懐かしシリーズ第一弾!日本のエロ文化を支えた「エロ本」が懐かしい!
2022/07/30
フージョブの読者さんって、年齢層が広いことを最近知りました。
私とそう変わらない年代の方も、少なからずいるようです。
さて先日お送りした
エロの力シリーズ
様々な技術の発展の裏側には、実は人々の尽きないエロ欲が存在しているという話でしたね。
書いてて色々思い出しました。
懐かしい日本のエロ文化
色々ありますが、今回は
昭和の日本のエロ文化を支えた「エロ本」を懐かしむ!と
いう、昭和エロあるある
懐かしシリーズ第一弾です。
日本のエロ文化を支えたエロ本
かつては、男のナニのオカズと言えばエロ本でした。
無料エロ動画配信とかありませんでしたから!
別名
- アダルト雑誌
- ビニ本
- 自販機本
- ポルノ雑誌
言い方は色々ですが、まあ中身は大体同じ、エロ本です。
裸やセミヌードのグラビア写真
エロ漫画
そういったものがこれでもかと載っている雑誌です。
エロ本最盛期は1990年代初頭。
当時のエロ本キングと言えば『ザ・ベストマガジン』です。
その発行部数100万部!
ミリオンセラーですよ。
エロ本を取り扱うコンビニは最盛期で2万店ありました。
至るところでエロ本が買えたんです。
今では風当りも売れ行きも厳しく、置いていない、または置いていても申し訳程度に隅っこにあるのにね。
因みに、現在のセブイレブンの国内47都道府県における店舗数がですね、約21000店なんです。
・・・そうです!今もしあの時代なら、セブンイレブンの全店舗でエロ本買えちゃうのです。
いつでもどこでもエロ本マート♪
ってそれはファミリーマートですね。
セブンイレブン、いい気分(エロ本♡)
って感じでしょうか。
そうそう、私、先ほど
アダルト雑誌、ビニ本、自販機本、ポルノ雑誌
と言いましたが、皆さん、自販機本ってわかります?
今は見かけませんよね
伝説の自販機本
その名の通り、街かどで、コーラやセブンティーンアイス買うみたいに、エロ本が買えたんです。
誰でも買えました。
当時は、酒やタバコは自販機で売らないとか、買いたけりゃ年齢確認のためタスポ出せとか、面倒なことはありませんでした。
もちろん当時だって、未成年でも買えちゃう問題はありました。
あったけど、ひと昔前はそれが当たり前?!
中高生でちょっとだけ大人の階段を上ってた、それが割と普通で許容されていた時代でした(笑)
この自販機本、つまり自販機のエロ本の最盛期は、1980年代です。
その頃の市場規模は、500億円!
すごいな。
実は自販機本は、通常の書店やコンビニなどルート販売で売っているものと違い、独自規格のエロ本だったんです。
したがって、かなりマイナーなヌードモデルが表紙を飾るなど、アンダーグラウンドな媒体でした。
まあそのアマチュア感と言おうか、地下エロアイドル的な?
それも自販機本の魅力でしたね。
一説によると、現金回収車が百円玉の重みで壊れたという伝説があります。
人目を忍んで、こっそり自販機本を買いに行ったシャイボーイたちが実に多かったという事実をよく表す話ですね。
エロ本捜索あるある
この記事を読んでいる男性の中には、何らかの形でエロ本を読んだ人が少なくないと思います。
あの頃まだ子供、または小中学生だった貴方なら、経験があるんじゃないでしょうか。
河原、草むら、土手、竹林などなど、よくエロ本が捨てられていた!
ね、あったでしょう?
小中学生は、よくエロ本探索に出かけていました。
今みたいにスマホどころか、携帯もない時代です。
河原や草むらに捨てられたエロ本を、必死で読み漁ったあの頃…
間違いなく3人に1人の割合で経験あり!
拾ったエロ本を繰り返し読むんですが、たまにボーナスステージがあり、持ち帰れないぐらいの大量のエロ本を発見することがありました。
あれは大人が貯め込んだエロ本の処理に困って、捨ててたんでしょうね。
この場合、とりあえず持って帰れるだけ持って帰りました。
残り?
捨てるなんてしませんよ。
残りは隠す!
自分だけの宝です。
エロ本探索には、大きなリュックサック必須でした。
そして、友達に会わないように、裏ルートから帰ります。
1度だけですね、
仲のいい奴と一緒に、エロ本を読み漁ったのは。
懐かしいなあ、何してるんだろ、あいつら。
懐かしいエロ本探索ですが、良いことばかりではありません。
夏場の竹林、林、草むらでの捜索は、蚊にさされます!
やばいくらいさされます。
なので、エロのために生まれた自分は、あの若さで、リュックサックに長袖を忍ばせるという用意周到さでした。
本気のエロソルジャーは違うんです。
ま、不自然に大量に蚊に刺されていて、友達から怪しまれた経験からなんですけどね…
現在のエロ本市場
そんな懐かしいエロ本市場
かつては栄えに栄えまくったわけですが、現在はどうかというと…
まあ衰退はしていますよね。
一人一台以上のスマホでエロ動画見放題ですし。
とある理系大学生の記事によると
口×購入率×平均購入冊数×単価=一年間の需要
から計算された現在のエロ本市場価値は
45億円
とのことです。
45億円
あったら最高ですね。
誰か45億円くれませんかね?
くれないですね。
でも先ほど、自販機本の最盛期、1980年代の市場規模は、500億円と述べました。
ということは大幅に減少してますね。
市場衰退でしょうか?
すごいんだかすごくないんだかよく分かりませんので
お得意のサッカーネタで例えますと
45億円というのは、古橋亨梧の今後2年以内の市場価値と同じなんです!
そのすごさがわかって頂けたのではないでしょうか。
いやエロ本がすごいのか、古橋亨梧がすごいのかという話がありますが、懐かしいエロ本は衰退したように見えてまだまだ生き残っています。
最後に
今回は、昭和を知る世代にとっては最高に懐かしい、エロ本について語ってみました。
当時ほどの市場規模はありませんが、今でもまだまだ需要はあります。
実際、久しぶりにエロ本を手にとってみると、懐かしい昭和のノスタルジーと、そして新鮮さがあります。
過激なアダルト動画で快感も性感も麻痺している現在こそ、もしかしたら、想像力を働かせるエロ本の人気が出るかもしれません。
実際、マンガを読めるコミックサイトでは、昔アダルト雑誌にあったようなエッチな作品が大人気です。
いや、本当に読み出すと止まらないですから、キリのいいところで止められるポルノ雑誌のほうが良心的かつ健全だったかもしれません。
昭和を知らない世代も、ビニ本、ポルノ雑誌という猥雑な響きに興味が出ましたか?
残念ながら今は自販機本も、空き地に捨てられたエロ本もなくなってしまいましたが、是非どこかで見つけて読んでみてください。
案外ハマりますよ(笑)