【風俗嬢の敵=本強客】風俗スタッフとして「本強を出すべき基準」を考える
2022/12/10
風俗嬢が
あのお客さん、嫌!あのお客さんはもう接客したくない!
と思う時、色々あると思いますが、その1つが「しつこい本強」「本番強要」です。
だから、そういう店じゃないっつーの(怒)
こう心の中でキレたことが一度もない風俗嬢って、いないかと思います。
さて皆さんも知っての通り、風俗店では、どうしても合わないお客さんや無理と感じるお客さんをNGに指定することができます。
本強客、NGできるはずなのに「お店からいい顔をされなかった…」なんて話をたまに聞くんです。
本強客にNGは出せないの?NGを出していいのは、どこから?
この疑問に店舗スタッフとして答えたいと思います。
「本番いい?」と訊いてくるお客さんは多いが、断れる
まず風俗未経験・初心者で「本番を求めてくるお客さんがいたらどうしよう…」「どれくらい本強客っているんだろう?」と心配している女性。
そして現役風俗嬢で「なぜ、私のお客はこんなに本強客が多いのか?」「この店は客層が悪いのか?」と疑問に思っている女性。
そんな皆さんにお伝えしたいことがあります。正直に言います。
「本番いい?」「本番できるよね?」「お小遣いあげるからさ、させてよ」こういう事を言ってくる本番交渉から「は?本番ないの?」「皆、本番してるよ」「なんで、君だけないわけ?」「いいから、いいから」
と強引に本番に持ち込もうとする本番強要まで、レベルは様々ですが、本番を求めるお客さんは多いです。
裸ですし、勃起しちゃってますから、ほぼ皆、できることなら本番したいです。
ええ―っ!って女性の皆さんは思うかもしれませんが、これはもう生理的なもので、裸の女性とイチャイチャしてSEXしたくない男性がいたら、そのほうが変わってます。
ですがもちろん、ヘルスやエステなど一般の風俗店では、本番サービスは提供していません!
禁止行為です。禁止されてるからしません。「え?そんなのでいいの?」と思うかもしれませんが、いいんですよ!
お客さんも、サービス内容に本番が含まれていないことは理解しています。でも言うだけ言ってみて、あわよくば…と思っているだけです。
店頭で「まけて!」「割引して」というお客さんと同じです。
まけてといくら頼まれても、できない時はできないじゃないですか。あくまでお客様なので、笑顔で丁寧に、でも断っていいんです。
断れるが、正直面倒くさいからNG出したい
あわよくば…と思って言ってるだけ「断って問題ない」これを理解しているとかなり楽になると思うんですが、中には言われること自体が「面倒くさい」「うっとうしい」「ストレス」だから、そういうお客さんはNGにしたい!という風俗嬢もいます。
気持ちはわかります。たまにしつこい人いますもんね。「ああ言えばこう言う」「諦めない」「拗ねたり、怒った(ふりをした)りする」こういうお客さんに当たると疲れます。
お店に戻って「今のお客さんNGで!と言いたくなっちゃいます。
苦手なお客さん、接客が無理だと感じるお客さんはNGにできますが、当然、お店としてはNGにしたい理由や状況を詳しく訊きます。
そして場合によっては「それはNG出さないほうがいいと思うよ。次回、もう一度接客してみて、それでもダメならNGにしましょう。今度は利用前にお客さんに注意するから、NGはなしでお願いできますか。」とお店からキャストを説得することも、たまにあります。
NGは出したければ出せるが、出し過ぎると稼げなくなる
そうして、「NG出せるって言った癖に、結局出せない!本強客を許すってことは、店は本番推奨ってことなんじゃないの」と怒りを感じる風俗嬢が出現するのですが、NGを出せない時にはこんな理由があるんです。
他の女性に比べてNGを出す数が多過ぎる。
お客さんからのクレームが多かったり、アンケート評価が低いなど、本人の接客に問題があると思われる。
そのお客さんに対する他の女性達の評価が良く、いわばお店の良客、常連客の場合。
NG理由が「本番させてくれない?と1-2回言われた」程度のもので軽過ぎる。
まとめると、そんなにNGをホイホイ出していたのでは稼げないと思われるケースです。
もちろん、どうしても無理な時はそう伝えればNGにします。
ただ本強に限らず、派遣エリア、自宅派遣、オプションプレイ、外国人のお客さん、体が不自由なお客さんなど、NGが多ければ多いほど、稼ぎにくくはなります。
単純に付けることができるお客さんの絶対数が減るというのもありますし、お店としても安心してお客さんにどんどんオススメするわけにはいかなくなるからです。
NGを出す基準はこれ
でもこうなると、どこまでも我慢しなくてはいけない。と感じて、ストレスが溜まり辞めたくなってしまったり、むしろ出すべきNGを出せないままになってしまったり、色々と困ります。
ではNGを出すのは、どこからOKなのかについて考えてみましょう。
それは最初に述べた「お客さんはあわよくば本番したいから、言ってくる」でもお店のサービスには、本番は含まれていないから断っていい!ここにヒントがあります。
「させてよ」「ダメ♡」というやり取りは、ただのあいさつや掛け声の掛け合いみたいなもの。
それで収まるようなら、NGは出さないほうがいいです。「無理矢理、本番をしようとする」「怒る、怒鳴る、大声を出す」「プレイさせてくれない」こういった場合はNGです。
これは、あまりひどければその場でお店に電話してもらってもいいですし、なんとかやり過ごせそうならその時だけ頑張って、お店に戻ったら即効NGでも構いません。
口ではああだこうだ言いながら、笑ってやり過ごし、きちんとプレイができるお客さんがしているのは、本強ではなく、本番交渉です。
本強の交わし方を身に付けよう
本番を求めてくるお客さんを上手に交わせるようになるのが、ストレス少なく、NGも少なく、働き続けるための重要項目です。
最も大切なことは、決して怒ったり、理屈を並べるのではなく「笑顔で!サラッと!でもハッキリと!」断ることです。
そして、プレイに進む、または続けます。お客さんが繰り返して言ってきても、同じです。プレイが続行できれば、気にしないでいいんです。
むしろ、お客さんに四の五の言わせないためにも、ちゃっちゃっとプレイを始め、お客さんを気持ちよくしてしまいましょう。
すごく気持ちいいことをされているのに、それを止めてまで、真剣に議論しようとするお客さんはまずいません。
お客さんが本強や過剰行為に走る時は、ある程度「手持無沙汰」であることが多いのです。
本強はサラッと流して、お客さんを退屈させないよう濃厚なキスやフェラで、言い方は悪いですが誤魔化してしまうのが一番です。
まとめ
どうしても苦手なお客さんがいたら、NGにしていいよ。と言われたはずなのに、本強のお客さんにNGを出すつもりが出せなかった…そんな不信感あふれるエピソードが流れてきたので、今回NGをお店から断られた、または渋られた理由「本強を出すべき基準」「本強の交わし方の基本」についてお話しました。