転職回数で不利にならないって本気にしてるの?多いの基準は?
2022/10/12
風俗業界の求人を語る時に必ずと言っていいほど耳にするのが、風俗業界は、年齢・学歴、そして職歴は関係ない。
やる気と素直さがあれば、過去は関係ありません。
という人生再スタートしたい人にとっては、希望に満ちた言葉です。
これは嘘ではありません。
ですが…
ここ最近の応募者を見ていると、転職回数が少し多いように感じます。
はっきり言ってしまうと、いくら何でも多くないかと感じることがあります。
え?やっぱり転職回数が多いと、そこ引っかかりますか?
今、そう心配している貴方に、本当のことを教えます。
風俗業界への転職において、転職回数が多いことは、一般企業同様に不利になるのか。
貴方の転職回数は?
まず最初に、前提になることをいくつかお話しておきましょう。
というのは、ここを間違えている人が結構いるんです。
①転職回数のカウントは「在籍した社数 -1(マイナス一)」現在在籍中の会社は含みません。
②正社員および契約社員として在籍した会社は、すべてカウント。貴方は、それぞれ会社に採用されたからです。
これ重要です。
③派遣社員の場合は、登録している派遣会社が変わらなければ1回とカウント。
派遣先の企業ではなく、派遣元の派遣会社が貴方の雇用先なのでお間違いなく。
登録している派遣会社A → フージョブ株式会社に派遣社員として1年間勤務 → 風俗最高株式会社で派遣社員として2年間勤務。この場合は、2回ではなく1回です。
何回転職すると多い?
一般的には、男性の場合、転職回数が2回以上になると「転職が多い」と思われる傾向ですね。ただ、企業の考え方や業種、年齢によって、「多い」の基準が異なります。
ここで皆が知っている有名企業の人事担当者が考える「転職回数が多い」の基準を調べてみました。
まず1社目はGMOインターネット株式会社さん。
20代は3回、30代は5回以上転職していると「多い」と感じます。
それぞれの就業期間が短いと「腰を落ち着けて仕事に取り組む意識がないのかな」と感じます。
しかし面接で、退職理由をきちんと説明して頂ければ、マイナス評価にはなりません。
次はみんな大好き、日本マクドナルド株式会社さん。
20代は3回、30代は3〜4回で「転職が多い」という印象を持ちます。しかし、書類選考の段階で、先入観は持ちません。
年代別に見る転職回数
なるほど…
年代によって、何ら問題ない転職回数の上限というのは異なるようですね。
色々な人の意見をまとめてみると、このような基準が明らかになりました。
20代
3回以上だと多い。
30代
5回以上だと多い。
40代
回数よりも在籍期間が重要。
1社の在籍期間が3~5年以上なら問題なしということが多い。
回数だけでなく、1社あたりの在籍期間も重要なファクターなのです。
3年以上か3年未満かが、短期間で仕事を辞めてしまう人、多分次も…という印象になるかどうかの分かれ目になっています。
転職回数が選考に影響するのか
転職回数が多いと思われても、それが採用・不採用を左右しないなら、入社してしまえばこっちのもの!
となかなか逞しいと言おうかふてぶてしいと言おうか、メンタルの強い人もいます(笑)
いや、それがダメってわけじゃないですよ。
はっきり言ってしまうと、一般企業の場合、20代なら3回以上転職していると選考に影響する。
と言われています。
30代、40代は?
これが意外なんですが、30~40代の転職回数は選考にまず影響しないのです。
なぜかというと、この年代は即戦力と考えられているからです。
20代の場合は、まだ経験やスキルも浅く、会社から見ると育てていく対象なんです。
だからこそ、じっくり腰を据えて、モノになるまで、言い換えると会社に貢献できるまで働き続けられるのかがポイントになるんですね。
ところが30~40代となると、転職回数よりも、社会人としての実績とスキルが選考に大きく影響します。
転職回数0~1でも「すぐ使えない人材」であれば、ダメなんです。
ただし、どの年代も先述したように、在籍3年以上がひとつの基準となっています。最低3年ですよ。
「3年以上勤めることで得られる経験」に人事は注目していることが伺えますね。
言い換えると、1年や2年の仕事は、経験値として注目されないということです。
思ったより厳しいですね。
風俗業界は一切関係ない?!
ここまで読んで、がっかりしている男性も少なからずいるでしょう。
20代だけど、何回も転職を繰り返してきた人。
色々なバイトをやってみたくて、あるいは合わないとすぐ見切りを付けて、または非常に職場ガチャに運がなくて…そんな人もいるはずです。
また30代、40代で、とりあえず生きていくために、今まで何度も転職を繰り返し、即戦力と言えるほどのスキルを積んでいないと打ちひしがれている人もいるでしょう。
氷河期世代など、非常に深刻な問題ですもんね。
では風俗業界はどうなのか。
一般企業と同じように転職回数を気にするのか。
全く気にしないということはありません。
ですが、転職回数が選考に影響することはほぼないと考えて下さい!
問題なし!
理由は簡単です。
風俗業界では「過去」には拘りません。もうこれ、風俗業界の黄金ルールですから。
過去はいいです。
これから
- 本気で、腰を据えて働くかどうか。
- 経験やスキルを積む努力ができるか。
- 働きたい、稼ぎたいという意欲があるか。
私達が知りたいのは、これのみ!
本当に転職回数に関係なく、採用してくるの?
と疑っている貴方に教えます。
転職回数が特に多い方の大半は、今までの職場を短期間で辞めています。
3年どころか、数ヶ月ももたず退職してるのが目についたりします。
なぜ、そんなことに?
- 上司と合わなかった
- 働いてみたら自分に合わなかった
- 思ったように稼げなかった
まぁ、こんな理由だと思います。
ですよね?
いや、わかりますよ。
我々凡人って、そんなもんです。
で、詰むんです。
実は私も経験あります。
が、私達はこう考えます。
重要なのは
①経歴を振り返り猛省しているか
②今回の転職への意欲
この2点です。
大事なことなのでもう一度言います。
- 経歴を振り返り猛省しているか
- 今回の転職への意欲
これで未来は変えられます。
本来はここにプラス、自身がこれまで従事してきた業務の中で培ったもの=自分のセールスポイント。
これを言えるといいんですが、短期間で辞めて転職を繰り返している方の場合…言葉に詰まってしまう人は結構いるでしょう。
あえて失礼な言い方をしますが、短期間で辞めて転職を繰り返しているのに、そんな武器があるわけない!
なくて普通です。
わかってます。
ですので①②だけで十分です。
ただし①②がないのでは、話になりません。
これが風俗求人で熱く語られている
- やる気
- やる気を見せて
- 本気が見たい
- 未来を見つめて
という意味です。
面接での受け答えのコツ
そっか、転職回数は関係ないのか!と安心している人、ちゃんと最後まで読みましたか?
転職回数が多くても採用されますが、それには「これまでの経歴を振り返り反省すること」が必要です。
だから面接時には、やはりその部分はツッコまれると思って下さい。
その部分ってどの部分かですって?
- 「転職回数が多いこと」
- 「短期間で辞めた理由」
です。
あるいはもっと抽象的に
これまでの職歴を振り返って、どうお考えですか?
こんな風に尋ねられたりします。
この言葉は「貴方の転職回数5回、最短在籍期間6カ月、業種も職種もバラバラ。うん…で、自分でどう思う?」という意味です。
あ、文字にするとかなりグサッときますね(汗)
このような質問がきた時に、その短期間の経験を盛ったり上手い言葉でプラスに見せようと考えるかもしれません。
でもそれよりも、短期間で辞めて転職を繰り返したことへの反省です。
最後に
短期間で転職を繰り返し転職回数が多い。
これは採用側から見れば、転職への考え方、また仕事への姿勢が超適当だったということです。
ですが風俗業界には
過去の経歴は問わない。
本人が反省し、今後は本気で取り組むなら大歓迎。
という考えが浸透していますので、貴方の人柄とやる気次第で、今までの転職歴がどのようなものであっても、道は開けます。