素股とマンズリ、その違い分かりますか?

      2024/01/01

素股とマンズリ、その違い分かりますか?

あなたの思っている素股、それって本当に「素股」ですか・・・?

ヘルスプレイの定番である素股。正しい素股を教えていると胸を張って断言できるお店はどれくらいあるのでしょうか。大手のグループですら講習で間違った素股を教えていたり、酷い場合だと口頭だけでまともな講習すらしていないお店もあるようです。

働く女の子が傷つかない、苦しまないために、ひいては巡り巡ってお店の評判にも関わることになりますので、風俗スタッフとして責任を持って正しい知識を身に着けましょう。

その素股、正しいですか?

その素股、正しいですか?

風俗を利用するお客様のみならず、風俗業界で働くスタッフにおいても「素股」と「マンズリ」を間違えて覚えている男性は非常に多いです。

お店のマニュアルにそう書いてあるからとそのまま教えている場合でも、実はそのマニュアル自体が間違えていたという可能性もなきにしもあらず…。

講習時に「これが素股です」と言いながらマンズリを教えられたら、その違いを知っている女の子からの信頼は一瞬で無くなりますし、後から正解を知った場合にもその時点で信用ゼロとなるでしょう。

風俗歴が長い女性でも、間違った素股を教えられていて、ずっとそれで接客をしていたという女性は少なくありません。

間違った素股を教えていませんか?

間違った素股を教えていませんか?

まず素股とは「性器同士が触れ合わない」「粘膜接触が起こらない」ようにするプレイです。ヘルスなどではほとんどのお店で素股が基本プレイに組み込まれています。

さて、あなたのお店では「素股」をどのように説明していますか?

 男性器が入らないように手で抑えながら男性器と女性器をこすりつける

 女性の股に男性器を挟み、手などで圧迫したり摩擦などで刺激する

もし前者を素股として教えているなら・・・残念、それは間違いです。

実はマニュアルの整備されたそれなりに大きい風俗店でも、素股と称してマンズリを教えているお店もあるくらい間違った認識をしている人が多いのです。中にはマンズリだと分かりながらも、素股として教えているという店舗もあるとかないとか…

正しい・安全な素股の方法

正しい・安全な素股の方法

ローションをたっぷりつかう

男性器にたっぷりローションをかけるだけでなく、自分の手や太ももなどにもローションをつけておくと摩擦も少なく、粘膜や皮膚に直接体液がつくことも避けられます。

冬場はローション自体を人肌くらいの温度に温めておくのがオススメ

洗面器に熱いお湯を注ぎ、そこにローション容器を浮かべるとちょうどよい温度に温まりますよ。

男性器はがっちりキープ、離さない

素股はどの体位でも男性器をがっちりホールドすることが大切です。必ず手を添えて固定するようにします。そして女性主導になることが基本です。

ポイント
お客様主導になってしまうと、動かしている間に場所をずらしてマンズリをしてきたり、酷い場合には無理やり入れてこようとする風俗客も少なくありません。

正常位

男性が自分のペースをつかみやすく、女性も体力的に楽なのが正常位です。両手で、上から・下からと男性器を包み込むように握るのがポイントです。

圧のかけ方や、上に添える手の形を変えるなど変化を付けることで単調な刺激になることを避けることができます。

また男性が自由に動きやすいため、万が一挿入されそうになった場合などは手で女性器をガードするなどしましょう。

騎乗位

前で挟む方法

前で挟む場合は、両手で男性器を包み込み刺激します。

この場合、女性の前後の動きが多くなるのでローションは男性器だけでなく、玉や鼠径部など広範囲に使用すると動きやすくなります。

おしりで挟む方法

お尻と片手で挟む方法です。この場合、添える手はフォークボールを握るように中指と人差し指で挟むと良いです。

前後・上下と動きにバリエーションをつけられ、また男性側から男性器が見えないことで実際に挿入されているような感覚を味わえます。

バック

男性器を太ももで挟み、手で男性器を包み込む形です。

男性主導になってしまうため、挿入されるリスクもありますが、男性からは視覚的に実際に挿入している感覚になるため人気の体位です。

壁、ソファーや椅子を使って身体を支えることで、片手は男性器に添え、もう片方の手は男性の手を胸に誘導したり手をつなぐなどし、男性の動きをセーブすることで挿入のリスクを回避することができます。

腰の動きに合わせて手で強弱をつける

この時に手の添え方、男性器の持ち方、強弱、力加減次第では本当に入っているように錯覚させることも可能です。

野球でフォークボールを握るように中指と人差し指で挟むように持つ方法は好きという男性も多くオススメです。

マンズリはなぜ危ない?

マンズリはなぜ危ない?

お客様の中には「マンズリ」を素股だと勘違いしている方も少なくありません。しかし、マンズリは女性側にも男性側にもリスクが伴います。

粘膜接触のリスク

マンズリなどの間違った素股は男性器と女性器同士をこすりつけるので、粘膜接触が起きてしまいます。

そもそも素股とは粘膜接触を避け、あらゆるリスクを減らすために行うプレイです。しかしマンズリだと粘膜接触が起きてしまうので意味がありません。

粘膜接触が起こることで最も懸念されるのが性感染症です。性感染症は挿入行為だけでなく、マンズリやフェラなど挿入を伴わない行為でも感染してしまいます。

妊娠の可能性もあり

「入れていないから」「中出ししていないから」妊娠しないわけではありません。

マンズリだけで妊娠するわけがないと思う人も多いと思いますが、それで妊娠する可能性はゼロではありません。

実際にマンズリで妊娠したというケースは稀に存在します。(カウパー腺液には本来精子は混入していませんが、いつ精子が出てくるか分からない状態のため、尿道の方に精液が染みだしてくることがあり、妊娠する可能性があると言われています)

まとめ

たびたびSNSでも風俗関係者の中で話題になる「素股」と「マンズリ」ですが、あなたの認識は合っていましたか?

お店にきちんと説明されないまま働き始め、SNSで何となく違いを知ったあとも、お客様に流されるままマンズリを続ける女性は少なくありません。素股とマンズリの違い、そしてマンズリをすることのリスクをしっかり説明できていれば、このような事態になることを減らすこともできます。きちんとした説明を行わないことは働く女性からの信頼も失うことになります。

女性にとっても正しい素股を会得することは自分の身体を守ることだけでなく、粘膜接触がなくなることで精神的負担も軽くなり、結果としてお仕事に対するモチベーションも保つことができ、収入アップも見込めます。お店としても願ったり叶ったりではないでしょうか。

この機会に改めて正しい素股の方法などをお店全体で周知してみてもいいかもしれません。

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この記事を書いた人

フージョブ編集部
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