風俗店の【女性店長】ってあり?なし?
2023/08/28
お店の裏方はほぼ男性ということが一般的だった風俗業界ですが、業界の健全化やイメージアップに伴い「女性スタッフ」をプッシュする流れが生まれつつあります。
実際に女性スタッフや女性店長のお店は増えています。
メンエス業界などを中心に、店長兼キャストという経営とプレイヤーの二足のわらじで独立する女性も増えてきていますね。
現役を上がったあとのセカンドキャリアとして、独立や風俗店店長を目指すことを選択肢として考え始めた女性も少なくないのではないでしょうか。
今回は女性店長のメリット・デメリットを、キャスト目線から解説していきたいと思います。
風俗の女性店長はお店の売りになる?
昔から女性オーナーの風俗店は少なからず存在していましたが、ここ数年風俗業界の健全化ムーブに伴い、女性スタッフを増やしていく動きが業界全体でありました。
女性オーナーの数も近年また増加傾向にあり、キャスト女性求人においても「女性がオーナー」であることを強調しているお店も多くなっています。
女性が店長やオーナーになることの一因として、いちキャストであった女性が現役引退後に今度は経営側として独立したり、お店を任されることが増えたことがあります。
また、完全にプレイヤーを引退せずにオーナー(または店長)兼キャストとして二足のわらじとして頑張るケースも少なくありません。
キャスト目線!女性店長のメリット
一般的には経営側は男性が多い風俗業界ですが、キャスト目線からの女性店長のメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。
女性特有の問題を理解してくれる
生理やPMSなど、ホルモンバランスが乱れることで心身に影響がでる女性は少なくありません。
そして、それを男性が完全に理解することは困難で、このような女性特有の悩みを理解できるのは女性店長の最大の強みです。
身体の悩みなど、男性スタッフには話しづらいことも相談しやすいのではないでしょうか。
色管やセクハラがない
非常に残念なことですが、風俗業界でも店長やオーナーという立場を利用し、セクハラや趣味講習などをする男性も少なくありません。
また女性の恋愛感情を利用し、色管(色管理)をする男性スタッフもいます。
しかし、女性店長の場合はセクハラや趣味講習も特殊な状況でない限り起こりにくいと言え、色管もない分、売上などの実績を重視してくれる場合が多いです。
風俗で働く女性の中には、性サービスを提供しているが根本的に男性が苦手という方も少なくないので、そういった方にとっては心強い存在です。
長期間干される可能性が低い
一般的な男性スタッフ中心の風俗店では、勤怠や成績が伴わない場合、ひと思いにクビにするということは少なく、長期間干す(仕事を回さない)など、退店を暗に意味するという状況に持っていく傾向が多いです。
一方、女性店長の場合はそういった回りくどいことはせず、ばっさりクビを切るというタイプのお店も少なくありません。
そのため女性店長のお店で働いたことがある女性からは度々「店長のお気に入りになれば長く働ける、嫌われたらすぐにクビを切られる」という話を耳にすることも多いです。
しかし、これは男性経営のお店で生殺しにされる方が良いのか、女性経営のお店でスパッと切られるか、どちらが良いかは人によるところがあります。
接客方法の悩みなどを相談できる
通常接客の流れや方法などは、お店が用意するマニュアルに目を通したり、お店によっては講習員から手ほどきを受けることができます。
しかし接客の悩みは日常的かつランダムに発生する場合が多く、マニュアルで解決できなかったり、講習員に相談が出来ないことが多いです。
そんな悩みに気軽に答えられるのがキャスト経験がある女性店長です。キャストならではの接客の悩みなど、男性スタッフには答えられないディティールまで相談できる利点があります。
キャスト目線!女性店長のデメリット
メリットがあればデメリットも必ずあるもの。女性店長のデメリットをご紹介します。
情緒が不安定
店長と言えどキャストと同じ女性です。ホルモンバランスなどで情緒や体調が安定しない日もあるかもしれません。
女性すべてがそうであるとは言い切れませんが、少し感情的になりやすかったり、日によって感情の起伏に差があるなど、男性店長やスタッフと比べると少々対応が難しい場合も少なくありません。
自分の経験でしか物事を測れない
「女性の敵は女性」という言葉があるように、全て自分のものさしで判断し、同じ女性だからというだけで、他人を同一に捉えるタイプの女性も存在します。
例えば、自分は生理痛が重くないので他の女性は大袈裟だとか、その程度の本強は大したことないなど、あくまで自分中心の考えというタイプの人です。
トラブル時に守ってくれない
責任者が女性ということで、高圧的で横柄な態度をとってくる客も少なくありません。
トラブルが起きた際に、客側が悪くてもキャストの味方をしてくれなかったり、事を荒立てないようになぁなぁな対応をするといったことも度々聞かれます。
特に店長兼キャストの場合は「自分が1番」というタイプの女性が多い傾向にあるのか、客の味方をすることも多いようです。
女性が店長になるのは良くないのか
女性店長であることがメリットになるか、デメリットになるかはオーナーの器量によって変わります。
これは男性・女性という性別に限らず、結局は手腕次第といえます。女性店長でも成功しているお店は多いです。
また、店長が女性だからといってキャスト女性が集まるわけでもなく、何に価値を感じるかはその人それぞれで、女性店長ということをあえて大々的には明言しないというお店も存在します。女性店長とキャスト、同性だからこその難しさはあるものの、同性ならではのメリットも多く、同性だからこそできる「定着率の上げ方」もあるようです。
まとめ
女性キャスト目線での「女性店長」メリット・デメリットをお伝えいたしました。
メリット:女性ならではの問題や悩みを解決してくれやすい ・セクハラや色管がない ・回りくどいこと無しで実力主義
デメリット:店長自身もホルモンバランスの乱れなどに振り回されがち ・「女の敵は女」 ・トラブル時の対処に不安がある
風俗業界だけでなく、いわゆる昼職でも女社会と呼ばれる業種や女子校など、女性が多い環境ではそれなりに良いところも、悪いところもあります。
何を快適と感じるかは人それぞれ。女性運営のお店ならでは強みもあります。
引退後の新たなキャリアのひとつとして「女性店長」目指してみてはいかがでしょうか?