風俗スタッフからの転職って難しい?前職はなんて言うべき?
どんなお店でも女性キャストのほとんどはいずれ業界を去っていくもの。
じゃあ風俗スタッフはどうなのでしょうか?
もちろん、一般の仕事でも人が辞めていくように、風俗スタッフも家庭の事情や目標を達成した、起業・独立など様々な理由でいつかは転職してしまうということが多いです。
そこで今回は、大きく次の2点について解説していきます!
風俗業界卒業後の転職について
風俗スタッフ時代の職歴は転職時にどうするのか
風俗業界からの転職を考えている人、風俗業界で働いてみたいけど風俗店員を辞めた後に一般企業に転職ができるのか不安という人は必見ですよ!
風俗業界から卒業したい!
風俗スタッフの中にはお店は変わるということがあっても、風俗業界で働き続けるという人もいれば、身体的な理由や家庭の事情など様々な理由で風俗業界から一般企業に転職する人も多いです。
また、風俗スタッフの中には「将来が心配になった」という理由で辞めてしまうという人も珍しくありません。
何が原因で将来が不安になってしまうのか理由を1つずつ見ていきましょう!
社会保険
一般的なイメージでは「風俗業界に社会保険はない」と思っている人も多いですが、実は今の風俗業界では大手風俗店を中心に待遇が一般企業と変わらないレベルの水準まで上がっている店舗も少なくありません。
ただ、個人店などの小さい風俗店の中には社会保険がないという場合も珍しくないので、その場合は社会保険完備の風俗店を中心に求人を探してみるのもオススメです。
※社会保険完備のお店でも、入社後すぐに加入出来る会社はかなり少なく、大体入社後2~半年以内など試用期間が終わるタイミングに加入となる場合がほとんどです。
友人・家族にずっと言えない職業
風俗業界は健全化が進んだ今でも、世間一般的にはあまりいいイメージを持たれないことが多く、今も昔もこの職業に対する偏見は強いままです。
「誰でも出来る仕事」「底辺の仕事」などと言ってくる人も珍しくないので、どうしても周りに堂々とは言えないという人は少なく、奥さんや子供にも職業を言わないか、もしくは嘘を付くかの選択に迫られるケースもあります。
もちろん、風俗スタッフの中には奥さんには風俗業界で働いてる旨を伝えているという人もいるので、理解を得られるのであれば行ってしまうのも1つの方法です。
ただ近年は風俗店の中でも友人や家族に対して男性用の風俗バレ対策を用意している風俗店も存在することはご存じでしょうか?
男性用の風俗バレ対策がある風俗店の多くは大手グループで尚且つ、風俗以外にも事業をしているケースが多いんですよ。
体力的にしんどい
風俗スタッフの仕事は基本1日12時間以上の勤務で、週1休みというのが一般的。
最近は完全週休2日という店舗もありますが、しっかり稼ぐなら週1休みでというところも多いですね。
この長時間労働は、2~30代などの若いうちは回復も早いし体力的にも問題はないのですが、4~50代になってくると、どうしても体力的にツラくなってきてしまいます。
そのため、風俗業界で働く男性の年齢層は2~30代が圧倒的に多いのが特徴です。
もちろん、4~50代も働いていますが店長以上の役職であることが多いです。
因みに風俗業界で長く働きたいという場合は、デスクワーク中心のデリヘルがオススメです!
転職が不利になりそう
一番将来が心配になる理由で多いのが、この「転職が不利になりそう」という問題。
日本の会社は本人の可能性や能力よりも、学歴や職歴などで判断する会社が多い傾向があります。
そして世間一般的な風俗に対するイメージもあまり良くないので、「働く期間が長くなればその分転職が不利になるのでは?」と思ってしまう人はかなり多いです。
最近は風俗店とは言っても社名が一般企業っぽい名前になっている会社も多いので、履歴書だけなら風俗だとバレなくても職務経歴書や面接ではごまかせないのでなかなか転職活動が思うようにいかないというケースも少なくないです。
風俗スタッフ卒業後の選択肢は?
そもそも風俗スタッフを辞めた後にどんな業種に転職できるのか分からないという人も少なくないでしょう。
実際にどんな業種に転職できるのか選択肢をいくつかご紹介していきます!
独立
今のお店で培ったノウハウや経験をもとに独立して風俗オーナーに!という人は多いです。
風俗業界では月収30万スタートで、結果を出せばその分昇給やインセンティブがつくため、
最初から独立するために風俗スタッフとしての経験を積みながら開業資金を貯めたいという人も多いんです。
もちろん独立後も軌道に乗れば、風俗スタッフ時代のお給料を超えることも十分可能です。
万が一失敗しても、また元の会社に戻れば再スタートすることもできるので、円満に退社しておくのがオススメですよ!
幹部になって事業展開
独立する時の数々のリスクを背負うのが嫌いな人は、自分が働いている風俗グループで出世を目指すのが得策!
店長→統括→役員へと出世し、【さらに風俗店を展開する】か【風俗以外の事業を展開する】といった選択肢を自らの力で切り開くことが出来ます。
転職
風俗以外の業界に興味が出た場合や、もともと興味があった業界に転職するという選択肢ももちろんあります!
ただ年齢にもよりますが、「風俗業界からの転職は不利」になるのが一般的。
転職する時の選択肢としては次の3つしかありません。
正直に風俗店勤務と言って転職活動をする
風俗店勤務を隠して転職活動する
性質の近い業界へまずは転職する
風俗店勤務を隠す場合ですが、小~中規模の会社に転職する場合は、身辺調査をされる心配は低いです。
ただ、しっかりとストーリーを作成する必要があります。
また、性質が近い業界への転職する場合は、キャバクラ、ラウンジなどの水商売やパチンコ店員、土方やフルコミッション営業などがオススメです。
このあたりの業種は人材不足で採用されやすく、風俗業界よりは人に言いやすい業界です。
一般事業も展開している風俗グループに転職
前述したように、風俗グループによっては風俗以外にも事業を行っている会社がいくつもあります。
このようなグループの場合は、途中で風俗スタッフから別事業に異動することも可能であることが多いです。
そのためにも、入社後は頑張って働き信頼を得ていき、タイミングを見て一般事業の方に異動したい旨を伝えるのがオススメです。
もちろん、風俗店勤務のときに事前に異動したい部署で必要なスキルなどは勉強して身に着けておく必要がありますよ!
風俗時代の職歴、みんなどうしてるの?
風俗スタッフとして働いている大多数の人は、そもそも「風俗で働いた職歴を、転職時にみんなはどうしてるのか」なんて気にもしません。
なぜなら、聞かなくても答えははっきりと分かりきっているから。
前述しているように選択肢は【風俗勤務していたことは言わず、嘘の職歴をアピールする】【風俗の経験から自分がどれくらい約二立てる人材かをアピールする】の2択になります。
風俗勤務の経験を言わない人達の事情
一般業界での転職活動が長引き、一時しのぎで高収入の風俗業へ
風俗スタッフは1年以内で退職する人も多いいのですが、風俗スタッフをすぐ辞める人の中には、風俗で働いてる間に並行して一般業界で面接など就職活動をしていたケースも多いです。
また、一般の中小企業の多くは身辺調査していない会社の方が多いので、前職を聞かれても風俗以前の職歴を1年伸ばすか、リフレッシュ休暇していた、もしくは個人事業に挑戦してみて失敗したけど経験は獲得したことにするか、資格取得、旅行、親の看病、バイト生活で次の目標を考えていたなど、どんな内容でも通用しやすいです。
職歴が短く、風俗業界を転々をしていた
3か月、半年、1年はもちろん、日本では3年でも職歴が短いと判断されます。
どんな仕事をしていても基本的に短い職歴はマイナス評価になってしまう国なので、数年以下の職歴ならいっそのこと別の何かをでっちあげてしまうという選択をする人達がそこそこいます。
風俗経験はほとんど活かせない業界への転職
風俗スタッフとしての経験は一般企業で働く際に得られるものとは少し違います。
ただ、大きく分類してみると接客やマネジメントなどの経験は得ることができるので、それらの経験が活きる職業の場合は有利に働く可能性はあります。
とはいえ、接客やサービス業、営業など経験を活かせる業種は一握りという場合もありますよね。
そのため風俗スタッフを〇年やっていましたと言っても、経験を一切活かせない業界への転職活動では風俗スタッフ時代のことは言わないという選択をする人達もいます。
まとめ
今回は風俗スタッフからの転職と風俗時代の職歴についてお話していきましたが、いかがでしたでしょうか?
風俗業界から一般業種への転職はなかなか難しいことも多いですが、業種や転職の仕方によっては風俗業界からでも特に不利にならないどころか、経験を活かせる場合も少なくありません。
いつか風俗業界を卒業する日が来た時のために、いろいろ考え準備してみてもいいかもしれませんね。