風俗スタッフはイケメンの方が得なのか?
ネットスラングでもお馴染みの「ただしイケメンに限る」。実際にとあるアンケート結果によると…「ただしイケメンに限る」と思った経験がありますか?という質問に対して、約58%の女性が【はい】と答えています。
この結果のみを考慮すると「人生、イケメンの方がお得」と言えるのではないでしょうか。
では、このことが風俗店で働く男性スタッフにも同様に言えるのか?
今回はキャストマネジメントにおいてイケメンは得なのかを真面目に考えていきたいと思います。
イケメンスタッフのために頑張るという女性
表題から察しのとおり、キャストの中には「イケメンのあのスタッフのために頑張る」という層は、一定数いることは間違いありません。男性が、若くて可愛い女の子のために頑張るのと同じです。
キャストマネジメントのひとつに「その日の出勤を確保する」というものがあります。
風俗店の多くは完全自由出勤制、そして出勤ノルマもありません。仕事に行きたくない日は、たとえ出勤予定を入れていても休んでもお咎めなしです。
ですので、キャストマネジメントで一番大変なのが「その日の出勤の確保」となります。
この点を考えるとイケメンは有利と言わざるを得ません。
イケメンのデメリット
女の子が、あくまで「イケメンだから」というだけなら問題はありません。ですが、女の子に「好き」という恋愛感情が入ってしまうと、たとえスタッフにそんなつもりが一切なくても、トラブルに繋がる恐れがあります。
こうならないためにも、イケメンスタッフは、イケメンではないスタッフよりもマネジメントする際のキャストとのベストな距離感を常に意識しながら接しなければいけません。
メリットもありますが、デメリットもありますので、絶対お得!とは言い切れません。
顔よりも「お金」
女の子が「イケメンだから仕方がない」と思う状況は、日常生活においてはただあります。もちろん風俗でもありますが、それよりもキャストが一番重要視しているのは「稼ぎ」です。
いくらイケメンでも「稼げる」ためのアドバイスがまったくできなければ、3日で飽きられてしまいます。逆にブサイクでも稼げるための提案やアドバイスが的確にできるなら、「ブサイクでも仕事はできるスタッフ」との称号を得られます。
店舗スタッフにおいて「できるスタッフの称号」!
これこそが、マネジメントをスムーズにおこなうために必要不可欠なのです。
目指すは内面イケメン!
どんなキャストにも平等に接し、キャストひとりひとりの悩みに寄り添い、しっかりと声掛けでき、かつシフトも含め、女性のモチベーションと指名率アップをサポートできるスタッフ。
これを風俗業界の内面イケメンの定義とします。内面イケメンになるには、かなりハードルが高いと言えます。
ですが、道のりは大変ですが、誰でも内面イケメンになれます。
内面が磨かれれば、おのずから自信が付き、顔つきも変わると言います。俗にいう雰囲気イケメンにもなれる副作付もあります。
まとめ
ドラマで例えると、キャストはヒロインで、イケメンスタッフはその主役の恋人のような設定のように思われがちですが、実はそんなことはないんですよね。
女の子が風俗で働く理由は「お金」です。イケメンでも、シフトも含め、女性のモチベーションと指名率アップをサポートすることが全然できなければ、キャストからの信頼は得られません。
我々スタッフはあくまで裏方ですので、ホストになる必要はありません。
外見磨くよりも内面を磨いて「稼がせるスタッフ」になることを切に願うばかりです。