【STOP悪用】風俗スタッフとネットリテラシー

   

【STOP悪用】風俗スタッフとネットリテラシー

現代の風俗業界はネットビジネスだと言われるように、風俗店運営においてインターネットはなくてはならないものとなりました。

風俗店では在籍女性の顔や身体、時として肌が多く露出する写真を掲載することがあります。

そのため各種ネット媒体を管理する風俗店スタッフはネットリテラシーを高く持たなければなりません。

そこで今回はネットリテラシーとは何か、気をつけるべきことなど、改めて考えて行こうと思います。

ネットリテラシーとは

ネットリテラシーとは

ネットリテラシーとは、インターネットやデジタルメディアを利用する際に必要なスキルと知識を指します。

語源である英語のliteracyは「読み書き能力」を意味するものですが、日本語ではここから「使いこなす能力」と使い方が広がりました。

ネットリテラシー4要素

情報の評価能力

ネット上には正確な情報と誤った情報が混在しています。情報の信頼性や正確性を判断する能力が重要です。

プライバシーとセキュリティ

インターネット上でのお神情報やプライバシーの保護は安心安全に利用するための必須項目です。適切なセキュリティ対策やプラばし−設定の管理が必要となります。

コミュニケーションとコラボレーション

オンラインで他の人々と効果的にコミュニケーションをとり、情報を共有・協力するスキルが求められます。

著作権と法律

インターネット上で情報やコンテンツを共有する際には、著作権や法的な制約に適合する必要があります。

風俗スタッフが気をつけるネットリテラシーは?

風俗スタッフが気をつけるネットリテラシーは?

現代の風俗業界は集客や求人など、そのほとんどをネットを活用して行っています。

そのため風俗店スタッフはしっかりとしたネットリテラシーを身につけなければいけません。

著作権

「モノ」に対して発生する権利

著作権は、創造的な表現や知的財産を保護する法的な概念です。著作権は、文学・音楽・美術・映画・ソフトウェアなど、さまざまな形態の創作物に適用されます。

著作権によって、著作者は自身の創作物に対して特定の権利を保有し、これには著作物の複製、配信、公衆送信、改変、二次利用などの権利が含まれます。

他の人が著作物を使用する場合には、著作者の許可や適切なライセンスが必要です。

さらに著作権は、著作者の創造的な努力を保護するだけでなく、経済的なインセンティブを提供し、文化的な発展を促進します。

著作権法には、著作者の権利を守るための法的な手段や保護期間が定められていますよ。

そして著作権には一定の例外や制約もあります。公正な使用や引用など、特定の条件下での著作物の使用が認められる場合があります。

また、一部の国や地域では、著作権の保護期間が経過した後に著作物がパブリックドメインになることもあります。

著作権は、創作物の使用や共有に関する法的なガイドラインを提供し、著作権所有者の権利を保護する役割を果たしています。

肖像権

肖像権は「ひと」に対して発生する権利です。

肖像権は、個人の肖像を制御し、無断使用や不当な利用から保護する法的な権利であり、

個人のプライバシーや名誉を尊重するために存在し、肖像の使用や公表には本人の同意が必要です。

主な要素は、同意の必要性、利用の制限、商業利用への制限です。

肖像権は個人のプライバシーと尊厳を守る重要な法的概念、他人の肖像を不適切に使用することが制限され、個人の権利を保護します。

その店長ブログの写真、大丈夫?

風俗店の店長ブログでよく見かけるのが、アニメや漫画のイラストや写真素材をそのままサムネなどに使用しているケースです。

みんなやってるし大丈夫、と思っている方は要注意!

百歩譲って一般人が個人でやっているブログであればPVも少なく、見つかったとしても見逃してくれることもあるかもしれません。

しかし、「店長ブログ」個人としてやっているつもりでも、会社およびお店に付随しているブログですので、あくまでも商用ブログとなります。

そして、風俗店ですので一般的にはアダルトサイトという認識をされます。

会社が大きくなればなるほど損害賠償が大きくなりますし、世間はアダルト業界には非常に冷たいことを改めて思い知らされます。

在籍キャストの写真の悪用を避けるには?

在籍キャストの写真の悪用を避けるには?

公式ホームページや営業用広告媒体など、在籍女性の写真を使用する場面が多々あります。

集客の要がネットということもあり、写真を載せないという選択肢を選ぶことは多くの風俗店にとっては難しくなっています。

考えられる悪用(不正利用)としては、アダルトサイトやSNSなどの転載などはもちろん、中には悪質な風俗店がダミー写真として使用していたという例もあります。

顔の一部を隠す、画像の端のほうに小さくロゴを入れる程度では、とても対策が十分とは言えません。

ウォーターマーク(透かし)がおすすめ

簡単かつ効果的な対策としては「ウォーターマーク(透かし)」がおすすめです。

  1. 源氏名やIDなどの文字
  2. 店名やお店のロゴ

これらを「大きく」入れることで効果が高まります。

源氏名だけではそのまま転用されることもありますので「店名+源氏名」を大きめに入れることが推奨されています。

透かし加工はスマホの写真加工アプリなどで、文字(ロゴ)の透明度を調整することで簡単にできます。

お店の管理する公式サイトや営業用広告媒体に載せるものはもちろん、キャスト個人のSNSや写メ日記なども各自対策をすることを周知しておくことも必要です。

これらの対策を実施することで、写真の不正利用を防ぎ、個人のプライバシーを保護することができます。

まとめ

風俗は提供するサービスの性質上、現場で働くキャストのプライバシー管理が非常に重要です。

掲載する写真の管理が適切でなく、他者に悪用されてしまってはキャストの信頼はもちろん、お客様からの信頼も失うことになりかねません。

たかが写真とは思わず、1枚1枚責任を持って取り扱いましょう。

インターネットはもはや我々の生活に必須のものとなりました。日常生活に溶け込むほどに、段々とプライバシーや個々の権利への危機管理はなあなあになってくるものです。

あなたの常識が世間の常識とも限りません。

お店全体としてネットリテラシーについて、改めて考えてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

フージョブ編集部
風俗で働く男性を応援するメディア「フージョブマガジン」を運営するチームです。風俗のスタッフ求人や風俗業界で働くことに関する情報を発信しています。