「大学辞めて専業風俗嬢として稼ごうと思います」店舗スタッフとしての意見
2022/05/13
こんなに稼げるなら大学辞めようかな?
そう考えている学生風俗嬢さんは少なからずいます。当店のDさんのようにほぼ毎日出勤し、月のお給料が昼職の10倍近くになってくると、大学や就職なんて馬鹿らしい気持ちになるようですね。だって昼職のお給料なんてOLで20万円くらい。世のサラリーマンのお父さん達だって、手取り月給は30万円だったりしますからね。
そのお給料のために、毎日ぎゅうぎゅうの満員電車に乗り、上司に嫌味を言われ、サービス残業し…帰りの電車では皆、死にそうな顔をしてます"(-""-)"お金のことだけ考えたら、普通に就職するのが馬鹿らしくなってしまいますよね。
効率良く稼ぐ。自由時間と体力を確保して、生活費を稼ぐ。この点では、一般の昼職は風俗には敵いません。そして当然お店としては、風俗嬢一本で働いてくれた方が嬉しいに越したことはありません。
それでも「大学を辞めちゃダメだよ」と私達はアドバイスします。
大学辞めて専業風俗嬢になるのを勧めない理由
せっかく入学した大学を辞めて専業風俗嬢になることを勧めない理由は、次のようになります。
何十年もできる仕事ではない
風俗嬢という仕事は、一生できる仕事ではありません。定年まで働くことも難しいです。もちろん今の時代、30代、40代、50代の女性が活躍している風俗店はあります。
ですが、20歳から60歳まで40年間風俗を続けることができる女性なんて、本当に少数です。風俗はむしろ、短期で集中的に働いて稼ぐことに向いています。
スキルや経験
風俗嬢として働いて身に付くのは「エッチのテクニック」「接客スキル」以上です。一方、就職して昼職としてコツコツ働いた女性は、様々なスキルや経験を身に着けていきます。
履歴書に書ける「職歴」「経験」「資格」「スキル」がどんどん増えていきます。いざ転職しようとした時、風俗しかしたことがないと苦労します。
普通の金銭感覚を大事にして
どんなに金銭感覚が狂わないよう気をつけているつもりでも、風俗をする前と後ではお金の使い方が変わります。仕事に行けば日払いで3万円も5万円も手に入る毎日を過ごしていて、1ミリも変わらないはずないです。
疲れたり暑かったり荷物が多かったり、待ち時間があったり混んでいたり…当然タクシーに乗ります。また、光熱費を気にしない、自炊や節約をしない、家計や残金を把握していない。
さらには1000円のランチで悩む人が理解できない。高額でなければ値段を気にせず、欲しい物を買ったり注文する。数十円の差で遠いお店まで行って買う人や、クーポンを使う人を、かっこ悪く感じる。
多くの稼げる風俗嬢はこんな感じです。ホストクラブで散財したり、ハイブランドを買いあさったリしなくても、上記のことだけで、風俗嬢にしてみれば「当たり前」「普通」。低収入の昼職にしてみれば「無駄遣い」「浪費家」「ついていけない」と温度差ができてしまうんです。
風俗1本で働いてしまうと、その違いに気付けなくなります。
社会保険や信用
月収15万円の昼職にあって、月収100万円の風俗嬢にないもの、それは会社の社会保険です。フルタイムで働いているのに、社保がないなんて、イマドキ、夜職かフリーランスくらいです(^^;)
私の友人に、フリーのライターやフリーのWEBデザイナーがいますが、会社形態にするか、よほど名が知られている人でなければ、無職同然の扱いだよ。と口を揃えて言ってます。
やはり会社勤務ってすごく信用度が高いんです。どちらが実質的に本業かは別にして、風俗だけでなく何かしら昼職の仕事もすることで、ローンを組んだり、クレジットカードを作ったりする時にとてもスムーズです。
人脈は大事
風俗でも運が良ければ、富裕層の常連客や会社の上の人につながることができるかもしれません。ですが、昼職はもっと簡単に、当たり前に人脈を広げることができます。上司、先輩、取引先だけでなく、異業種交流会や勉強会に参加する機会も多いです。
結婚するカップルの多くが、元同級生か職場結婚、または同級生か同僚の紹介というくらい、人脈があるかないかで人生の充実度って差がでます。
お金はあるけど、友達ゼロ。お金はあるけど、休みはいつも1人で家にいる。お金はあるけど、趣味もないし…こうなると寂しいですよね。
実はこういう風俗嬢がはまるのが、パチンコなどのギャンブル、ショッピング依存症、ホストクラブなんですよ。
将来、結婚や出産する可能性
今は学生だからピンとこないかもしれませんが、皆さん、将来、結婚したり出産しますよね。中には「私は一生独身でいるから、だから風俗で稼げるだけ稼ぐ!」と思っている女性もいるかもしれませんが、人の考えなんて、10年もすれば真逆に変わっている可能性だってあります!
職歴・生活習慣・社会経験・一般常識・金銭感覚、そういったものを世の中の普通に合わせておかないと、いざ、素敵な男性に出会った時に、関係がうまくいかないかもしれません。
バイトと本業では仕事のストレスは全然違う
水商売も風俗も、別に本業があってバイトとしてやる分には、最高に楽でカンタンに稼げる「オイシイ仕事」です。嫌なら辞めればいいし…というより、こんなに効率良く稼げるのに、何の不満があるんだろう?
ですが本業として1本に絞ってしまうと、今度は「今日はいくら稼げるんだろう」「稼げなかったらどうしよう」「指名数が減った、もうダメなのかな」と不安定な数字と戦う日々になります。
お店でランカーと呼ばれる人気女性でも、皆、心のどこかで「稼げなかったらどうしよう」という不安はあります。
まとめ
学生でいられて、しかも自分の都合の良い時間に好きな量だけ働けば、高収入が稼げる。
それってすごく恵まれたことです。
大学はカンタンに辞めず、割のいい風俗バイトで大学生活を謳歌するのがベストではないかと思います。