送迎先がレンタルルーム…それ何?デリヘルとの深い関係
2022/05/04
デリヘル、デリバリーヘルスは、お客様の居場所に女性を派遣してヘルスサービスを行う風俗店です。
今や、最も店の数が多い業種で、デリヘルは風俗業界の代表だと言えるでしょう。
デリヘルの派遣先は主に
- お客様の自宅
- ラブホテル
- シティホテルやビジネスホテル
です。
しかしながら、たまにレンタルルームの利用もあります。
レンタルルームという言葉自体、あまりなじみがないという人も少なくないでしょう。
そこで、レンタルルームとは何か説明したいと思います。
実はこのレンタルルームは、デリヘルと切っても切れない関係なのです。
レンタルルームって何?
レンタルルームというのは、一体どんなところなのでしょう?
レンタルルームというのは、簡易宿所のような簡素な個室です。
ただし、ビジネスホテルや簡易宿所が宿泊するための施設であるのに対し、レンタルルームは時間単位で利用できるのが特徴です。
レンタルルームは、宿泊以外の目的で使われることが多いです。
具体的には、デリヘルやホテヘルのプレイ場所として使われます。
もちろん、昼寝に使っても、ネカフェ代わりに使ってもいいし、普通のカップルがラブホ代わりに利用することもあります。
レンタルルームは格安
ラブホでなく何故レンタルルームを選ぶかというと、レンタルルームは安いんです。
ラブホは、広いお風呂に大きなベッド、防音と、それ専用にしっかりと作られていますよね。
ですがレンタルルームはラブホよりも質素な作りで、普通の部屋です。
また壁などが薄いのが特徴です。
しかしながら利用料金を比較すると
東京の場合
ラブホテル:
2-3時間利用で5000円
宿泊利用で8000円
レンタルルーム:
30分 1000円
1時間 2000円
90分 2500円
2時間 3000円
宿泊 4000円
が相場です。
ラブホテルより短時間利用ができ、費用を抑えることができるのがレンタルルームです。
またラブホテルの場合、部屋のグレードによって料金が細かく違っているので、高い部屋しか空いていなかった場合、これ以上の料金がかかります。
サラリーマンの街「新橋」ではレンタルルームが大繁盛
ここで豆知識。
サラリーマンの街として知られる「新橋」ですが、新橋にはラブホが一軒もありません。
不思議ですよね(笑)
飲み屋はたくさんあるんですけれどね。
そこで新橋エリアの送迎先として多いのが、レンタルルームです!
最近では、レンタルルームでなく、プチラブホテルという名称で呼ばれていることもあります。
デリヘル経営者がレンタルルームを経営するなら、注意が必要
デリヘル・ホテヘル営業の悩みの1つが、利用したいお客様がいるのに、肝心のラブホテルやレンタルルームがいっぱいで、待ち時間が発生してしまうこと。
というのは
デリヘルを利用したいが自宅には呼びたくない。
派遣交通費がかさむ遠方ではなく、店の近くのラブホか何かでサクッと済ませたい。
というお客様は結構多いんです。
こんな時に部屋が空いていないと、お客様が待てずにキャンセルになったり、女性にも無駄な待機時間が発生します。
また事務所の近隣に、最適なラブホやレンタルルームがない場合もあります。
格安風俗店が人気の昨今、安いレンタルルームも人気なら…
デリヘルとレンタルルームを同時に経営すれば、ぼろ儲けじゃん!
こう閃いた人もいるのではないでしょうか?
わかりますよ~、その気持ち。
実は自分も同じことを考えたことがあります。
ところがですね、残念ながらこれは違法なんです。
法律で、自身のデリヘルを利用するお客様に、自身のレンタルルームを利用させることは禁止されているんです。
残念!
もちろんデリヘル経営者が、別途レンタルルームを経営しても何ら問題はありません。
自分のデリヘルのお客様に、自分のレンタルルームを利用させることがダメなんです。
というのは、デリヘルというのは無店舗型風俗店として届け出を出すので、すぐ側に部屋を用意してそこに案内したら、「無店舗」でなく「個室型」風俗店になってしまうからです。
東京であれば、現在店舗型風俗店の営業が許可されているのは、台東区の一部のエリアのみになっています。
まとめ
デリヘルで働くと、お客様の自宅、ビジネスホテルやラブホと並び、目にするであろうレンタルルームという送迎先。
自宅や宿泊しているビジネスホテルには呼びたくないという男性
できるだけホテル代を抑えたいという男性
は少なくないので、安いレンタルルームはこれからも人気が出ると思われます。
デリヘル業界で働くなら、レンタルルームについても知っておきましょう!