人がいます。
そこで仕事を甘く見たいい加減なスタッフになってしまうリスクがあるのです。
閑散期の新人心得!
閑散期に入社したら、まずは、与えられた仕事を確実にこなしましょう。
余裕があるのですから、丁寧にしっかりやれるはずです。
また、分からないことはどんどん質問するなど、待ちの姿勢ではなく、攻めの姿勢も閑散期には有効です。
ただし、たまに勘違いしたスタッフがいるのですが…
やることもやらないで、あれこれ改善案などを言うのはご法度です。
改善案の意見を述べるのは、スタッフとして一人前になってからが正解です。
まとめ
風俗スタッフとして働きたい
転職するなら繁忙期と閑散期はどちらが有利か
この疑問の答えは
- 採用はどちらでもされる
- 繁忙期と閑散期にそれぞれメリットとデメリットがある
- 自分に向く方を選ぶもよし、それぞれの時期にふさわしい心得をしっかり頭に入れれば、繁忙期と閑散期いずれでも怖くない
ということになります。