「当たり嬢」は作れる 指名が伸びないキャストをプロデュース
稼げてますかー?
電話、鳴ってますかー?
この時期、客足が落ちがちです。
と言うより、年々、さすがの風俗も稼ぎにくくなっているのかもしれません。
何しろ、平均月3万円。
何がって、これは一般的なサラリーマン男性のお小遣いの相場です。
月に3万円しか自由になるお金がなく、その中から、散髪代、飲み会、人によってはお昼代や自己研鑽のための書籍代なども捻出しているとか。
嫁さん次第では、たまに発泡酒でなくエビスが飲みたいぜなんてささやかな贅沢も、「自分のお小遣いで買ってね!」と言われてしまうとか。
男はつらいぜ。
しかしお小遣いが少ないとはいえ、やはり男たるもの、風俗でお気に入りの女の子と遊びたい!
遊びたい。
しかし、ない袖は振れない…
ということで、街には悶々としたサラリーマンが増え、待機室には思うように稼げないとなげく在籍キャストが増える時期です。
とはいえ、我慢にも限界があります。
風俗で遊ぶ!遊ぶチャンスは1回。どうしても当たり嬢を引きたい!
これが月1くらいで風俗に通う男性のホンネです。
当たり嬢…
これにこだわる風俗客は多く、そのため、指名が取れる人気嬢はますます電話が鳴り、そうでない女性は…という格差が生まれるのです。
ですが店としては、出勤した女性全員にある程度稼いでほしいのです。
そこで今回は、風俗客が信じている「当たり嬢」の見分け方を逆手に取り、指名が伸びない子を当たり嬢へプロデュースする錬金術師のような技をお教えします。
少ないお小遣いでも遊びたい!
はっきり言ってしまいましょう。
これは風俗客とスタッフの仁義なき戦いです。
自由に使えるお金がふんだんにあり、ハズレを引いても「これも話のネタ」「経験の一つ」と鷹揚に笑えるお客さんは少数派です。
なぜなら風俗客のメイン層は30~40代。
既婚者が多いんです。
独身のお客さんばかりであればお小遣い額についてあまり考えなくていいのですが、既婚者となると大多数の男性がお小遣い制です。
そしてサラリーマンのお小遣い額は平均3万円。
3万円では、風俗に月に何回も通えません。
サラリーマンにとっては、風俗は月1回程度、毎日頑張る自分へのご褒美なんです。
だからこそ女の子選びも慎重になりやすいんです。
大衆的な金額のお店でもつい
「スタイルが良くてバストは〇カップで、可愛くて、サービスのいい子!」
こんな風にS級女子を求めてしまうのも、大切な1回にかける気持ちの表れなのです。
そして間違いのない当たり嬢を引こうとする風俗客は、どうしてもお店の看板嬢やランカーを選びがち。
一人の人気女性に問い合わせが集中なんてことは、よくあります。
しかし、お店側、受付スタッフ側からすれば、どの女性キャストにも稼がせてあげるという使命があります。
そもそも当たり嬢というのは、風俗客の中でまことしやかに囁かれている都市伝説のようなもの。
それぞれの男性によって好み、こだわり、性癖、感度などは千差万別なのですから、自分に合う女性に当たればそれが当たり嬢だとも言えます。
ですが月1の風俗遊びにかけている男性たちは、特定の女性キャストに問い合わせが集中し、その女性が完売なら利用しないなんてことにも。
となれば、風俗客が信仰する「当たり嬢の定義」を逆手にとって初めから問い合わせを分散出来ればいいですよね?
風俗客流!当たり嬢の見分け方
まずは風俗客が考えている【当たり嬢の見分け方】、どうやって当たり嬢(であろうと)判断しているかを整理しました。
【当たり嬢とは、このような嬢である】
- 普通レベルの容姿:すごく美人じゃなくていい!「イマドキ」な「普通」の子でOK。
- 礼儀正しい子:日々、ストレス社会で闘い、理不尽なことにも我慢しているからこそ、サービスを受けるときは大切に扱われたい!
- 恋人接客してくれる子:風俗に通う男性はセカンド童貞も多いので、普通に恋人みたいにイチャイチャしたい!
- 愛嬌がある子:癒されたいのに愛嬌がないと萎える。愛嬌のない態度は美人でもハズレ嬢。
- 時短しない:時短はぼったくりや詐欺と同じ!論外!
- 感じやすい:無反応は惨めな気持ちに…馬鹿にされた気持ちにもなる。演技でなく敏感だと嬉しいし、大切にしたい、優しくしたいという気持ちになる!
- 聞き上手:自分の話を興味を持って聞いてくれる子がいい。会話もなく事務的な接客や、こちらのまったく興味ない話を一方的に喋る空気が読めない嬢もハズレ。
- たくさんキスしてくれる:キスはイチャイチャの基本!積極的にキスしてくれる子はまた会いたくなる。
これが風俗客が、本当に満足して、良いレビューを書き、実際にリピートするキャストの特徴です。
こういう女性キャストであるということを伝えられ、また在籍キャストがそういう接客ができれば、当たり嬢としてお客さんに選ばれるということになります。
風俗客はシティヘブンのココをみてます!
では風俗客は、当たり嬢をどうやって探しているのでしょう。
ほとんどの男性はシティヘブンを見ています。
シティヘブンを見ずに風俗を利用している男性は、超超超レアだと言って過言ではありません。
そんなシティヘブンで女性を選ぶときに、男性が見るポイントは次の3つです。
写メ日記
風俗客の間では、写メ日記に「身体しかうつってない→見せられない=ブス」と信じられています。
なので、在籍写真も写メ日記も完全顔出しNGのキャストはそれだけで対象外になってしまうことも。
実際には、身体しか出してない理由は身バレ防止のためなのですが、風俗客にとってはそんなのお構いなし!
こういう男性の思い込みを変えようとしても、まず無理です。
裏を返せば、顔の一部分でも出せばいいということです。
口元や目元など身バレしないで出せそうな部分を出すだけで、「当たり嬢認定への第一歩」を踏み出せます。
口コミ
私たちも飲食店や美容室などを探すときに口コミを確認します。
同じように、風俗でも口コミはかなり参考にされています。
とはいえ口コミはそう簡単にすぐ増えません。
ゆっくりと地道に、でも確実に口コミを増やしていくことをオススメします。
特に新人キャストやあまり指名が取れないキャストについては、まずは1件でもいいので口コミを貰いましょう。
口コミ0件と1件では圧倒的に1件の方がいいです。
他のキャストは口コミがあるのに、一人だけ口コミ0件というのも、地雷嬢の可能性を疑われます。
店長コメント
「S級モデル美女」、「天使の笑顔」、「一目で恋に落ちる艶やかなエロス」、「芸能人の〇〇似」…
拡大解釈しまくりなのが店長コメント。
時にはキャスト本人から「全然、違うし。誰のことよ?」とツッコミが入るほど。
そんなイメージがある店長コメントですが、意外に、お客さんはしっかり見ています。
今の店長コメントが、女性キャストのキャラに合っていなかったり、古い情報で現状の女性とは違ったり、そんなときは、より女性にハマりそうなコメントに変えましょう。
またあえてキャスト女性が、店長コメントのキャラに寄せて写メ日記やSNSでアピールするのも、指名獲得に非常に有効です。
店長コメント=男性がその女性を見たときに受ける印象や長所ですから、そこをアピールするようプロデュースするのも、女性マネジメントの一つです。
まとめ
閑散期になると、どこの店舗でも悩みの種になるのが、問い合わせや指名の偏りです。
人気のキャストは予約完売、そうでない女性はお茶引き。
風俗だからある程度の稼ぎの差は仕方ないことですが、あまりに差が激しく稼げないと、指名が取れないキャストは病んで辞めてしまいます。
在籍女性数をキープすることも、売れない女性を売れる女性にプロデュースすることも、スタッフの仕事。
当たり嬢を引きたい、当たり嬢以外は要らないという風俗客の気持ちを逆に利用して、当たり嬢を作っていきましょう。
- 指名が取れる当たり嬢
- 満足のいく接客ができる当たり嬢
作れます!
それはスタッフによる「風俗客の当たり嬢の見分け方」への理解次第です。